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実行した事の成否判定は即断しない方が良い

日記・雑記
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先日、ほかのユーザーさんのコメにも書きましたが、オーディオ的に実行した事を、その時点で納得がいかないからと言って、即座に撤去したり、止めたりする事はしない方が良い事もあります。

 

私も前回、Diffusorモドキのサイドパネル強化のし過ぎ?で失敗したか?と思いましたが、その考えを改める事になりました。

 

前回のサイドパネル強化で中高域が大人しくなり、ハリが無くなって奥に引っ込んでしまいましたが、だからといって、即座に撤去はしませんでした。

 

所詮、ルームアコースティックは、部屋全体に広がる相乗効果な訳で、たった1か所変えてそれが結論・・・という話ではない筈です。

つまり、「部屋全体で考えないといけない」ということで、Diffusorモドキのサイドパネル強化でデッド方向にシフトしたので、吸音している場所を減らしてしまえば良いのではないか?と考えました。

 

以前、スピーカー横のポリエステル吸音材に木材の薄板を貼り付け、吸音面積を減らしたところ、音が広がっていくように良くなったので↓

これの吸音面積をさらに減らします。

 

使うのは、ホームセンターにある三角柱を8本購入。

これをハス向かいに養生テープで纏め↓

 

丸鋸で切断↓

 

1回の丸鋸切断で三角柱が8本出来ます↓

 

これをポリエステル吸音材に更に貼り付け、吸音面積を減らします↓

※赤いところが追加した部位

 

位置的にはこんな感じです↓

画像では近く見えますが、スピーカーから1m30cm程離れているものの、たったこれだけでメリハリ音質に戻りました。

しかも、Diffusorモドキのサイドパネル強化前より音質がクリアになっています。

 

面白いのが、このポリエステル吸音材の木材貼り付けは、効果が大きく出るところと、それほど効果が分からない所とあります。

 

良い例が、私の部屋では、下画像の青枠部位と赤枠部位とでまるで効果が違います↓

赤枠部位の方が音質改善効果が高かったですね。

パネルの位置や向きを変えてみましたが、ほとんど効果の違いはありませんでした。

おそらく、スピーカーからに距離によって変わるのだと思います。

特に、定在波の縮退現象(部屋の寸法対比、特定周波数が試聴位置、あるいはスピーカーの設置位置で大きく変化する)が起きているような状況だと、さらに効果が違ってくると思います。

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