急に寒くなったので冬支度の衣替えをしていた時に、以前にアクセサリーを試すために使っていた小型ボードが出て来ました。人工大理石を2枚重ねにしたボードは、また使う機会もあるかもしれないので、どこに仕舞っておこかと考えていた時のことです。
フロントの床面付近に目が留まったので、仮に置いてみたのですが、これがビックリです。
「音がいつもと違う」
ブラームスのクラリネット五重奏曲のクラリネットが強く響いてきました。
「まさか、この小さなボードの影響なのか?」
と思って、ボードを外すといつもの音に戻ります。
「もしかするとツボを押したかもしれない・・・」
そんな思いが湧いたので、聴きなれた調整用の音源で確認すると、どの音源もボードを置いた方がよく感じました。
「これはツボを押したかも?」との思いがわいてきます。
ですが、単に置いただけだと「音が強すぎる」ようにも感じました。
そこで、床面付近の音響ボードの再調整を実施することにします。
<ツボ押しの効果>
音像のまとまりが良くなり、音が濃くなること
副作用として下記が損なわれていないかの確認と、ずれが生じていれば再調整を実施しました。
<確認指標>
①ボーカルが目線の高さから聴こえること
②合唱はボーカルより高い位置から聴こえること
③楽器の配置に違和感がないこと
④カノンや幸田浩子の音像定位に狂いがないこと
⑤ケリー・スウィートの”キンコンカン”がらせんを描きながら上下すること
⑥音色が自然であること
結果は、
・追加のボードはセンターパネルに近づけて置くこと
・左右のスピーカー前のボードとセンターのボードの微調整をすること
でまとまりました。
音が強く感じたのは、音像がまとまるため、同じボリューム位置だとより強く感じるためでした。音量を少し下げると「濃く、芯があり、キツくならない」よい塩梅の音です。
思わぬ拾い物でした。まさかこんな所にツボが潜んでいたなんて想像もしていなかったです。
まだ他にもツボが潜んでいる・・・・?
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