私のプロジェクターは4K液晶のレーザー光源ですが、国産の同等品よりかなり安いせいか、総起動時間が4000時間を超えた辺りからドット欠けが発生するようになりました。
色付きのドット欠けなら気にならない場合もありますが、私の場合は真っ白だったので、1ピクセルとはいえ暗いシーンではかなり目立ちます(4K画像にしても、欠けピクセルは1/4にはなりません)。
巷で言われるドット欠け対策は、液晶パネルに物理的に刺激を与えたりするようですが、プロジェクターだとそれが出来ません。
なので、別の方法で行います。
私が試したのは、特殊な映像をドット欠け周辺に合わせて長時間再生をする事です。
「ピクセル修復」として無料で利用が出来ます↓
https://www.jscreenfix.com/index.html
これを起動時間200時間の間、頻繁に作業しました。
PCの画面をプロジェクターに入力し、これを実行します。
下画像は実際の起動画像のキャプチャですが、砂嵐画像部分をマウスでドラッグし、ドット欠け部分に合わせます↓
ちょうど上画像の砂嵐部分にドット掛けがありました。
直ぐには治りませんでしたが、起動時間200時間の間の作業で無事にドット欠けが消滅しました。
ドット欠けは残念ながら、大気中のチリが製造中の液晶パネルに混入する事で起こりますが、液晶の製造環境である高度工業クリーンルーム(ICR)でも完全に阻止するのは難しいようで、基本、ドット欠けは不良品扱いになりません。
今回はとりあえず直りましたが、またドット欠けしたら、同じように作業をやってみます。
コメント ※編集/削除は管理者のみ
こんにちは。
液晶式プロジェクターですか。
DLP式のプロジェクターをお持ちではなかったですか?