MoOdeAudio と foobar2000がバージョンアップし、さらなる音質向上しました。特にMoOdeはラズパイ4対応など進化が速く、着実に進歩しているfoobarと組み合わせることで相乗効果があります。
64ビット・カーネルでMoOdeAudioを動かすとレイテンシーの顕著な向上が感じられます。出音の透明感と切れの良さは、32bitから64bit OSに切り替えた動作速度向上そのままの変化です。Windowsでも過去の32bit版を使うと現行の64bit版と比べてあまりの遅さに愕然とします。
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システムのタイマー割り込み間隔 Kernel timer freq=250Hz と、32bit=100Hzから2.5倍加速されています。WindowsのOS Timer Resolutionに相当します。
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foobar2000は以下の設定を試してみてください。さらなる音質向上を感じられるでしょう。
Preferences> Advanced> Playback> Thread priority (1-7) : 7
Use MMCSS> MMCSS mode : Pro Audio
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MMCSS(Multimedia Class Scheduler Service)には以下のタスクがあります。
Audio
Capture
Distribution
Games
Playback
Pro Audio
Window Manager
私はUPnP MediaRenderer Outputを使っているのでバッファーは切ってます。
Buffering> Read-ahead for local files (kb) : 0, Full File buffering up to (KB):0
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