genmiさんにお招きいただいてHarubaruさんとご一緒に今年3回目(!)の訪問をさせていただきました。
前回からここに至るまでルームアコースティックをかなりねりあげられたとのこと。
前々回ウェルフロート導入後に聴かせていただいたときはその飛躍的進化に驚嘆したのですが、実は前回の音は私にとってはちょっとしっくりしなかったのです。
その訪問記もなんとなく煮え切らないような書き方で…うまく書けてません。
オフ会そのものは楽しかったのですけれど…
今回の変更点は…
正面は両サイドのヤマハのボードの角度がわずかに変わりました。
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フロント左右は両側面の壁にフラッターエコー対策の吸音パネルがそれぞれ2ヶ所追加されたこと。これは高音の吸音過多にならないよう必要最小限にとどめたとか。
フロント左
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フロント右
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リアの左右に拡散パネルをそれぞれ2ヶ所設置。右側の入り口ドアに拡散吸音のピラミッド型のパネルを追加。
リア左
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リア右
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試聴はヴォーカルから静かに始まったのですが、今回のgenmiさんの音はは元々高かった解像度に加えて滑らかさが加わって非常に心地よく感じられました。
周波数バランスも全く違和感はなかったですし、低域の量感もいい感じでした。
ボーカルの奥行き感もスピーカの外側まで広がった空間表現も良かったのでもう何も言うことはないと思いました。
次から次へと聴かせていただいたのですが、印象に残ったのはコチラ。
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女性ヴォーカルも男性ヴォーカルもジャズのビッグバンドもピアノトリオもなんでもござれ。
ゲーリー・カーのベースは帰ってから早速ポチってしまいました。
エヴァ・キャシディのAutamn Leavesには涙が出そうになりました。
クラシックのヴァイオリンもピアノも聴いたのですが、
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ヴァイオリンの音は生々しいのに耳あたりはいいし、ピアノも甘くはならないし…
genmiさんちのすごいところはあのサイズのスピーカーでオーケストラのスケール感、低音の量感を楽々再現してしまうこと。
幻想交響曲も
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ラヴェルのラ・ヴァルスも
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チャイコフスキーのカプリツィオ・イタリアンも
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ファルテの気持ちいい迫力の再生でした。
私は再生音については何も言うことがなかったので、後半は音楽ソースそのものに没入してしまいました。ショパンのバラードについての演奏だとかヴァイオリンの伴奏のピアノの録音の仕方について気になることを口走っていたみたいで、後からHarubaruさんから「音についてのコメントもちゃんとするように」とお叱りを受けてしまいました。
(笑)
genmiさんのところはもはやコンパクト2wayのひとつの聖地になったように思います。
この後の居酒屋さんでの感想戦も盛り上がり楽しい1日となりました。
genmiさん、Harubaruさん、ありがとうございました。
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