久しぶりにイリーナ・メジューエワの展覧会の絵を聴きました。ライブ版です。
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終曲はキエフの勇士の門(キエフの大門)。
壮大なエンディング。メジューエワさんの演奏はきゃしゃに見える姿からは想像がつかないくらいの力強さです。
なぜこの曲を今ということですが、昨日、朝日新聞の読者の投稿で最近彼女が行ったコンサートのことが載っていたからです。
モーツァルトのコンサートだったようですが、冒頭ウクライナの侵攻停止への願いと犠牲者の祈りを込め、3分間の黙とう時間が設けられ、最後のアンコールの前には彼女の日本語でのスピーチがあったとのこと。
「同じロシア人として恥ずかしく、ウクライナの人に申し訳なくて…」
彼女の生活の基盤は今は日本にあります。国籍ももしかするとロシアを離れているのかもしれません。
でもそうだとしてもその思いと発言の勇気は並大抵のものではないと感じています。
感動しました。
改めて展覧会の絵を聴いて涙がこぼれました。
だいぶ前にみなとみらいで生で聴いたことがありますが、その時の演奏も思い出されます。
どうかウクライナの人々が望むような形の平和が早く訪れますように…
この日記にコメントをいただいても私にはレスできそうもありません。
どうぞお許しください。
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