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1976年発売¥59,800円のプリメインアンプで当時(昭和51年)中3の私には手の届かない製品で、ちなみに当時の大卒初任給平均は94,300円でした。
叔父がSA-8900(¥78,000 1975年頃)という1つ前の上位アンプを使っていて、スペック的には次世代の下位機種であるSA-8800IIが同等以上(下位機種のほうが重くなった!)になってしまい、叔父は大変悔しがっていましたが、当時はそれだけメーカー間の競争が激しかったのでしょう。
入手したキッカケは、ハードオフ巡りで奥州店で8000円のジャンクを入手し、その数年後1.5万円でチューナーとペアでキレイなブツを再入手しました。
まずもって感激するのがアルミヘアライン削り出しの分厚いフロントパネルや触れると冷たいアルミ無垢のツマミの感触でボリュームやチューナーの大型ツマミは回すと慣性力も感じられるほどの重さです。
期待できないと思った音質はドンシャリ懐かしサウンドですが当時のプリメインアンプはプリ部とパワーアンプ部を分けて使えるようになっていて、プリ部の出力を他のパワーアンプに繋いでやると、ちょっとお下品ながらもドンシャリの懐かしサウンドが大迫力で再生でき、古いレコードとの相性が良いのはモチロン最近のCDやハイレゾ再生も以外とイケます。
最近、1998年発売のTEAC S-250と言う小型スピーカーを入手したのですが、このアンプと組み合わせた癒やしの音質は、メインシステムを食ってしまうほど音楽そのものをずっと聴き続けたい要求に駆られてちょっと困って?います。
ちなみに当時のオーディオ評論家の先生たちの評価は物凄く微妙ですけど、メーカー間の競争が激しかったことから、頭から否定はしないけど、文章の節々から本音が透けて見えるような気がしませんか?(笑)
http://audiosharing.com/review/?tag=sa8800
恥ずかしながらハードオフのジャンクコーナーと化したマイルームでゴザイマス‥が当時、欲しかったモノ達が入手できる物欲に負けっぱなしです‥[:image2:] ほぼ2重構成になっていて1台くらい壊れても予備機があるため、故障ストレスからフリーでいられるメリットもあり、実質的にはAVシステムも含めると3重構成です。
知り合いからは機材が勿体ないので退職後にレコード喫茶でも始めればと薦められますが接客業ともなると厳しい世界ですから、苦手な分野には手を出さないほうが得策ですよね。
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