MFPCとの対決:リターンマッチの準備

日記・雑記
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前回の対決で敗北を期したものの、サウンドの比較やMFPCの構成、そして音質への配慮は参考になる点も多くCDサウンドの更なる改良を進めました。その結果は、すでに桜満開です。

そこで、桜が散る前にMFPCとの対決リターンマッチを実施しようというものです。今回の内容は大別して二つとなります。

①メイン対決:MFPC最新ヴァージョン vs エソテリック K-03Xs(改)のサウンド比較
②ストリーミング対決:「Spotify+ラズパイ4+volumio2」 vs 「Amazon music HD+ただのPC+HiFace evo」のサウンド比較

<準備状況>
①メイン対決
サウンド比較については、自宅のCDPのサウンドアップがポイントです。こちらは流行の電研<<ノイズカットトランス>>の採用が主な改良点となります。

ただ、これはMFPCの再生にも効きますね。電研<<ノイズカットトランス>>の効果が大きいとは言うもの、前回比のMFPC比での改良となるの、はトランスポート部に対する効果でしか差がつけられないです。

これに対して、MFPCサイドもかなりの改良を実施している模様に見受けられます。

そこで、
CD再生における静電気対策を取り組んでみたのですが・・・・・
1)ベキスタットによる静電除去をトライ

効果なしでした。

次なる策を練るために、nightwish_daisuさんが静電気測定器を貸してくれたので、静電気が発生している場所を調査しました。

・・・・ところが、
CD再生時にオーディオ周りのどこを測っても静電気の発生はありません。

真冬で乾燥した、湿度も20%の環境条件です。
スピーカー周りも、機器周りも、ケーブルも、CDですらトレイに置けば、静電気の発生はありませんでした。

この静電気測定器は測り方が大事です。ブログなどで、CDなどに近接させて測定する様子を目にしますが、この測り方は間違いです。ふたつの赤色光の焦点が合うところで測定することが、取扱説明書に規定されています。近づけて測定すれば、数値が上がることがありました。

◇測定結果からは、CD再生時の静電気問題はないので、静電気対策の実施は取り止めました。

◆したがって、今回の対決でのレベルアップ項目は、
『電研<<ノイズカットトランス>>採用によるトランスポート部の改良のみ』となります。

②ストリーミング対決では、自宅にあったものの組合せですから音質追求はしていません。

「Spotify+ラズパイ4+volumio2」 vs 「Amazon music HD+ただのPC+HiFace evo」の比較結果はどのようなものになるでしょうか。

さて、これで取り急ぎの準備は整いました。
対決の日を待つのみです。

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理解度が分からないので一応全部書いてみます

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<事前の設定>
●Windowsのボリューム。再生に使うデバイスの音量を100%に。
●AmazonMusicHD設定「ラウドネスノーマライゼーション」をOFF。

<再生直前の確認・設定>
●これから再生する音源の音質を確認。CDなら44.1kHzのはず。ハイレゾなら96kHzまたh192kHz。これ以外に48kHzもある。
●次にWindowsで再生に使うデバイスのサンプリングレートを音源と同じにする ※ビット深度は必ず24ビット
※Windowsでは「既定の設定」「共有モードで使用されるサンプルレートとビットの深さを選択します。」という項目。
例えば、音源が96kHzなら、「24ビット、96000Hz (スタジオの音質)」を選びます。
この設定が超重要!!Amazonに自動で合わせてくれるように依頼しているのですが、未だに実現しません。一般の再生ソフトでは気にすることがない設定です。

<再生後の設定>
●AmazonMusicHDのスピーカーマークから「排他モード」をONします。

デフラグは昔からWindowsにある機能です。SSDなら必要ありません。記憶デバイスがハードディスクのときに必要です。

https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-pc-%E3%82%92%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B-048aefac-7f1f-4632-d48a-9700c4ec702a

3か月か忘れたころにやっておけば大丈夫です。
もしくはやらなくても大丈夫です。

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予告日記とはこれまた新しいですね!
前回は5台まででしたが1台増えたので6台でもお聴き頂けます。
普段は5台で聴いていますけど変化に注目です。

ラズパイは今はvorumioではなくHiFiBerryOSとなります。
こちらは総額2万円未満でiphoneからSpotify再生です。
PCからでも再生可能なのですが、MFPC構成で言いますと2台構成となります。
こちらはSpotifyストリーミング再生とMFPC2台~4台からなるroonからHiFiberryOSで再生も可能です。
Spotifyと同じ圧縮音源もあるので比較が可能です。
今や需要急拡大中のストリーミング再生ですが、同じデジタル再生で音の鮮度にどれほど影響を与えるかが注目です。
まったく同じクオリティーであれば、世の中のオーディオは全てストリーミングで良くなるわけですがそう簡単にはいかないところがオーディオです笑

あとはヒジヤンさんのAmazonHD再生とラズパイHiFiberryOSの比較ですが、ヒジヤンさんはUSBDDCを使用してCDPの同軸接続をされていると思います。
ラズパイはPC本体でI2Sと言う規格の接続で同軸変換ボードと直接接続されています。
この比較は純粋にUSB接続がいかに鮮度を落としてしまっているかをご確認頂けます。

MFPCではDirettaを使用しそのUSBのネガティブな要素の一部を限りなく軽減させているとお考え下さい。

電研トランスを導入されたヒジヤンさんのサウンドがどう変化したか楽しみにしています。
MFPCと電研トランスは比較対象ではありませんがサウンドに変化は確実にあるのでどうなるか楽しみですね!

