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導電材の取付け方 – CD記録面の静電気対策

日記・雑記
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材料選定の検討では、同じ導電繊維でも厚みの差で効果が変わることがわかりました。

サンダーロン(2mm) > デンキトール(0.5mm) > 導電不織布(0.25mm)

材料の厚みがある方が、回転することで静電気を発生させるCDとのギャップが小さくなるために静電気除去の効果が大きくなると言う考察です。

 

ただ、厚みのあるサンダーロンをトレイに設置するとCDを入れた時に斜めになるのが精神安定上は気になります。下からCDを持ち上げるので、実質上は問題ないと思うのですが、気持ちよく使いたくなるのは自然なことですね。

 

そこで、トレイの形状に合わせて3か所にサンダーロンを設置することで、トレイからCDが2mm水平に持ち上がることで安定します。VRDSの挟み込み時に影響がないかが気になりましたが、何度CDを入れ替えても影響はなかったので問題なしと判断しました。

 

課題:導電繊維はトレイに1か所設置がいいのか、3か所設置がいいのか?

 

これを試す前に、Mt.T2さんから聞いたのは、「インフラノイズで検討を重ねた結果がサンプル品の形状に落ち着いた」とのことでした。トレイに全面貼りをすると音色的にもう一つだったそうです。そんな事前の情報を聞いていたので、いたずらに導電繊維の面積を増やさない形で試しました。

 

サンダーロンとデンキトールは材料を所有していたので比較しながらの試聴です。

「1か所設置と3か所設置の比較」 × 「サンダーロンとデンキトールの比較」

これらの比較を様々な音源で実施しましたので、かなり厄介な作業とはなったのですが、最終的に「サンダーロン(2mm)の3か所設置がベスト」と判断しました。聴き比べても大きな差があるわけではないため、どこがどう異なるとは明言は出来ません。ですが、「どうやらウチでは一番コレが合いそうだ」という感覚です。

 

トレイに導電繊維を設置すると音が濃くなることは一聴して感じるのですが、時に音が強すぎると感じることがあります。特にやや甲高い音が気になるケースがあるのですが、サンダーロンの3か所設置が一番「どっしりと落ち着く」感覚でしたので、これに決めました。ヒアリング結果の音質傾向は下記です。

・1か所設置と3か所設置の比較では、両仕様共に3か所設置の方が効果が高く感じました。

・材料違いの比較では、デンキトールは比較的に中域・高域がクリアになる傾向と感じました。

・どの仕様も音が明瞭かつ濃くなる方向なので、ベスト音量は下がる方向でした。

導電材の最適な設置方法は、「使用機材」「聴く音源」「個人の好み」などの要素により変わると思いますので、マイ オーディオ サウンドの調整は自分で確認するのがよさそうだ、と思った次第です。

 

さて、CD記録面の静電気対策は固まって来ました。ですが、もともと実施していたCDのレーベル面の対策(C Mtrix)は不要となるのか?などの見極めが課題となりました。

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