金属たわし仮想アースのお試し2

日記・雑記
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スピーカーの逆起電力のアースとして試した、金属たわしを使う仮想アースが良好だったので、更に発展させる検討を進めている。発案者のせんべいさんからも経過報告がされているが、新らたに考案したものは様々な環境で試し、情報交換することが完成度を高めるのに有益である。

1、金属たわし仮想アース設置の環境と効果
拙宅では、接地抵抗(1.8Ω)の大地アースと銅管を用いた仮想アースを採用している。それに追加する形で、金属たわし仮想アースを設置するケースである。この環境でも金属たわし仮想アースを追加することで効果があるのを確認済だ。更に各種の組み合わせ方により、明瞭度と響きのバランス取り、聴感上の帯域バランス調整などにも活用できることを確認した。

2、仮想アースの仕様
現在は左右のスピーカーのみならずCDプレーヤーとアンプにも追加して、計4個を接続している。手持ちの材料を追加して、現在の仮想アースの仕様は下記である。

・金属たわしをステンレスマグカップにぎゅうぎゅうに詰め込みフタをテープで固定した仮想アース
・金属たわしの材料は音の輪郭が鮮明になり、響きとのバランスが良好であったステンレスたわしを採用している
・仮想アースと機器は銅単線を使って接続 (アース線はマグカップ内面に這わせるように設置)
・アース線に使う線材で音がかなり変わるので、以前に確認して自分好みな音質の楕円銅単線を使用している
・仮想アースの設置は5mmのアルミプレートを敷き、周囲にステンレス+銅やステンレスの金属たわしを設定した

考え方は、ステンレスマグカップを電荷蓄え用のダムと見立て、内部のステンレスたわしでエネルギー置換するもの。マグカップ下のアルミ板でダム容量を増強し、周囲の金属たわしでもエネルギー置換をサポートしようというものである。

3、その後の経過
今は通電によるエージングを実施している。現在のお試し結果では1日3時間程度の通電で、2~3日で音の変化が安定するようだ。変化の仕方は徐々に力強さが増し徐々に落ち着く感覚だった。マグカップの周囲に置く金属たわしの種類でも音が変わるのが面白い。まずは手持ちの材料をフルに設置し、エージングが落ち着いたところで音を聞きながら徐々にシンプルな仕様に見直す予定。

CDプレーヤーとアンプへのアース線の接続は先端を円弧上に曲げて、PINジャックのマイナス側に挟み込み、その上からPINプラグを差し込み固定した。

 

このアース線を、機器のどのプラグに差し込むかの違いでも音が変わるのでサウンド調整に使えると思った。

4、音への効果
音への効果は、基本的に鮮明になりクリアになる方向だが、仮想アースとして使う金属たわしの材質、マグカップ下の材料、アース線材、機器へアース線を接続する位置などで音が変わる。
・仮想アースとして使う金属たわしの材質による大まかな音質傾向は以下であった。(前回日記)
 スチールウールたわし・・・響きが減る傾向
 銅+ステンレスたわし・・・響きが増加しふくよかになる傾向
 ステンレスたわし・・・実音と響きのバランスがアース設定前と同程度
・マグカップ下にアルミプレートを敷くことで低域の力強さが増す傾向
・アース線材は、ラインケーブルに使用した時と同じ音質傾向となる
・機器へアース線を接続する位置で、聴感上の帯域バランスや響きの出方など音がかなり変わるので、いろいろ試して好みに合う位置を探すのがよさそう

来週に近々のサウンド変化の検聴会を予定しているので、通電による音の安定を確認した上で、アースの接続位置、使用材料、設置方法等の各種の組み合わせにより、検聴に向けたサウンド調整を行う予定だ。たわしの材質や置き方、接続位置で音がころころ変わるので手間もかかるが、このサウンド調整がオーディオをやる楽しみでもある。

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この仮想アースは面白いですね。
これはイケる、と直感的に思いましたので始めたところ奥が深くて楽しいです。発案されたせんべいさんは、より一層楽しまれていることと思います。

話題が少しそれますが、オーディオを真剣に始めた頃は様々な工夫で音が激変し、血が沸き肉が踊るような感動を味わえたものですが、追い込みも進んで来るとなかなかそんな体験は味わえなくなりました。そんな感動を再び追い求めているのかな~なんて思います。

その中で、この金属たわし仮想アースはかなりのヒットでした。手持部品の活用もありますが、コストが2千円しかかかっていないのはウルトラ級のコストパフォーマンスで、皆さんにお勧め出来るアイデアだと思います。

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