山梨オフ会Part1【OZ邸】

日記・雑記
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昨日は、茨城オフに引き続き山梨オフ会に行って来ましたので報告します。

先月拙宅へお招きしたOZ邸とOZさんのご友人のフルテック邸に伺うために朝6時半の電車に乗りました。

最初はOZ邸です。マンションの2階で、下は駐車場となっています。最初に案内されたのは放置部屋です。

アポジーやDDDユニットが放置されています。

更に反対側には

沢山の機材が放置されています。完全にオーディオマニアの様相ですね。写真の真ん中に見えるスピーカーユニットがMFBという制御型のウーファーで今後、DDDユニットと組み合わせてシステムを組まれる予定とのことでした。

機器遍歴や昔話をお聞きしてからリスニングルームへ案内されました。約20畳のリビング兼用の部屋にB&WのM801が3本セットされています。

左右の突っ張り棒はシアター用のスクリーンを固定するものです。

再生用の機材は左側にGTラックに収納されていました。

黒いWADIAのCDTとdcsのDAC、MARK LEVINSONのパワーアンプが目を引きます。プリアンプはACCUPHASEを使用されていました。

後方には、サラウンド用のM802やプロジェクターがセットされています。

OZさんはこれから中年になろうかと言うお歳ですが、学生のころからずっとオーディオが好きで20年以上この趣味を続けられているマニアです。ですから、部屋の中にも接続されていない機材が多数置かれていました。

最初にボーカルから聴かせていただきました。音量はそれほど大きくなく、どちらかと言えば小さめですが、第1印象は「優しく、軽く出る」です。これには誤解なきようにお願いしたいのですがこの「軽く出る」というのは軽い音と言うのではなくて、風のように過ぎ去る音とでも言えば良いのかそんな印象です。同じB&Wのスピーカーを使う拙宅とは傾向がまったく違いますし、M801をご使用のお宅は3軒目なのですが全て傾向が違います。とにかくやさしく風のように流れる音なのです。こうゆう傾向は初めての経験でした。

拙宅の音の印象を「ピカソのような変わった絵ではなく、スタンダードなデッサン(?)で、タッチは油絵や水彩画というよりも高精度のCGのように輪郭鮮明でメリハリがあり切れが良い。低音は腰があり明らかに小口径型のそれである。」と表現していただいたのですが、このような印象を持たれたのが良く分かりました。やはり相互訪問しないと言葉は通じあいませんよね。

そしてこの「優しく、軽く出る音」の印象はその他のポップスやクラシックのDISKでも同じ印象でした。定位や音場感はしっかりと表現された上での話です。場合によっては自然な音と表現しても良いのかも知れません。

その後、機材の変更による聴き比べを実施しました。
①MARK LEVINSONのパワーアンプを100W版(27.5L)から50W版(29L)に変更
この変更はそんなに大きなものではなかったと記憶していますが、傾向を油絵―水彩画と表現するならば、もともとが水彩画的な音がより水彩画的に変化するような感覚でした。

②CDTをWADIA20からSONY XA9000ESに変更
今まで「優しく、軽く出る音」に比較すると、輪郭はやや鮮明になり音のキレが増すような、ややハイファイ調になるような変化です。この変化はかなり大きいものでした。より自分の所と近い傾向なのでしょうが、これはOZ邸の個性が失われる気がしてWADIAの方が好きでした。

③プリアンプの電源にクリーン電源追加(ACCUPHASE PS-500V)
この変化は、いわゆるクリーン電源の効果でSNが向上して、滑らかな音になるような変化を感じました。でも、当日もお話しましたが頭で聴いていたかも知れなくていまいち変わり方の感想に自信が持てません。

④パワーアンプをMARK LEVINSONの29LからSon of Ampzillaに変更
この変更では、より低音が強調されて、音の傾向が油絵的になるような感覚を受けました。

以上の比較は、機器をつなげ変えて同じ曲で比較したものですが、戻しての確認をしたものでもありませんし、音量合わせをしたものでもないので、あくまでその時の感想として捉えていただければ幸いです。

そしてメインイベントのステレオとマルチの比較でしたが、色々と実施はしたのですがどうもおかしいと言うことで中断しました。後でお聞きしたのですが、AVアンプとプリアンプを両方使用のマルチの配線の関係で、センタースピーカーの位相のみが反転してしまっていたのでおかしい結果になってしまったとのことでした。ですから、この比較はDDDシステムが完成した時の次回訪問時に繰越です。

以上、OZ邸への訪問ですが「彼女とデートしていてもオーディオのことが忘れられず、早く家に帰りたい」と思うような青春を過ごされたとお聞きした如く、耳が良く豊富な知識を持った方だということをより深く印象づけられました。このような方が、数多くの遍歴を重ねた上でたどり着いた音づくりなのだろうと思った次第です。

そして、ご友人の超弩級自作オーディオマニアのフルテック邸に向かいました。 

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