不要振動を逃がす -スピーカー編その1

日記・雑記
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このGWに内部振動のアーシング仲間である静岡のバズケロ邸と、新潟のX1おやじ邸を回って来ました。この日記は、その時に持ち帰ったお土産の効果が大きかったので、嬉しくなりフライングで書いてしまった日記です。バズケロ邸訪問記は、ベルウッドさんが書くことになっていますので、この日記は持ち帰ったお土産にフォーカスした日記です。

お土産のきっかけは、2回目の訪問となるバズケロ邸のサウンド変化がとても大きかったことです。どうしてこんなに変わったのかを訊ねても多くは語らないバズケロ氏。きっとあれこれ弄りすぎていて、自分でもどれがどのような変化に繋がっているのか把握しきれていないのではないかと想像しました。

そんな中で私が目を付けたのが、スピーカーの不要振動を逃がすことです。2階のハーベス部屋も、1階のJBL部屋でもスピーカーの位置は1mmも動かしていないと聞きました。それでも、どちらの部屋でもスピーカーから出る音が部屋に大きく回りこんでいました。まるでスピーカー位置を調整して部屋の中にスピーカーを溶け込ませたような変化でした。これを実現するために考えられるもう一つの手法は、スピーカーから出る音のSN比を上げることです。それにしても驚くほどの変化だったので、これは試すしかないと思ったのです。

今回手を入れたのはスピーカー本体の不要振動を逃がすことです。考えてみれば、スピーカーが一番大きな振動源です。これまで実施してきたことは、床から床下に向けて束を使ってのアーシング。

そして、スピーカーのユニット振動を、スピーカー全体の運動エネルギーに変換するウエルフロートの採用でした。

ですが、やはり振動源に近いところから逃がすのが効果的なはずです。こんな発想で試してみました。

手法はCDPやAMPで実施したやり方と同じです。
φ10のステンレスボール(左右2箇所)+2mmアルミ板+20mmのエプトシーラー(70%圧縮で使用)

底板部は大きなバスレフポートがありますし、側板と底板の重なる部分からが振動が抜きやすいと判断して、側板と底板の交わる左右2箇所から抜くことにしたものです。

その効果ですが。。。
めっちゃ効きます。CDPやAMPより、スピーカーの方が効果が大きいのではないかと。まだ昨日帰宅し材料をポチり、今日の夕方に届いて試したばかりです。だから即断は禁物ですが、嬉しくなって日記にしてしまったことから、その効果のほどをご想像下さい。

そして、自分へのお土産はもう一つあります。材料は揃っています。ですがそちらは、今回の変更が落ち着いてから試そうと思います。詳細はそちらもまとめて日記にしようと思います。

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ヒジヤンさん
先日は、怒濤の東西踏破でお疲れ様でした!

言いたい放題のおばかばかりの集まりに、大いに触発されてボトルネックを解消することとなりました。
この変化は追って、日記にまとめたいと思います。

さて、本題のSPアーシングについて、仰る所は良くわかります。
SPこそアーシング効果が高いという。
JBL部屋のチューニング微調整?は最終的にSP下のテンションアースが担っています。
それほど、コントロール幅が大きいのですね。

流石ヒジヤンさん!
B&Wの構造に着目されたアーシングポイントをよくぞ見出されました!
この柔軟な発想こそ、目から鱗のおちまくるチューニングアイデアの源泉なのですね。
次回のプチ箱根越え2が楽しみです!

おめでとうございます。
音楽もオーディオも、心から楽しめる交流に乾杯!

