Harubaruさんとご一緒にまたgenmi邸を訪問する機会を得ました。
前回も同じメンバーで1月の終わりにgenmi邸でオフ会をしたのですが、genmiさんはその後すぐにB&Wのサブウーファ(SW)、DB1を導入されました。
多くの方に衝撃を与えたgenmiさんのSW導入記ですが、Harubaruさんと私にもやっと試聴の機会が訪れたのです。
私はこの機会を本当に楽しみに待っていました。Harubaruさんも同様のようで前の晩は良く眠れなかったというほど…(笑)
道に雪と氷が残っていた前回の訪問とは全く異なり今回は春の陽気。
近所でお食事の後、勇んでgenmi邸へ。
正面は全く変わりませんが…
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リスニングポイントの左やや前方にSW
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これは一時フロントのセンター置きも試した後、やはり最初に設置したこの位置がよかったということで元に戻した場所。
ただ、DB1の設定はパグ太郎さんやベルウッドさんが聴かれた時とは異なり、805SD用のデフォルト設定ではなく、マニュアル設定でクロスオーバーは42Hz。
805SD用の設定の詳細は公表されていないのですが、genmiさんによればクロスオーバーはもう少し高い周波数のようだとのことです。
マニュアルで42Hzに設定することでかなりすっきりした感じになったようです。
genmiさんのところはSW導入前から一般的な楽音領域の低音は十分でしたのでデフォルトの設定ではSWとの間でかぶりが生じていたのかもしれません。
最初にSWのON/OFFの比較を行ったのですが、使ったソフトは42Hz以下の低音はほとんど含まれてなさそうな曲。
例えばこのSACDのモナリザなど…
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SWを入れて聴いたときの独特の空気感、ふんわりとした音の心地よさが印象的。
SWを使ってきてその効果は知っているつもりの私ですが改めてその不思議さを感じます。
前回はやや高音フェチよりに舵をとられたかなという印象を受けましたが、今回はSW以外は全くいじっていないのにニュートラルで自然な感じに戻ったように思います。かといって鮮度感が損なわれていることは全くないのです。
その後はSWをONに固定してヴォーカルを中心に聴きましたが…
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やはり空気感、雰囲気感が向上している感じで耳あたりがすごくいい。
特にライブ録音ものでそれを強く感じます。
原田英代さんのシューベルトは残響の多い教会での録音。
これはSWのON/OFFの確認はしなかったと思いますが、響きの多い大きな空間で録音された音源はSW効果が大きいと思います。この臨場感は気持ちいい。
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後半はSWの担当領域の低音が含まれているソフトでその効果を確認しました。
と言っても42Hz以下の音が含まれている楽器なんてオルガンやオーケストラのグランカッサくらいしかないのですが…(笑)
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上のプロコフィエフはTr5以降のキージェ中尉を聴きました。
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サンサーンスのオルガンやオーケストラのグランカッサの迫力はさすが…
このスケール感をなんなく再現してしまうのはスゴイとしか言いようがありません。低域の印象はSWなしのときよりむしろすっきりしてブーミーとは全く無縁。それでいて空気の震えみたいな圧力が感じられるのが気持ちいいのです。
ただ、DB1のようなSWさえ入れれば誰でもこの音が手に入れられるかというとそうではないような気がします。
genmiさんのところでもリスニングポイントの背後のオープン状のクローゼットのような小部屋にある配電盤のカバーが振動したために対策が必要だったとのこと。genmiさんのところは壁や天井、床などがしっかりしているのでそれらの振動に起因する問題からは免れているのだと思います。
今回もホントに楽しいオフ会でした。
その後の飲み会ではまずgenmiさんの飛躍を祝って乾杯。
話が弾んで時の経つのがとても速く感じられました。
私は飲み過ぎないように、Harubaruさんは食べ過ぎないようにと言っていたのですが、ワインもビストロのマスターが作る料理もおいしくてセーブするのはちょっとムリだったような気がします。
genmiさん、Harubaruさん、ありがとうございました。
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