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nightwish_daisuさん、レスありがとうございます。

Amazon music HDの排他モードの使い方ですが、今年の1月に使い始めたときに調べました。

1、「Amazon Music HDの再生アプリが「排他モード」に対応した。」・・・Stereo Sound onlineの記事です。
→ここでは、スピーカーマークを押して、排他モードをクリックすればよいとあります。
https://online.stereosound.co.jp/_ct/17359994

2、「Amazon Music HDが待望の「排他モード」対応!」・・・AV Watchの記事
→ここでは、諸々の設定が必要と書かれていました。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1240288.html

3、nightwish_daisuさんの日記も見ましたが、2021年1月の時点でのAmazon HDでは、操作の簡易化が図られているようでした。
・・・このような書き込みをもらうと、見る人も混乱するので確認してみて下さい。

4、念のために自分のパソコン内の設定を確認したところ、サンプリングレートは24bit/48KHz ・排他モードのアプリケーションを優先する にクリックが入っていました。
・・・自分で操作していませんので自動になったと思います。

5、44.1KHzの音源を48KHzで刻んで再生したら、おかしな音になるので、自動で選別できていると思われます。
・・・1回1回合わせるなど面倒なソフトでは使い物にならないと思います。

◆以上から、排他モードは問題なく活用していると思います。

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いろいろ弄ってみて理解しました。
各ユーザーが理解しておけばよいのは下記かと思いました。

①HDと呼ばれるCDレベルの音源再生の場合
・ストリーミング音源が16bit/44.1KHz
・上記に付き、PC側の設定が16bit/44.1KHzとなっていればOK
・16bit/88.2KHz、16bit/176.4KHzなどにアップサンプリングもPC側の設定で実施することが可能
・48KHz、96KHz、196KHz や 24bitにすると、録音時のデータと異なるので止めた方がいい

②UHDと呼ばれるハイレゾレベルの音源再生の場合
・ストリーミング音源が24bit/44.1kHz〜192kHz(44.1があるのがくせものだが、基本48KHzの整数倍だと思えばよさそう)
・上記から、PC側の設定を24bitに変更が必要
・48KHz→96KHz→196KHzなどのアップサンプリングもPC側の設定で実施することが可能
・44.1KHz、88.2KHz、176.4KHz や 16bitにすると、録音時のデータと異なるので止めた方がいい

◇殆どが16bit/44.1KHzなので、PCの設定がこれになっていれば基本は設定をかえなくてもOK
→UHDの音が悪くなるだけ

◇サンプルレートとビットの深さの設定は、自分のPCでは下記でした。
1)スピーカーの形のアイコンを左クリック
2)上に出てくる機器のマークを左クリック
3)詳細の「規定の形式」で16bit/44.1KHz、24bit/96kHzなどを選択すればOKです。

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排他モードの件です。
・現状の排他モードでも、音はよくなると感じます。
・排他以外のときもボリュームMAXとしておけば、瞬時に比較できます。
・ですが、本当の意味の排他モードにはなっていないのですね。
・Amazonとの交渉を頑張って下さい。

UHDの件は、少なくとも44.1KHzは止めて欲しいと思いました。ユーザーを混乱させる極みかと思いました。

デフラグの件はわかりました。
・どうもおかしいと思ったら、デフラグの最適化を実行していることを疑えばいいのですね。

いろいろ勉強になりました。

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諸々の音質確認をしました。
・確かに手動でサンプルレートとビットの深さの設定をした方がよいですね。下記が拙宅での変化の仕方でした。

確認音源
ストリーミングでは殆どJ-Popを流しているので、
・HD(SD)音源は、松田聖子シリーズで確認した
・UHD音源は、岩崎宏美シリーズで確認した
・排他モードはONとしている

HD,SD音源(16bit/44.1KHz音源)では、
・16bit/44.1KHzでの再生に対して、手動で24bit/44.1KHzに設定すると、音色の変化は少ないが、音が前に出る傾向(悪くない)
・しかしながら、響きが耳に付く感じがマイナスポイントと感じた
・16bitのまま、88.2KHzや176.4KHzにアップサンプリングすると、プチプチとしたノイズが出やすくなる
・以上から、HD,SD音源は、16bit/44.1KHz設定が好ましい

UHD音源(24bit/44.1~192KHz音源)では、
・16bit/44.1KHzのままで再生するのに対して、手動で24bit/48KHzに設定すると、音が大きく広がる。音色の変化はそれほど変わらない。
・24bitのまま、96KHzや192KHzにアップサンプリングすると、プチプチとしたノイズが出やすくなる。
・以上から、UHD音源は、24bit/48KHz設定が好ましい

面白いと思ったのは、Amazon music HDのスピーカーマークを押すと「利用可能なデバイス」に下記の3種選択と、排他モードスイッチが表示されます。上から、

○SPDIFインターフェイス:デフォルト
○スピーカー
○SPDIFインターフェイス

一番上と三番目はどちらも同じ機能の選択ですが、三番目を選択した方が音がいいように感じました。

◆オーディオは何をやっても音が変わるのも面白い点ですね。

◆後は、設定変更を繰り返していると「ブチブチ」ノイズが出るようになったり、「ザー」と音がノイズだけになったりしました。

自分だけの耳ではプラシーボもあるかもしれないので、今度MFさんと一緒に聴いてみます。

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