では、では

byバズケロ at2017-05-06 21:23 [このレスを削除する]

こんばんは、スピーカーのテンションアーシングは!サブウーハーで、経験しました

byX1おやじ at2017-05-06 21:32 [このレスを削除する]

バズケロさん、一昨日はありがとうございました!バズケロ邸の進化に触発されて、また楽しむことが出来ました。そう言えば、CDPやAMPの時もバズケロ邸訪問で思い浮かんだアイデアでした。

言いたい放題….X1おやじさんのことかな?私も言っていましたか?言ったとすれば、Yukimuのレコードのことですね。あれは、X1おやじ邸でも同じでしたよ。私はあれは買わないかも(^^;

今回の取り組みは、JBL部屋でずっと目の前にしていた「スピーカーに刺さった上向きのスパイク」に触発されたものです。こんなの効くのかな~、なんていう目で見ていたのですが、まずは試してみようかと思ってやってみたら。。。ヒェー!です。

バズケロ邸もボトルネックが解消して、更なる進化を果たされたようで日記を楽しみにしています。また相互訪問しましょうね!

byヒジヤン at2017-05-06 22:05 [このレスを削除する]

X1おやじさん
昨日は感動のオーディオ体験をさせていただき、ありがとうございました。もし、成金おやじだったらどうしよう。。。と恐る恐るの訪問でしたが、本当に素晴らしかった!バズケロ邸の訪問記が上がった後で日記にしますね。

お土産にいただいた円錐スパイクは2個セットでしたので、今回は4個必要でしたので、手持のステンレスボールを使用しました。

追伸
それにしてもお二人の呼び方ですが、このアーシングは引張りではなく、圧縮して使用するので、呼ぶならコンプレッション・アースですかね。まあ、お二人の間なら通じればよいことですが、ここは全国版なので。。。失礼しました。

byヒジヤン at2017-05-06 22:14 [このレスを削除する]

コンプレッション・アースですね!
了解しました!
意味を共有する為には、イメージ統一した方がいいですものね!

Yukimuは、音源によります。
昨日何枚か通しで聴きましたが、良い物は良いという結果でした。
善し悪しの落差の大きさもリアルな現実で、結局は大元が肝心なのです。
まあ、当時のアルバムを引っ張り出せばテープ自体の音質退化は当然ながら感じますし、このあたりはジャズの音源漁りと同列の悩みでしょう。
今では手に入りにくい盤ですから、オリジナルテープの現状を尊重した貴重な音源というのが、魅力なのだと思い直しています。

では、では

byバズケロ at2017-05-06 22:44 [このレスを削除する]

Yukimuは音源によるんですね。そう言えば、X1おやじ邸で聴かせてもらったレコードもバズケロ邸で聴いたものと同じレコードでした。

>今では手に入りにくい盤ですから、オリジナルテープの現状を尊重した貴重な音源というのが、魅力なのだと思い直しています。

なるほど、その意味からはよくわかります。確かに魅力的ですね。

byヒジヤン at2017-05-06 23:28 [このレスを削除する]

ビジヤンさん
あの変化は、砂箱が主なる効果の結果ですよ。スピーカーのテンションアーシングは、以前から、やっていたはずです。

byX1おやじ at2017-05-07 04:12 [このレスを削除する]

X1おやじさん、これは失礼しました。。。

あの変化は、砂箱が主なる効果の結果なのですね。
ただ、そうすると砂箱をやっていないハーベス部屋の変化の説明がつかないんですね。あの部屋の変更点は、ざっと見るかぎり下記でした。

1、サブウーファーへのウエルフロートの設置
2、ハーベス周りの振動対策の見直し

今回のバズケロ邸訪問で一番感動したのが、ハーベス部屋の音の変化だったものですから。

追伸
私のHNはビジヤンではなく、ヒジヤンですのでよろしくお願いいたします。

byヒジヤン at2017-05-07 06:46 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん
おはようございます。

ハーベス部屋の変化に着目されていたのですね…

前回は昨年夏休み開け頃でしたね。
その後のハーベス部屋の変更点を思い返してみますと、
1、ハーベスの足元からD-PROPを外して、制振対策したウェルフロートへ直置したこと。
2、SWへウェルフロートを入れたこと。(時系列があいまい)
3、CDPの仮想電気アースを取り直したこと。
4、各ウェルフロートのアンダーボードへのメカニカルアースをやり直したこと。
5、電源の高周波クリーナーをJBL部屋へ導入したこと。

