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最新MoOde Audio Player、DACの設定と接続、電源強化

日記・雑記
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リビングのPCアプリを最新にしてネットワークの構成を変更しました。電源強化した2種類のDACにより専用室に迫る音質と音色にできました。違いは瞬間最大85dbA以下の音量だけです。リビングの環境はマイルームを参照ください。

ロキシー・ミュージックの代表作「アヴァロン」がBGMを超えて魅惑的に響きます。

今まではひかり電話ルータにぶら下がった100Mbpsスイッチングハブを音楽専用にしていたのですが、IPv6ルータに更新となったのでハブを外しルータ直結にしてみたところ、こちらの方がクリアで解像度も上がり歪みも感じません。全PCともDHCPに通信速度はオートネゴシエーションで、光とWiFiルータそれぞれの専用スイッチング電源にはコモンモードチョーク用コアVITROPERM 500Fを絡ませています。

2台のUSB DACにつながるラズパイレンダラーのMoOde Audio Playerは最新版で ALSA output mode> Direct が追加、レイテンシー向上による鮮度と音場の改善が著しいです。Safariなどブラウザーから moode.local でログインします。

MPD setings> EDIT から入り Audio output> Output device でDACを選びます。画面上部の緑字 SAVE をクリックすると設定完了です。

バッファサイズは初期設定のままです。音楽専用100Mbpsスイッチングハブをぶら下げていた時は、バッファを大きくしないと再生が止まることがありました。専用室同様にクラシックとポップスではバッファ量を変更してもいいと思います。

System Modificationsで使ってないWiFi、BT、HDMIはオフでLEDランプも消しています。USB DACの上に置いてあり常時起動していますので、消費電力を下げて温度上昇を防いでいます。

CPU governor> Performance にするとCPUは最高速に固定されます。Kernel archtecture> 64-bit は実験的なモードでKernel timer freq=100Hzから 250Hzに上がり、その分レイテンシーも良くなりますが消費電力量が増えます。
(追記:System informationを見ると Throttled text= Under-voltage has occurred, Throttling has occurred とありますので、起動時の電圧不足によりCPU動作周波数を下げたようです。FX-Audio-PetitSusieを外すと No throttling has occurred となりますが、ノイズの影響で腰高の賑やかで落ち着きのない音となってしまいます)

DAC AK4499EQは根布チューンNebTuneの電源強化とオペアンプ交換でしなやかで強靭な印象になり、エレクトロニカやクラブジャズも得意となりました。PCMフィルタはバイパスモードのSuper Slow Roll-Off(Natural Tone)にしています。プリエコー・ポストエコー・群遅延がなく、NOSと同じ音色です。

2021年7月10日追記:
音楽専用100Mbpsスイッチングハブを外してルータ直結の方が良くなった件は、USBアイソレーターを外した時に似ています。リニア電源やノイズフィルタで充分に対策していたのですが、私の環境では最短経路の最少接点にするメリットの方が大きいということでしょう。使っているスイッチング電源とフィルタの品質、レンダラーPCの設定の影響が大きいと思います。

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