Linuxの進化は爆速です。無料の音楽ソフトをレンダラーにWindowsやMacのfoobar2000プレイヤーから再生すれば、たいへん楽にUSB出力を高音質化できます。プロセスカットしてある専用OSですから不要な機能をオフにするだけで、Windowsのような細かく面倒な手順は一切不要です。自己責任というような危険性もありません。
USB出力できる主なLinuxレンダラーには、Windowsが動くPCを使うVolumioとDaphile、ラズパイを使うMoode Audio Playerがあります。超小型ファンレスでコスパ抜群のラズパイをお勧めします。
ラズパイ最新型3B+でUSBが改良されていますので、消費電力は増えたのですがこれを使ってください。バッテリー駆動にするとACアダプターより格段にクリアーになります。
最初に画面右上の m をクリックして Config> Audio> UPnP/DLNA> UPnP Client for MPD をオンにします。
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Configue> Audio> Devices> I2S audio device> None に設定します。
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次に Audio> Devices> EDIT OPTIONS> Audio device> USB audio device にします。
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イーサネットは下図のようにIP固定します。AirplayやSpotifiと連動したWiFiやAPなど不要な機能をオフにします。
最後に System> Modifications> Wait for eth0 address> on を確認します。
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プレイヤーPCのIPも 192.168.2.1(末尾が1)に固定します。そしてイーサネット直結するだけです。クロスケーブルの方がストレートタイプより音質は良くなるようです。短いクロスケーブルと延長アダプタでストレートタイプをつなぐと簡単です。
foobar2000プレイヤーPCの設定は、2018年7月19日「イーサネット最適化とディフェンダー無効による音質向上」2018年8月5日「サーバー不要の簡単デュアルPCオーディオ」を参考にしてください。
ラズパイではなくWindowsが動くPCを使いたい場合、デュカロンDAC製造会社がDaphileを紹介しています。レンダラーにするには Advanced Media Server Settings> UPnP/DLNA Media Interfaceプラグインにチェックを入れます。
PCで音楽 Daphile 驚きの高音質
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