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ミュージカル”RENT”@シアターオーブ

日記・雑記
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裁判所に資料を送付して一息つきましたので、ミュージカル観劇をしてきました。ちょうどこのタイミングに観ることが出来たのは、開幕前の割引チケットを購入したからです。ですが何故にミュージカル”RENT”を選んだのか。

 

ミュージカル”RENT”は30年近く前にブロードウェイで幕を開けた作品です。当時に社会問題となっていた「エイズ」を題材にして、どうにも出来ない現実に辟易しながら、病魔に恐れながらも、生きていく若者たちを描いたロックミュージカルで、同性愛、ドラッグ、エイズなど、目を背けたくなるようなグロい題材の中で、人が根源的に持つ愛や友情にスポットを当てています。汚いものがあるから、美しいものが際立つ感覚でしょうか。そこに流れる音楽のハーモニーの美しさは特筆ものです。

この”RENT”のブロードウェイキャストの来日公演が、日本公演での初演キャスト「山本耕史」を交え、「日米合同キャスト」で上演するとのことで興味がわきました。

 

会場は東急シアターオーブです。渋谷ヒカリエの11階から16階部分にある、1階から3階までの座席数2000名規模の劇場です。割引チケットの当日渡しで、座ったのは2階席の中ほどでしたが、PAを使うミュージカルなので音量は十分でした。頭上は3階席が被っていましたが、直線的に音が届くPAでは特に不満はなかったです。

座席位置からステージの見え方は、ほぼ下記の写真と同じでしたのでステージは遠かったです。

ステージの様子を撮った写真を拡大したのが下記です。

ステージの左サイドに楽器演奏のゾーンが設けられていて、中央から右側が歌い演じる舞台です。

 

ブロードウェイキャストの公演を観に来たのはこれで2回目ですが、「歌声のハーモニーの美しさ」は相変わらず特筆ものです。主役級で出演した日本人の山本耕史も、ブロードウェイキャストの中でまったく引けを取っていなかったことに感激しました。ただ、観るにはステージがやや遠かったです。多くの役者が出て来ると、どの人がどの役かを見失ったり、表情がわからなかったりでフラストレーションが溜まりました。

 

会場内は、”RENT”ファンが多かったです。物語の進行に合わせて遅れずに観客から手拍子が入るのには驚きました。そして、歌唱後に入る拍手のキレの良さは抜群です。コンサート、オペラなどにも行きますが、拍手の音にこれほどのキレを感じることは少ないです。観客の熱狂ぶりが、拍手からも伝わって来ます。特に1階席前方は終演時には総立ちで拍手を贈り、その熱狂ぶりに目を見張るものがありました。

 

やはり観劇は近くで観て、劇中にどっぷりと浸かり、感情移入しながら観たくなりますね。コンサートでは、音重視で座席位置を選ぶのが習慣になっていますが、観劇は見え方重視で感情移入できることを重視して座席選びをしていこうと思いました。

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