ルームチューニング、その後です。
マップピン大量打ち込みで、ルームチューニング・アクセサリーと吸音材の共振自体は収まってきました。
ただ、未だ、リスニングポイントで頭を10㎝~15㎝後ろに平行移動すると、特に高音域のアコースティックが不自然になります。
今回も、「手かざし遮り試聴法」で原因を特定しました。
原因は、下画像の赤枠で囲った、横壁に貼ってある、ルームチューニング・アクセサリーとの間で、壁の板材が露出している部分でした↓
この部分は、スピーカーとリスナー間の一次反射部位から120㎝程後ろに離れているので影響はないだろうと思っていました。
壁が露出した大きさは、w80mm×t1450くらいです。
この部分に、ホームセンターで購入してきた、「三角材」として売っているモノを、クラフト両面で貼り付け、拡散柱として利用しています(下画像赤枠内)↓
三角柱は、天井や壁の「見切り材」として売っている事もあります↓
これの1辺が15㎜幅の1800㎜長を購入して、適切な長さに切断しています。
たかだか15㎜幅を壁に貼っただけで音質が変わるのか?と思うかもしれませんが、高域レベルが少し下がって、音量が聴感で0.5dB下がったように聞こえます。
吸音でなく、拡散にもかかわらず軽くハイ落ちした音質になりましたが、今まで如何に余計な音を聞いていたかが分かりました。
この事から、実は天井もルームチューニング・アクセサリーと吸音材の隙間が同じようにある(青枠内)ので、ここも何かしらで対策しようと思います。
壁や天井の強度が高過ぎるのが一番の元凶かもしれませんが。。。。。
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