クラシック音楽館

日記・雑記
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ブルーレイ・レコーダーを買ってからNHKが毎週日曜の夜に地上波で放送しているクラシック音楽館を録画して見るようになりました。

これは5.1chサラウンドの放送なのですが、AACなのにウチのマルチ・チャンネルの環境で再生すると結構音がいいので、ちょっと得した感じになっています。
オーケストラ録音で共通して言えるのは低音をよく拾っていて柔らかいグランカッサの音などコンサートホールの空気感の再現ができていること。

NHKの録音技術の高さには脱帽です。
さすがにちょっとコンプレッサーは使っているようですし、コンチェルトものでは独奏楽器はややクローズアップされているように思いますが、あざとい感じは全くないので十分楽しめます。

今年になってからのいくつかの放送の中ですごく気に入ったのはアレクサンダー・ロマノフスキーのピアノ、ジャナンドレア・ノセダ指揮のN響定期公演のラフマニノフ作曲、パガニーニの主題による狂詩曲。

[:image1:]

これはサントリー・ホールでの収録。
ロマノフスキーの超絶技巧と18番の変奏などの唄い方の素晴らしさ。
完全に魅了されました。
この曲の一番のお気に入り録音になりました。

この一連の放送ですが、絵が見えることの楽しさもあって、ユジャ・ワンがN響とファリャやラヴェルを弾いた会では、その斬新でセクシーな2種類のドレスで楽しませてくれたし…(彼女の名誉のために言うとラヴェルのト長調の演奏も切れ味があって素晴らしかったですが…笑)

昨日放送されたパーヴォ・ヤルヴィ指揮のショスタコーヴィチの交響曲5番も素晴らしい演奏でした。パーヴォ・ヤルヴィはやっぱり魅力的な指揮者ですね。
これは音が悪いと言われているNHKホールでの収録ですが、録音で聴く限りはそんな感じがしないので録音のうまさでカバーしているのでしょう。

最近、あまりテレビを見ないので、この番組が僕がNHKの放送料を払うほとんど唯一の理由になっているかもしれません。

メインの別blogはこちらですが、ほとんど同じ内容をコピーしています。

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