金属たわしは力強く豊かな音の真鍮たわしが好ましい、ケースは色付けをほとんど感じないガラス製が好ましい、と単品評価の結果までをまとめたのが前回の日記です。
今回は、選んだ単品材料を組み合わせてアーシング・システムとしての活用の内容です。
ガラスケースの各面にコルクシートを設置し、小分けにアルミホイルに包んだ真鍮たわしをぎゅぎゅうに押し込み、ケース蓋にアース線用の穴を空けたもの。(800mlの市販品)
⇒金属たわしアースから直列に大地アースに落とすことで効果は倍増します。
大地アースを使わない場合、自分が試作した中で、一番簡単に作れて、効果が大きく、経費が掛からない方式はこれだと思います。
100均のガラスケースにコルクシートを貼り、アルミホイルで包んだ真鍮たわしをぎゅうぎゅうに詰め込み、アース線をつなぐだけです。ガラスの蓋のところにあるパッキンにアース線が通る部分だけを切り込みを入れればこれで終わり。後は二連結につなぐだけです。
・金属たわしにアルミホイルで包む効果は、包み込むように通電することのみでなく、たわしの振動抑制にも効果があるようです。
・二連結するアースユニットは、機器に近い一段目と二段目は同じ材料を使うのが効果的と感じました。
・もろもろの原理やたわしの中で何が起こっているのかの推論は別の日記でまとめようと思います。
二段目の仕様は、大地アースに落とすのがいいのか?それとも金属たわしアースの別個体につなげるのがいいのかもやってみました。結果は以下でした。よかった順です。
大地アースに落とす > 一段目と同じ材質のアースにつなぐ>一段目と違う材質のアースにつなぐ
自宅では、 CDプレーヤーとAMPはたわしアースに通した後で直列に大地アースに落としました。 スピーカーは、真鍮たわし+ガラスケースの二連結タイプのアース設置としました。それほど大きな音の違いはないです。三連結とすればまた効果があがると思います。大地アースの設定の有無や配線の取り回しやすさで決めればいいと思います。
このような得失比較と聴き込みから、自宅での機器外部でのアーシング系統は以下の様になりました。
回路上はアースループしまくりのように見えますが、アースループの弊害は感じられません。 金属たわしアースを設置前と比較すると、音の力強さや鮮度感が大幅に向上し、低音楽器の定位も動かずに、コントラバスの弦の震えまで感じられるようなサウンドアップが図れました。
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