レコードクリーニング

日記・雑記
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普段は再生直前にブラシなどで埃を払ってから針を落とすが、それとは別に根本的なクリーニングを考えてみた。

私は不精なのであまり積極的にはやってなかったがふと思い立ってバキューム式のクリーナーを購入した。
恐らく一番効果があるのは超音波洗浄方式だろうがあまり大掛かりなものは導入したくなかったので今回は見送り。

バキューム式のレコードクリーナーもいくつもの会社からさまざまな価格で販売されている。
全自動式になると非常に高価だ。 私はLPレコードをせいぜい400枚程度しか所有していないし何度も繰り返して洗浄しないだろう(しても良いけど)、これから新たにLPを購入する機会はあまりないだろう。
だからあまり高価なものは買いたくない。

そして目をつけたのがRecord Doctor Vという機種。 $199。
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モーターが付いていないのでレコードは手で回転させる。
考えてみればわざわざモーターでまわす必要はない。
手回しで十分。 数千枚も所有していて全部クリーニングするとか言うのであれば自動式でなければ手に負えないだろうけど、せいぜい数百枚、これで十分。 それでも毎週末を使って全部洗浄するのに数ヶ月掛かったけど。

クリーニングしたレコード、音質の改善には驚かされた。 まるで今までの音が曇っていたかのよう。
特に汚れのないレコードでもその効果は明白。

レコード生産時にスタンプから剥がしやすいように剥離財のようなものが使われていて新品のレコードでもそれが残っていたりするからクリーニングしたほうが良いということは以前から何度も見聞きしたが、やはり事実なのかな。

Record Doctor V付属のブラシはやや貧弱なのでMobile Fidelityのマイクロファイバーレコードクリーニングブラシをあわせて購入した。
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これは幅広で非常に使いやすく効果的。

使い方は簡単。
洗浄液を使ってブラシでクリーニングするときにはRecord Doctor Vには乗せない。
回転テーブルがレーベル部分しかないので乗せるとあまり力を入れてこすれない。
埃の立ちにくいきれいなタオルなどを敷いてそこにレコードを乗せ、洗浄液を少々たらし広げてブラシで溝に沿ってこする。
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Mobile Fidelityのブラシは非常に幅広なので力を入れても溝を傷つける心配はない。
実際どの程度こするかはあなたしだい。 何枚か処理すれば大体按配は分かってくる。
後は汚れが含まれる洗浄液をバキュームクリーナーに乗せてきれいに吸い取るだけ。 手回しだから加減しながら出来る。
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1枚に必要な洗浄液の量は少ないが多数処理していくと結構減る。 だから洗浄液の追加購入は必須になる。
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濃縮液を購入し市販の蒸留水に入れて混ぜればよい。 1ガロン(3.8リッター位)になるので十分。
自分で調合しても良いけどアルコールのような揮発性のある液体は避けるべきと思う。
バキュームクリーナーで吸い取る前に揮発してしまうとせっかく浮かせたごみがレコード表面にこびりついて残ってしまう。

洗浄効果がこれだけはっきりしているとやはり究極の超音波洗浄にも興味が。。。
超音波洗浄タンクは手ごろな価格で単体購入できるし、レコードを付けて回転させる部分だけを販売しているサイトもあるのでそれほど高額にならないでそろえることも可能、なやむ。

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