10月14日にアップした日記には、沢山のレスを頂戴しました。
スレが長くなったので、直近、戴いたにらさんとベルウッドさんへの回答も含めて日記の続編を記します。
> のびーさんの「非常にワイドレンジな英語の歌の再生」とは、具体例としては何だったんですか?
具体的にこの曲という一曲を対象とした訳ではありません。
でも多分、一番、意識したのは、エヴァ・キャシディの“Fields of Gold”。
エヴァ・キャシディはオフ会の定番ですから皆さんも馴染み深いと思います。
これはスティングのオリジナルで、ポール・マッカトニーをして「自分があの曲を書きたかった」と悔しがらせたという逸話付きの名作です。そのスティングもエヴァのカバーを聴いて「僕のより良い」と言ったとか。
この曲はスティングのオリジナルを聞いたのが最初でしたが、歌詞に興味を持ったのは、ゲオルグさんが2016年に書かれた日記で紹介されていたこのブログを読んでことがきっかけです。
https://lifestyle.at.webry.info/200907/article_21.html
詳しくはブログを見て頂くとして、スティングのオリジナルとエヴァのカバーは歌詞の一部が異なり、その違いにブログ主の石五郎氏は言及しています。その指摘の真偽は不明ながら納得してしまいます。
英語の歌詞は文法的に意味が理解出来ても、言葉が自然に体に入ってくるまで時間がかかります。私は最近ようやく意識せず入ってくるようになりました。
ここまでは歌詞の話です。
この曲はエヴァの幾つかのアルバムに入っていて、私が最初に聴いたのは“ Live at Blues Alley”に収録されているトラック。長らくこれが私の定番でした。
[:image1:]
その後、ベルウッドさんが「エヴァ・キャシディ(“Live At Blues Alley”と“NIGHTBIRD”)」という日記を上げられ2018年に“NIGHTBIRD”を購入しました。実はその2年も前に先に触れたゲオルグさんの日記があり、私もレスしていたのに忘れていたのです。
[:image2:]
そのベルウッドさんの日記にある通り、こちらのCDの方が確かに音が良い。
ということで、暫く“NIGHTBIRD”ばかり聴いていました。
でも私には、少なくとも“Fields of Gold”については、“ Live at Blues Alley”のトラックの方が心に沁みるのです。
どうしてかな?ということで、この2つのトラックを何度も聴き、この比較試聴で「音を聴く」ことを考えました。
Evaのサイトに「Live at Blues Alley – The Backstory」という録音譚があります。
これを読むと、オリジナル・テープの録音は結構ひどいもののようですから、響きに乏しくエヴァの声もドライな“Live At Blues Alley”の方が素で「鮮度の高い音」なのかもしれません。ボーカルと伴奏楽器とのバランスや響きもかなり違います。
「非常にワイドレンジ」では全くありませんが、この二つのトラックの再生もまた楽しいオーディオ体験です。
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