PS AudioのDirectStream DACの所有者の皆さんは最新FW、Snowmassを使用しているのかな。
昨年末にリリースされたのだが、実はその後もDACとは関係ない部分の不具合修正で何度もバージョンアップしている。
最新では4月にリリースされたSnowmass version 3.0.6
最初のリリースが3.0.0、その後3.0.4、3.0.5と出たので現在4種類のSnowmassが存在することになる。
Snowmass FW 3.0.0 (V1), Released on 11/11/2018
Snowmass FW 3.0.4 (V2), Released on 11/29/2018 – Bridge II and PIC code change
Snowmass FW 3.0.5, Released on 12/19/2018 – 10 lines PIC code change for Bridge I (no need to update if you don’t have Bridge I)
Snowmass FW 3.0.6 Released on 04/xx/2019 – Bug fixes 3.06 is only valuable to those connecting with a Linux based server
どのバージョンもTed Smithが開発したDACコード部分に変更はなく周辺回路のソフトウェア変更のみなのだが、バージョンごとに音が違うという話題がPS Audio掲示板で語られている。
変えてみると実際に違う。 響きの違いと言うか、音場感の違い。
DAC部分が同じなのになんで音が違うんだという疑問は当然ある。
それに対して当のDAC開発者Ted Smithはこんなようなことを言っている。
「周辺回路のプログラムが違えばそのコード実行時のノイズパターン(スペクトラム、周波数分布)が変わる、直接GNDに乗るノイズだけではなくEMIの放射も違う、そういったノイズはDACに何らかの形で影響を与える。 あるノイズパターンが音に付帯音、余韻を付け加える可能性はあるし逆に取り除いてしまうこともある。 また本来あるべき音色を脚色してしまうこともある。」
DirectStream DACを使っている人は是非試してほしい。 どれが正しいと言うことではない。 先入観を持たずに、時間を掛けて比べてほしい。
そしてもっとも好ましいものを使えばよい。
もちろん不具合修正の恩恵にあずかりたいというのならあまり選択肢はないのだけれど。
ここからダウンロードできる
https://www.psaudio.com/support/downloads/
https://www.psaudio.com/wp-content/uploads/2019/04/DSD_Snowmass_3.0.6.zip
https://www.psaudio.com/wp-content/uploads/2018/12/DSD_Snowmass_Ver3.0.0.zip
https://www.psaudio.com/wp-content/uploads/2018/11/DSD_Snowmass_V2.zip
https://www.psaudio.com/wp-content/uploads/2018/12/DSD_Snowmass_3.0.5.zip
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