OmniMicの位相特性インパルス応答特性機能によるスピーカー調整

日記・雑記
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フロントスピーカーの設置を内振りから平行法に変更したので、OmniMicでの確認を行いました。

まず準備としてOmniMicを古いWin7のノートPCからWin10の新しいのに移行する必要があったのですが、やり方がわからずに困っていました。
これはケンさんからの情報をいただいて無事完了。マイクのデータもダウンロードして準備完了です。
ケンさんには大変感謝しています。この場をお借りして御礼申し上げます。
新PCはSSDでファンの音も静かなので測定時のS/Nがなり良好になっています。

今までOmniMicを使った測定は周波数特性とWaveletを用いてきました。
スーパートゥイータのタイムアライメント調整はWaveletを用いて行ってきました。
今回はAuro3Dさんの記事Tomyさんの記事、そしてTomyさんの記事へのケンさんのコメントを参考にして、インパルス応答と位相特性の機能を使ってみました。

結果は以下の通りです。
Front LeftとSurround Leftを抜粋して載せます。
測定はすべてリスニング・ポジションにマイクを置いて行っています。

Front Left

周波数特性(平均値を使用) Smoothing 1/24th octave
下段はインパルス応答
[:image1:]

位相特性 青は音圧レベル、緑は位相
下段はインパルス応答
[:image2:]

Wavelet (Bass removed)
下段はインパルス応答
[:image3:]

Surround Left

周波数特性(平均値を使用) Smoothing 1/24th octave
下段はインパルス応答
[:image7:]

位相特性 青は音圧レベル、緑は位相
下段はインパルス応答
[:image8:]

Wavelet (Bass removed)
下段はインパルス応答
[:image9:]

上記の特性は何もせずに以前のまま測定して得られたものではありません。
悩みながら調整した結果です。
自分の知識の範囲ではインパルス応答波形はかなり整ったものになったと理解しています。
位相もウーファ(~3KHz)、トゥイータ(3~8KHz),、スーパー・トゥイータ(8KHz~)の位相はほぼ揃っているとみていいのではないかと思います。
聴感上もヴォーカルや楽器の音が明確になってこちらに飛んでくる圧力が増したように感じますし奥行き感も向上、ピアノの高音の冴え冴えとした感じも私の好みの方向に変化しています。

で、レポートはこれで終わりにしたかったのです。
私の恥をさらしたくないからです。
今回この特性、音を得るために自分がしたことをさらすのはメチャクチャ恥ずかしい。
今まで私は何をやってきたんだろうって頭を抱える作業だったんです。
そしてスピーカーユニットの極性表示が信じられなくなっています。
真実は私にとってはまだミステリーなのです。
まあ、恥ずかしくはありますが、すでに引退した身なので、これによって失うものは何もない…というわけですべてをオープンにしようと思っています。

でも、まずこの種の特性に詳しい方々から上記特性についての率直な感想をいただければと思っています。
本当にこのインパルス応答と位相特性は間違った方向になっていないかどうか…

皆様からのコメントをお待ちしています。
OmniMicのオーソリティーのケンさんには特に期待をしております。

その上でもしこの方向で問題ない場合には今回の変更の詳細について次回にレポートしようと思っています。

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