コスパ最強の音質対策として検討を進めて来た「CD記録面の静電気対策」ですが、前回までで「材料選定」「設置方法」を決めましたので自宅での活用方法の検討は完了しました。
気になるのは、これまで実施してきた「CDレーベル面の静電気対策」との組み合わせはどうすべきか?です。
これまでの検討結果を、音への影響の切り口で整理すると下記となります。
CD記録面の静電気対策の効果
①音が濃くなる
②音像が安定する
③埋もれていた音が浮かび上がる
CDレーベル面の静電気対策の効果
④音が広がる
⑤音が滑らかになる
⑥立体感が増す
簡単に言えば、「記録面とレーベル面の静電気対策の効果は全く異なる」と感じます。
そこで、A:記録面のみの対策 B:レーベル面のみの対策 C:記録面とレーベル面の両方を対策の聴き比べをしてみました。
結果は、C=A+Bでした。両方のよい所取りです。
なぜこうなるのかはよくわかりません。
記録面対策とレーベル面対策を比較すると下記です。
・CDの記録面対策とレーベル面対策では音への効果が違い、両方実施することで足し算で音への効果は上がる
・音楽ジャンルによっては、どちらの対策が効果的かの違いはある。(個人的感想)
記録面対策:ジャズ・ポップスに効果的 レーベル面対策:クラシックに効果的
・コストパフォーマンスは圧倒的に記録面対策に軍配が上がる
・ただし、レーベル面対策は使用前/使用後の効果を比較しながら聴くことになるので、継続的なマニア心の満足感が得られる
以上から、自分のCD静電気対策の活用方法は下記とすることにしました。
・お気に入りの音源は記録面とレーベル面の両方を実施する
・たまに聴く音源は記録面対策のみとする
これでCD静電気対策の活用検討は終わりにします。
でも、なぜ記録面とレーベル面の対策で、このような音へ効果の違いが出るのでしょうか。不思議です。
<これまでの流れ>
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