Diretta新ファーム91_1でASIOとDirettaのバッファ設定が可能になりました。WindowsではテシコンのUSBドライバが優秀で、バッファに加えてレイテンシーの設定もできます。新ファームで少し追いついたことになります。
ASIOとDirettaのバッファ、両方を最小にしてみます。256 x 3 = 768 samples(約0.017秒@44.1kHz音源)がHostバッファとなります。
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TuneBrowserの表示も 256 になっています。切れの良い、滑らかで精細感のある音です。64か32まで下げて、もっとレイテンシーを良くしたい気もします。バッファ小=レイテンシー良 となり音の透明感が増しバランスが整ってきます。私はイーサネットの受信・伝送バッファも最小値にしています。しかしリアルタイム性を上げるとPCに負荷が掛かりますので、限度を超えると歪み始めます。
女性ボーカルで変化を確かめてみます。
サラ・ブライトマンのシュテファン大聖堂のライブ録音CDには、ホワイトノイズのような高音の歪みがあります。マイクかPAの発振かもしれません。ソロパートで耳に付きますので残念です。デジタル加工も目立ちます。
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ラスベガスのライブ録音CDは、MGMグランドの広大な音響空間が目の前に広がります。しかし低音がブーストされており、専用室では聞き疲れします。
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バランスが良いのがバーバラ・ストライサンドのニューヨーク・ライブCDです。
名作映画の主題歌の数々が繰り広げられます。その歌唱力はもちろん、ミュージカル出身だけありトークのおもしろさ、観客とのジョークのやりとり、人生のエピソード。すばらしい感動の時間をありがとう。
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