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フロントハイト・スピーカーの交代

日記・雑記
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フロントハイト・スピーカーの交代を実行しました。

BOSE 101RDからBifrosTec TGA-1B1への変更です。

これが新旧のツーショットです。
[:image2:]

フロントハイト・スピーカーは拙宅では映像系ソフトを見る時のみ働いています。
活躍の場は主にDolby Atmosソフトの時ですが、使っているYAMAHAのAVアンプではムービーシアターの設定を常用しているのでAtmos以外でも働いているようです。
別にBOSEで不満はなかったのですが…っていうかその存在がほとんど感じられない(笑)ので評価不能。
まあ。存在が感じられないのは自然に溶け込んでいるのでいいのだと判断しています。

TGA-1B1は別名 D’Egg 。恐竜の卵をイメージする卵型のスピーカーで前から聴いてみたかったのですが、いつのまにかディスコンになって会社そのものも消えてしまったような…
たまたまオークションに出ているのを見つけてついついポチってしまいました。
入手したものを見て驚いたのはその大きさ。思っていたよりもかなり小さい。
チェックのため仮音出ししたときの音はかなり小さく能率はかなり悪そう。
これはとんだ無駄遣いだったかなと思いました。

そんなわけでしばらく部屋の隅に置いていたのですが、重い腰を上げて従来のBOSEとの比較をしてみました。
[:image3:]
[:image4:]

ステレオの女性ボーカルでの比較。使ったソフトは平原綾香のFrom to から「なごり雪」。
[:image5:]

やはりBOSEに比べると能率はかなり低い。
でもボリュームを上げてやると低音もそこそこ出ているし、高音の繊細さ、解像度がかなりいい感じ。それに比べるとBOSEは元気はいいのだけれど高域はやや粗く感じる。
たまご君は意外にも好印象でした。

あとはフロントハイトとして使った時に大音量で破綻してしまわないかという心配のみ。
YAMAHAの音響調整YPAOをかけると当然ながらスピーカーの大きさは「小」の判定になりますが、サブウーファとのクロスオーバー設定は80HzでBOSEの時の120Hzよりもむしろ低い。BOSEよりも低音が良く伸びているとの判断になったようです。
[:image7:]

実際のソフトを使っての試聴結果は…
Atmosのドンパチ系ソフト、Blade Runner 49、Alita、Bumble Bee などで確認しました。
私の耳では明らかに違ったとは感じられない。(笑)
強いてあげるとBlade Runnerの雨のシーンでの雨音の繊細感がやや増したかも…
でも、不自然さや違和感は全くないし、大音量シーンでもフロントハイトが受け持つ音はそんなに大きなものではないことも確認できたので、これで良しということになりました。

BOSEは今後取り外されてリアプレゼンス用(Dolby Atmosのリスナー側天井用)として使うことを考えています。
スピーカーを増やすことには積極的ではなかった私ですが、Auro3Dさんの影響を受けたせいか(笑)だんだん増えそうです。
ちょっとマズイです。
スピーカーの数を増やすことで音場、音響空間の乱れを招くことは避けたいという思いがあるからです。
従ってISP MK2などの位相整合手段を持たない私は床上の4本以外は位相やタイムアライメント問題の心配がないフルレンジのみと決めているのですが…。

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