KaNaDeを購入しました。
巷で好評のスリットのインシュレーターではなく、シリコンの方です。
シリコンにした理由ですが、部屋の床に比重0.6超のセミハード天然木フローリング板を貼り込んだ理由で、どうも、「板の硬さが音に乗ってるっぽい」と判断したためです。
既にスピーカーの足下にはJ-1Projectの皿インシュレーターを使っていますが、追加設置です。
これが↓
こうなりました↓
音質的にどうなったかというと、中高域に乗っていた変な付帯音がスッキリ無くなり、低域は、J-1だけの時はRockやドラムがビシバシのPopsとかを聞くと、ウーハーの振動に同調して床から若干ピリピリと足で感じる事があったのですが、それが全く無くなりました。
使ってみて分かった事ですが、やはり硬い板の影響が音に乗っていたと思われます。
購入後、某ア〇ゾンでの評価を見ましたが、意外にあまり評価が高くないという・・・・
人によっては、「数百円の洗濯機用防振ゴムと同じ」なんて書いてましたが、「これが同じに聞こえるって凄いな?」という感想です(←もちろん皮肉ですw)。
ただ、メリットだけではなく、デメリットもあります。
デメリットその1: ミリ単位でスピーカーを設置する場合、シリコン故のグリップ力の高さが仇になって、「微調整の蹴り」のアシスト?が出来なくなる事が一つ。
ちょっと動かしたい時に蹴りを入れて動かそうと思っても、シリコン特有の「ボヨン・・・」とした感触があって終わりなので、微調整がかなり大変。
デメリットその2: これまたシリコン特有の粘着があるので、ゴミや糸くずなどがくっ付きやすい。
また皮脂や皮膚のケラチン?もくっ付き、気が付かずにそのまま設置するとグリップ力が低下し、結構響きが変わる。
なので、設置前に周辺の水拭き掃除必須の上、設置後も周辺を歩いたり掃除機を掛けたりすると空気中のチリが付くので、定期的に掃除しないと見栄えが悪い。
デメリットその3: 設置前、設置後に問わず、掃除する場合は薬局などで販売している精製水を使用するのがお勧め。
アルコール系とシリコンは相性が悪く、強度低下を起こす可能性があるので不向き。
一般にオーディオ用として販売されている端子類クリーナー成分であるIPA(イソプロピルアルコ-ル → 車のガソリンタンク水抜き材の主成分)はさらに相性が良くないので注意です。
最近は見掛けなくなりましたが、オーディオ用クリーナーとして稀に非極性(石油系)炭化水素のヘキサン(ベンジンの主成分)やヘプタンが含有しているモノもあるので注意が必要です(←樹脂系は即座に融解するため)。
デメリットではなさそうですが、10t耐荷重と謳っているモノの、経年で何時まで効果が続くかが不透明ってところですかね。
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追記です。
どうもググってみると、KaNaDeと音極振は別の会社みたいですね。
KaNaDeでググって音極振が出てきたので同じかと思ってました。
なんか騙された気分・・・・まあ、効果があったから良しとするか。
へっぽこハム太郎さん、おはようございます。
音極振にいかれましたか。写真を拝見するとスピーカーをのせても殆ど変形していませんので、シリコンと言えどもかなり硬度が高そうですね。アルファゲルはブニョブニョなので、その差に興味が湧きます。
ハム太郎さんのところは、床材の下は直にコンテナですか。かなり硬そうですね。
もし興味が湧くようでしたら、スパイク直と音極振とKaNaDeの比較もしてもらいたいところです。音極振もKaNaDeもラックの足もとにも使えるので、無駄にはならないはずなので。
ヒジヤンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
> 写真を拝見するとスピーカーをのせても殆ど変形していませんので、シリコンと言えどもかなり硬度が高そうですね
そうですね。開発者曰く、「切断して使うには硬いため怪我に注意」との事です。
10t耐荷重だそうで、その位の硬さが無いとダメなのでしょう。
> ハム太郎さんのところは、床材の下は直にコンテナですか。かなり硬そうですね。
コンテナの骨組みの上に、総計40cmほどの高さの床材があります。
天井高を取るか、床をしっかりさせるかで悩んで、低音の騒音防止に床を厚くしました。
> スパイク直と音極振とKaNaDeの比較もしてもらいたいところです。音極振もKaNaDeもラックの足もとにも使えるので、無駄にはならないはずなので
現在、ラック下もJ-1なので、音極振を使うと同じ効果が得られそうですね。
KaNaDeを追加しても無駄にならなさそうです。