不思議なCD

日記・雑記
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ネットでの評判はいいのだけれど自宅ではどうもうまく鳴らせないCDがいくつかあります。

これもそのひとつでした。

[:image1:]

ジャネット・リンドストレームの「フェザーズ」というCD。

鮮度感のある音ではあるのですが、ヴォーカル、ピアノともコンプレッサーが強くかかっているような感じでヴォリュームを上げていくとうるさくて聴きづらい。
それでしばらく聴いていなかったのですが、最近ひょんなことから久しぶりに聴いたら、そんなに悪くない。
ダイナミックレンジを押さえつけられたような感じがなく、もっとのびやかな再生音になっている。

ジャケットを見直したらHDCDと書いてある。
それでハタと気がついたのは前に聴いてよくないと思ったのはHDCDに対応していないマランツのプレーヤーだったからかもということ。
今回使ったOPPOはHDCD対応機。
前にリッピング・ソフトのdBpoweramp のHDCDデコード機能について書いたときに、yamamoto2002さんからの情報などによってHDCDではデコードしない状態で聴くとコンプレッサーがかかったことになる録音があることを知ったのだけれど、これもそうなのかもしれない。

というわけで、このディスクもリッピングでHDCDデコードしてみました。
このリッピングソフトをウチのネットワーク・オーディオ(を使って聴いたところ、なぜかさらに気持ちの良い音になっている。
ピアノの高音のピークがすごくきれいだし、ヴォーカルの伸びもいいのでヴォリュームを上げていってもうるささを感じない。
それに比べるとディスク再生の方はまだピアノの高音ピークで若干歪感がある。
ネットワーク・オーディオでもDACはOPPOのものを使っているので、ちょっと不思議。

同じDACで再生しているのにディスク再生の方が音量が大きいので、もしかするとOPPOでのデコードではクリップしているのかもしれない。
私のdBpowerampでのデコードは前にベルウッドさんも話題にされているように+6dBのオプションは使っていないので、クリップしていることはないはず。

もし、このCDをお持ちでdBpowerampでのリッピングできる環境のある方はぜひHDCDデコードを試して感想をお聞かせていただきたいのですが…。

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