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測定とかカタログとか

日記・雑記
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①測定
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2021/07/07:スピーカー配置画像(A)(B)の追加と、解説を付け加えました。
waveletグラフの見方ですが、2番目の改善された図とのことですが、
まだミッドハイは大分ずれて充分改善されたようには見えませんでしたが
どこを改善されたのでしょうか。

という厳しい問い合わせもありましたので (^_^)ゞ

JBL 4344 を Omnimic V2 で測定(wavelet)です。
[:image2:][:image9:]図:スピーカー配置(A)ツィーター内側の置き方でした
(奥まったミッドハイが外側なので、余計に、試聴位置からミッドハイの振動板までの距離が遠くなります)

JBL 4344 はミッドハイがホーン型で、
ドライバーのダイアフラムが他のユニットに比べて奥まっています。
オーディオの足跡さまより、ユニット群の画像を拝借
[:image1:]https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4344.html

さぞ バラバラ な 音になりそうなものですが、
意外にも フルレンジと違いが分からない程の定位の収束をみます。
口の大きさは、ソフトボール1個分くらいかな?

ハイとミッドハイの離れ方は、この具合が丁度よくて
スピーカー配置の工夫で、もっと時間差を少なく・・・
近付ける方向に調整すると一気にダメダメな音に変貌しました。
理想形に近ければ近いほど良いというのではありませんでした。
良い離れ方、塩梅がある。(環境によるとは思いますが)

↓改善したつもりが、逆効果だったときの wavelet(スピーカー左右を入れ替え)
[:image3:]こんな↑感じにハイとミッドハイを近付けてみたら
ふぁっく!な音になりました。(最初のwaveletと見比べると近付いた事がわかります)
[:image10:]図:スピーカー配置(B)ツィーター外側の置き方にしてみた

色々原因を探りました(配線間違いすら疑いました)が、
ふぁっくな音の原因が分からず、結局、元の 『ツィーター内側の置き方(A)』 に戻しましたら、音が元に戻りました。このときは二度と元に戻らないかと冷や汗ものでした。

【注意】拙宅ではこのとき、このような、結果になったという事です。
    皆様でも同じ事が起きるとは限りません。

上記の件に関しましてケンさんよりご意見頂いておりますので転記紹介します。
(グラフと音質を安易に結び付けてはいけないというご助言です。)
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nightwish_daisuさん、こんにちは。

 なるほど左右を入れ換えられたのですね。セッティングの各要素で再生音は変わってくるので改善されたと思われたのですか。
 確かに改善はされたのでしょうが、この場合色々なパラメータが有るのでアライメントの問題だと決められるかはわかりませんので要因の絞り込みは難しいかと思います。
 アライメントと確認するにはミッドハイのみのティレイや直接のドラバー位置の移動の方がより確かだと思います。

 アライメントと音質の関係は音像の出来方と関係しているように私には聞こえます。アライメントが会うと音像はバッフルより後に、ずれている場合には前(というかスピー位置に)出るように聞こえます。どちらの取るかはそれぞれだと思うのである程度は音質が分かる様に思います。ただし感じ方はそれぞれなのでそれが正解という意味ではなく、個人的な使い方です。

byケン at2021-07-07 22:19
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紹介ここまで

ちなみに取扱説明書より、周波数特性がフラットで共鳴や反射の無い
理想的なwaveletは下図のように 『下向きのホーン型』 になります。
[:image4:]

JBL Project K2 S9900
(綺麗なwaveletになりそうもないカタチですが、その音質は如何に?)
[:image8:]TADのラージモニターもそうかもしれませんが、タイムアライメント原理主義者たちには受け入れ難いフォルム?このフォルムから人を納得させる音を出すには、何か秘密がありそうなのですよね。個人の趣味嗜好、好みなどではなくて、20cm?には明確で理論的な裏付けが・・・知らんけど。

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②カタログ
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パワーアンプです。  (後述では、BTLとブリッジを同一視しています)

Accuphase A47 のカタログ。
https://www.accuphase.co.jp/model/a-47.html
[:image5:]通常でもブリッジ接続でも、
インピーダンスが半分になれば出力が倍に増える理論値と合致した出力特性です。
通常でもブリッジでも変わらないのが凄いところ。それを その特性を 『保証』 するのですから。
<ブリッジ接続時の出力>
180W(8Ω負荷) → 360W(4Ω負荷) → 720W(2Ω負荷 ※)
※2Ω負荷は音楽信号に限る

次に、
luxman M-600 のカタログ。
https://www.luxman.co.jp/product/m-600a
[:image7:]ステレオでもブリッジ接続でも、
インピーダンスが半分になれば出力が倍に増える理論値と合致した出力特性です。
通常でもブリッジでも変わらないのが凄いところ。
<ブリッジ接続時の出力>
120W(8Ω) → 240W(4Ω) → 480W(2Ω)

最後に、
CH precision M1.1 mono のホームページから。
[:image6:]モノラルモードではだいたい、インピーンダンスが半分にならば出力がだいたい2倍になる出力特性です。アキュフェーズやLuxman程ではありませんが、きちんとリニアリティ(線形性)を保っています。ところが、ブリッジではそうは行きません。
https://www.zephyrn.com/chprecision/page/m1.1.html より
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1 × 200W / 8Ω,
1 × 350W / 4Ω,
1 × 600W / 2Ω,
1 × 1100W / 1Ω in monaural

1 × 700W / 8Ω,
1 × 1200W / 4Ω,
1 × 1600W / 2Ω,
1 × 2000W / 1Ω in bridge mode

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bridge mode では 4Ωを下回ると・・・・
極端に出力の上がり方が少なくなります。
monauralが2Ωから1Ωに減ったとき、600W → 1100W ほぼ倍になるのに対し
bridgeでは2Ωから1Ωに減ったとき、1600W → 2000W 少ししか増えません。

理想的には 700 → 1400 → 2800 → 5600 というパワーの出方をすれば何も言う事はありませんでした。でもちょっと待って下さい。本当にそれでよいのでしょうか?だって、1400Wなんて大パワー、いや5600W、スピーカが受け止められませんよね。そんな非現実的な使い方、受け止められもしないパワーをアンプに絞り出させて何が得られるというのでしょうか?現実的な・・・50Wとか100Wのレンジで使ってあげるのが、優しさというものではないでしょうか。

CH社も、ブリッジモードは「ハイインピーダンスのスピーカーに最適。」と言っていますし。無理してブリッジモードを低いインピーダンスで使ってもね、スピーカー燃やすだけじゃないかと思ったりして。

monaural使用では、オームの法則の通りに?ほぼ倍々に出力が上がっていきます。2~3Ω辺りから頭打ちになりかけるbridgeとは異なり、出力の上がり方の勢いは弱まりません。1Ωまで直線的な出力の上がり方を維持します。 この事から、インピーダンスの低いスピーカーの使用時は monauralの方が理想的な出力が得られそうですよね。(1Ωまでパワーが出せるという事と、音質が良い事は、必ずしも一致しないことにご注意ください。カタログスペックからは音質は分かりません。)ここまで CH社のアンプのお話でした。

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