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M7.3の破壊力(2021.2.13 11:07発生)

日記・雑記
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 久しぶりのページ更新がこんな内容になるとは思いませんでした。単身先から自宅に帰省している最中に被災し、新幹線が止まっているため休暇をもらい運行再開まで10日間かかるようで。これからマイカーで単身先に戻ろうと思ってます。震災は10年前にも経験しましたが、やはり震度6級の揺れは激しいもので、夕食にビールを多めに飲んで爆睡していたところ、携帯の緊急警報と激しい揺れで目が醒めて段々激しくなる揺れで部屋のレコード(リンクあり)が10枚くらい落下し、サラウンド用スピーカーも倒れてしまいました。自分自身も激しい揺れで立っていられず壁に手をついて揺れが収まるまで何も出来ませんでした。明るくなって敷地を確認したら自宅に引き込まれているオーディオ用に極太にしてもらった電力線が強い揺れで外れ、両親宅の玄関先に転がってました。プラのボトルケースは両親達が電線に引っかかって転ばないよう置いたものです。[:image1:] 幸い停電にならなかったものの、高齢の親達が感電するリスクもあるため、電力会社に連絡し電力を停めてもらいました。電力線を固定していた自宅側の取り付け場所を確認したら、写真のとおり発泡コンクリート壁の一部が剥がれてました。[:image2:]
 10年前の3月9日に発生し、後に大震災の「前震」と言われている三陸沖地震も今回と同様、奇しくも同じM7.3でしたので、念の為、午前中に家族とともに飲料水と保存食を買い求め、スタンドで車にガソリンを補充し空になった携行缶に灯油50リットルとガソリン20リットルを補充して自宅に保管しました。
 家族や親戚も全員無事で、被害と言えば壁くらいで地震保険を使って修繕しようと思います。オーディオ系ブログに長々と周辺雑記を記すのも皆さんの貴重な時間を浪費させてしまいますので、冒頭に記した「M7.3で落下」したレコード達も久しぶりに持ち主に聴いてもらいたかったのかもしれず順不同でご紹介します。M7.3の地震に選ばれたレコードが果たして「M7.3の破壊力」があるかどうかは皆様のご判断におまかせ致します‥((汗))

ピンクレディー ベストヒット・アルバム[:image3:] ベスト盤と言うと通常は曲数を多く収録するため音質イマイチのケースが多いのですが、さすがはビクター音産のレコードだけあって全般的に比較的良好な音質で特に「渚のシンドバット」は演奏も録音もかなり攻めてまして鑑賞に耐える音質です。

桜田淳子 Grand Deluxe[:image4:]  淳子さんもビクターで特にA面1曲目の「黄色いリボン」がダイナミックです。(ちょっとエコーが多めかな?) 自分が中学生だった頃、都内からUターン就職のため持ち込んだ叔父のオーディオセットで中学の同級生達に聴かせたら「淳子ちゃんのコンサートに来たみたい」と言ってたまげてました。最近は新型コロナ禍でますます生演奏に触れる機会が減ってしまい、リアル過ぎる音質がかえって「生演奏って怖いし気持ち悪い‥」にならなければと本気で心配してしまいます。

山口百恵 17才のテーマ[:image5:] 中学生の頃、当時20歳の看護婦さんだった叔母の社員寮で日中、留守番兼受験勉強しながらラジカセで百恵さん、陽水、小椋佳氏のテープを聴いてました。ベスト盤ですが完成度が極めて高い作品で、その中でも「昨夜からの雨」は印象的です。

小椋佳 道草[:image6:] これも叔母のラジカセで何度も聴いた作品で「スタンド・スティル」の終盤の鐘の響きがいかにもアナログテープで収録した音色で当時の優秀録音盤です。YouTubeの動画では全く別モノになったシングルバージョンしか見つからなかったため動画リンクしません。

松田聖子 Windy Shadow[:image7:] 冒頭の「マンハッタンでブレックファスト」ってのが当時のファンからしたら結構ショッキングで、酔って行きずりのお相手と朝を迎えるという歌詞でした。実はこの曲の動画もありましたが近年のライブでの妙に語尾を伸ばす歌い方で聴く価値もありません。 ここから勝手な妄想で大ファンには叱られますが当時のアイドルは枕営業が必須で聖子さんも戦略的に石原裕次郎にアタックして遊ばれた挙げ句に神田正輝を押し付けられ結婚生活が長続きしなかったのかもしれません。彼女も彼女で次第に男性関係で性格と歌い方がねじ曲がってしまい、最近、軌道修正中で手遅れかもしれませんが、最近の紅白では持ち直してきました。輝いていた頃との落差が激しくならないよう元ファンとしては大事なときに精進して欲しかったと思います‥が、やりたいようにやってきた姿勢が女性ファンから根強い支持があり、ウチの奥様も‥以下省略(汗)

松田聖子 Touch Me,Seiko[:image8:] 完全にジャケ買いですが、B面集と言っても内容は当時のトップレベルのクリエーター達が制作した楽曲で音質的にも聴く価値のあるアルバムです。このアルバムは民家を改造した古道具屋で発見したホコリまみれのレコードでしたがジャケットは全く日焼けせず中身も使用感の少ない盤で二束三文で入手できました。やはり何と言っても「SWEET MEMORIES」が出色です。

デイブ・グルーシン&リー・リトナー「ハーレクイン」[:image9:] 音質、演奏、楽曲と三拍子揃いで夏場に聴く機会の多い作品です。普通のビクター(JVC)のアナログ盤であっても某社のマスターサウンド盤をも寄せ付けない優秀録音盤で、もしかしたら当時のフルデジタル収録のCDよりも音質良いんじゃねと勘違いしそうになります。

フォール・イン・ラブ EW&F[:image10:] タイトルの「M7.3の破壊力」にピッタリなのが、この45回転ジャンボシングルで、96kHz24bitでPCに取り込むとスペアナ測定で悠々と可聴帯域を超える領域まで収録されています。(ノイズではありません‥)
 中身もEW&Fらしい超ダイナミック録音で誰が聴いてもCDより凄い音質と確認できます。特に冒頭のブラスやシンバル系のチリチリした音が可聴帯域を超え、B面の「Let’s Groove」も含めて、それらが分かりやすく収録してあり、かつ、思わず体が動いてしまいそうになる楽しい楽曲が素晴らしいと思うのです。

 その他にも八神純子さんの爆音収録盤「YAGAMANIA」、小泉今日子さんのデビューアルバムで想定の3倍以上も音質が良い「マイ・ファンタジー」そしてちょっと地味な音質だけどジャケットが素敵な小比類巻かほるさんの「CALL MY NAME」も落下しましたが、以前ご紹介した盤もあり記事が長くなるので省略します。
【地震に遭うと聴きたくなります】
今井美樹 -「PRIDE」Music Video

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