砂箱は圧倒的に機器類のS/Nを上げてくれます。JBL部屋の怒濤のエネルギーも奇麗にミストへ分散するような解像度が得られています。

JBL部屋のコンプレッションアースは昨年春休みの箱根越え最終日が導入初日ですので、ヒジヤンさん初訪問時は既に取り入れていますが、当時とはメソッドの完成度が異なりますし成果も音の回り込みにおいては、かなり効果が大きいです。

JBL部屋での解像度アップによるエネルギーの分散効果が、音が回る手助けになっているとすれば、ハーベス部屋はどうでしょうか?

SWのウェルフロート化でハーベスとの繋がりがよくなり、より強い低域を注入できるようになった=部屋外周により豊かな低域音圧をかけられるようになった。
体感では、1がターニングポイントで、出音が強くワイドレンジ化した。=>SWのボリュームをさらに高めることができた。

その上で、メカニカルアースと電源改良とCDP仮想電気アース改良による解像度アップを出音段階で得たために、さらに音が均質に広がった。=どこで聴いてもほとんど差がない広がり。

ここでは書き切れませんが、大筋はそんな流れです。
参考になりましたでしょうか???

オーディオの音を改善するのは、本当に楽しいね!

では、では

byバズケロ at2017-05-07 12:35 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん すんません。
ハーベス部屋の音に注目していたんですね。
バズさんが、解説してくれて、感謝。JBL部屋の事かな

byX1おやじ at2017-05-07 13:29 [このレスを削除する]

バズケロさん、詳細の解説をありがとうございます。

とても参考になりました。ハーベス部屋ではながら聴きでしたので、聞き耳を立てて聴いていたわけではないのですが、音の聞こえ方にアンテナが立っている私は今回の変化がすぐに感じ取れました。以前に比べて、部屋のどこで聞いても同じような聞こえ方になっていると思いました。以前は聴く場所で、聞こえ方が大きく変わっていました。私のものさしでは、これはとても大事なことですし、良い方向への進化だと思ったのです。

きっとこの変化はスピーカーの位置調整をされたのだろうと思ったのですが、スピーカーの位置は1mmも動かしていないと聞いてビックリしました。そこで再考したのがスピーカーから出る音のSN比があがったのだろうということです。このSN比が上がると、同じ音の回り方をしていても響きや細かい音などがより多く聞こえてきて、あたかも以前より臨場感が増したと感じるものだからです。サブウーファーも同様です。SN比が上がると、メインスピーカーの音との繋がりも良くなったと感じるものです。加えて、聴感上の部屋の響きの癖も抑えられていました。

JBL部屋の解説もよくわかりました。ですが、こちらは更に激変したのですね。もう一つの日記のほうに感想を書き込んでおきますね。

>オーディオの音を改善するのは、本当に楽しいね!

まったく持って同感です!

byヒジヤン at2017-05-07 20:59 [このレスを削除する]

X1おやじさん、そうなんです。上述の通り、私は音の聞こえ方へのアンテナが高いものでハーベス部屋の変化に驚きました。この手の話題は、翌日にも話し合いましたね。

ですが、バズケロさんもX1おやじさんもJBL部屋と砂箱へのアンテナが高いことがよくわかりました。よく読まないとハーベス部屋の話なのか、JBL部屋の話なのか、それとも砂箱の話なのか、と混同しますね。

こんな点からも、各自のアンテナの高いところにピピっと来ることが見てとれます。JBL部屋でのお二人の会話でも同様なことを感じていました。

同じアンテナ、違うアンテナ、それぞれですが、そこがまた面白くもあり、気づきや発見に繋がるものですね。楽しいです!

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