某、〇天の楽器ショップのワード検索に騙され?(多分?)購入した「音極振」ですが、設置4日で安定してきました。
こういう樹脂系ですが、設置直後より数日経った方が良い結果になる傾向にあります。
以前、オーディオ・アクセサリー系を毛嫌いしていた友人宅にお邪魔した際、木曾工業のFo’Qシートをコッソリとスピーカーとスタンドの間に挟んで帰ったのですが、2日経ってから、「家に来た時、俺のシステムに何か細工した?」と電話を貰った時は笑いが止まりませんでした。
今はディスコンなんですけどね↓
今回の「音極振」も、やっぱり樹脂だからか、設置2日目から奥行き感が気持ち悪いくらい出てきます(←誉め言葉です)。
ただ、やはりゴミがくっ付くので、精製水で掃除してます↓
しかし、レーザーで測定すると、幾分まだズレが生じているので、対策を考えました。
対策は、床とスピーカー底面にエアジャッキを入れて微調整↓
数千円の安物もあるのですが、安物はバルブやカフインフレーターノズルが樹脂製で耐久性がまるで無く、ジャッキアップ中に割れて落下すると大惨事になるので自動車整備用です(用途は諸事情?で話せませんが)。
以前、自動車整備中にノズルが割れてトラブルになった事があるので・・・・
そもそも興味のあったKaNaDeですが、元々は車やバイクのブレーキパッドを作っていたのだとか。
ブレーキパッドは大きく分けて樹脂系(フェノール、レジンなど)と、メタル系(焼結合金など)がありますが、国際サーキットなどのメインストレートが1㎞程度とかあるコースだと、第一コーナーを250㎞/h超からフルブレーキングで7~80㎞/h程度で突っ込む・・・とかやると、樹脂系は金属粉配合でも一発で燃え尽きて灰になります(← 経験者ですw)。
まあ、KaNaDeは熱耐性は必要ないでしょうから、金属粉や繊維を樹脂で固めたモノと推測しますが。
ただ、焼結合金でオーディオと言えば、バブル期のデノン(当時はデンオン?)の機材でインシュレーターに使ってましたね。
方や、ソニーはファインセラミック製(割れると有名な?)。
焼結合金は、最近の金属製造系で流行りの「MIM ← メタル・インジェクション・モールディング」と間違われる事がありますが別物で、金属粉をプレス成型すると、適度な隙間が生じ、それが内部損失となって振動を吸収するのだとか。
果たしてどちらが正解か気になるところではありますが、配合や製造は特許なので非公開かもしれません。
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へっぽこハム太郎さん、おはようございます。
インシュレーターは様々な方式がありますね。ハード系、ソフト系、フローティング系など様々です。音への効果も様々ですね。設置条件により、適材適所という感覚でしょうか。
ですので、用途を限定して(これまでの経験から)私見を書き込んで見ます。
条件;床が硬く、背の高い(振動に方向性のある)スピーカーに使う場合
・ハード系スパイク・・・音に床の返し音が乗るので好まない
・ソフト系インシュ・・・ウーファーの振動でスピーカーが動き、にじみ易く、定位も揺れ易い
・フローティング系・・・ウーファーの振動でスピーカーが動き、定位が揺れ易い
これらのデメリットを改善したのが、ハード系のスリット構造かと思います。
・ハード系スリット構造 KaNaDe
・・・適度な硬度でインシュ内での内部損失が大きく可聴帯域に共振がなく音がのりにくい
スピーカーの振動に対して、スリットで方向性を持ったニゲでにじみや定位の揺れなくセットが可能
※スピーカーにかかる振動とスリットのニゲは調整が必要なので、ポン置きでは効果が出にくい点に注意が必要です
ということで、ハム太郎さんのお宅での「硬い床」「背の高いスピーカー」にはハード系スリット構造のKaNaDeをお薦めしたいところです。
ヒジヤンさん、おはようございます。
KaNaDeは一度は試してみたいところですね。
音極振は、ドラムセットを叩いた時の振動を減衰させる目的で開発されたそうです。
ドラムセットの騒音は、楽器の中では最大級で、防音では最難関扱いです。
アマゾンの公式説明を見ましたが、KaNaDeでは低域の伝般振動は減衰できないとの事でした。
それだけを鑑みると音極振にも分がありそうですが、双方、最終的に音質にどう影響するか興味があります。