音色のバランス – スパイラルを繰り返す

日記・雑記
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オーディオは難しい!と感じた出来事でした。
協奏曲におけるソロのピアニッシモの音色が、通常部分の音色と変わってしまう対策として、アンプのLED照明を外した時のこと。狙いとしていたヴァイオリン・ソロのピアニッシモの音色は改善し、全体的にも満足していました。

ところが、今度はバロックの古楽器の音色に不満が出てしまいました。

レイチェル・ポッジャーが率いるブレコン・バロックのバッハ ヴァイオリン協奏曲を聴いていると、どうも弦楽器の音が気になるのです。高域が耳につく音色で、音量を上げると耳障りに感じました。

オーディオでの変化点は、アンプのLED照明を外しただけです。どうやら、LEDが出すノイズは弱音を濁らせるだけでなく、全体の音色にも影響しているのだと気づきました。

・・・これは、LED照明を元に戻すしかないのか?と悩みました。 ですが、折角一歩前進したのに元に戻すのも不甲斐ないです。しばらくそのままにしておいたのですが、思い浮かんだのが金属タワシアースの材質でした。オールNCT給電を採用した時に、以前に比べて「オーディオ的快感が減退した?」ことへのお手当として、ステンレスたわしを混入することで高域を立てる対策をしたことが思い出されました。

もしかして・・・と思い、高域を立てるステンレスたわしを真鍮たわしに入れ替えてみます。たわしの入れ替えの効果は、即断は禁物というのが以前から学んでいたことなので、1日経ってから確認したところ、古楽器らしい音色が回復し、音量を上げても耳障りな感じはなくなっていました。 どうやら、LED照明から出るノイズが音色をなましていて、それを補完するためにステンレスたわしで高域を立てることでバランスを取っていたようです。LED照明のノイズがなければ、帯域バランスが素直な真鍮がマッチしたと考えられます。オーディオ的な快感は減退していないかの確認もしましたが、特に問題は感じませんでした。

対策は決まりました。金属たわしアースのアクセント付け用のステンレスは真鍮に戻すことにします。金属たわしアースのポッドは拙宅では11個使用しています。
CDP用・・・1L品 3個
スピーカー用・・・400ml品 片側3個 計:6個
DDコンバーター用・・・400ml品 1個
USB用・・・300ml品(5円玉電極) 1個
これでアースポッドの中身はすべて真鍮たわしとなりました。

今回の日記は、行ったり来たりでお恥ずかしい限りですが、結局のところオーディオは、3歩進んで2歩下がる様なスパイラルを繰り返して、徐々に追い込んでいくしかないのだろうと思った次第です。

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