PS Audio DirectStream DAC Bridge II FW 3.6.17 released

DirectStream DACを所有していてもBridge IIを使っていない人には関係のない話ですが。

DACのFW、Snowmassがリリースされた直後ですが、Bridge IIネットワークカードのFWも最新版がリリースされました。　バージョン3.6.17
Bridge IIはSenior、Junior共通です。

実は以前3.6.2がリリースされたのだけどいろいろ不具合が報告されて引っ込めていたので今までの最新バージョンは3.5.1でした。　だから巷には3.6.2をそのまま使っている人もちらほらいるようです。

Bridge II FW 3.6.17更新内容：
• Implementation of MQA’s latest build
• Fixed issue for MQA output and codec info
• Fixed bug on sending MQA type (MQA & MQA Studio) for Roon source
• Fixed issue on sending album image from Spotify
• Modifying the timing of sending album image from Roon TIDAL.
• The latest Spotify library implemented.
• The latest Roon Raat v1.1.30 implemented.
• Improvement in DLNA/UPnP Device Search.
• Implemented DSD DFF playback(sending dff64 via DoP).

私はRoonを使っているのですが、この内容を見るとあまりアップデートのご利益はないみたいです。
強いてあげるとRoon RAAT v1.1.30サポートかな、でも今のままでも何の不都合もない。

PS Audioの掲示板にいくつか報告が上がっていますが、やはりいろいろな振る舞いがあるようです。
Bridge II経由でストリーミングするとアルバムアートが表示される機能があるのですが、人によっては今まで表示できなかったのが3.6.17にしたら表示された、逆に今まで表示されていなかったのに3.6.17では表示されないとか。

実はこの機能、結構不安定です。　私のも(バージョン3.5.1)表示されたりしなかったり、電源入れなおすと表示されてもいつの間にか止まっていたりとあまり信頼が置けません。
私が座っている場所からは見えないし、演奏中はディスプレイをオフにしているのでなくても一向に問題はないのですが、備わっている機能に不具合があるとやはり気になります。

3.6.17にアップデートするべきか。　もう少し様子を見てみようと思います。

追記：
DirectStream DACに最新FWアップデート可能という表示が出てこないという報告がいくつかされています。
それに対するPS Audo CEOの返答がありました。
[:image1:]

リリースしたSnowmassに入れ忘れたコマンドがあってそのためにFWアップデートを認知しない、それを直した新たなSnowmassをリリースする。
DSJ(DirectStream DAC Junior)はまだSnowmassがリリースされていないのでこの不具合はない。

最後の文が気になります。
｢PIC(画面表示のためのマイクロコントローラー)の画面のリフレッシュレートを変更したので(Snowmassで?)PICへの変更による音質への影響はなくなる。｣

Snowmass改版版(Snowmass.01)を入れれば
画面を点けっぱなしにしても音質への影響は無いよってこと？

こんな生々しいことも隠さずにどんどん出してくるのが今のPS Auiodという会社です。