オーディオの流儀

日記・雑記
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えらく抽象的なタイトルです。内容は大したことありません。

① おそらくオーディオの王道は:

「自身の求める音へ、一歩一歩進む道」

その過程で、機器の入れ替え、セッティングの変更、アクセサリーの工夫、さらに部屋のチューニング等々、やることは数知れません。この道は時に高く険しく苦しい(お金もかかる)道であることは皆さんもご承知の通り。頑張り過ぎると、他人との軋轢も生じ、この趣味そのものがイヤになることもあります。

最近、個人も社会も最近オーディオに限らず何かと停滞気味で、

②王道ではないかもしれないけれど正道として:

「好きな音楽をお気に入りの機器で気楽に楽しむ道」や、

③その派生版として:

「機器やセッティングの違いそのものを楽しむ道」に逃避中です。

もともと自分は②の気楽なオーディオを楽しんできたのですが、コミュの皆さんとの交流を通じて近年は①の王道を歩もうとしていたようです。また長年、日本のような充実した中古市場の無い英国でオーディオを趣味にしていると、どうしても購入した機器が手許に残ります。ということで、③の機器をとっかえひっかえして変化そのものを楽しむオーディオも実践しています。

最近、特に楽しんでいるのは、プリアンプによる音の違いです。 私のプリアンプは、800D3の部屋ではMark Levinson No32LをGerman Physiksの部屋ではEAR912を常用しています。No32Lは入力設定の変更で、プリアンプのボリューム回路をパスしたユニティ・ゲインの外部プリアンプ・モードに設定可能で、外部プリアンプを何台でも接続可能です。

そこで、以前から時々使用していたYamaha C1、Mark Levinson LNP-2L、Marantz7(改)を接続しています。

これらの外部プリアンプには、DACのRCA出力を独立したセレクターで選択可能にして、その時の気分で切り替えて聴いています。LNP-2Lは、主力のプリとして永く使用していました。今はフォノイコライザー部分のみ常用しています。C1と7はここ数年、積年の思いから大人買いしたものです。

このようにして比較すると、プリアンプの個性は明らかです。テストのように評価項目を設けて採点すると大した点数にはならないかもしれませんが、個性の聴き比べは掛け値無く楽しい。

特にC1がお気に入りで、明らかにノイズフロアが上がりますが、トーンコントロール回路を通した音に和みます。音の実在感などは現代機より優れる点もあります。

ちなみに外部プリは使用しない時、電源ケーブルを抜いておけば、音質には影響ありません。もしかしたら仮想アースとして機能して音に良いかもしれません...

 

念のため、①の王道を諦めたわけではありません。気力が充実したらまた励みます。

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