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mc2邸 vs Auro3D邸 —「臨場感」と「実在感」の交差点—

日記・雑記
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mc2邸 vs Auro3D邸 比較試聴レポート

—「臨場感」と「実在感」の交差点—

今回の試聴では、思想もアプローチも対照的な二つのシステム、mc2邸とAuro3D邸を比較する機会を得た。

一方は2chソースをAuro-3Dへ積極的にアップミックスして楽しむスタイル、もう一方はネイティブAuro-3Dソースを中心に再生するスタイルである。両者の違いは単なる再生方式の差にとどまらず、「音楽の捉え方」そのものにまで踏み込んでいる。

 

■ mc2邸:2chバロックをAuro-3Dで“空間化”する世界

mc2邸で特に印象的だったのは、バロック音楽をAuro-3Dへ変換して再生した際の自然な空間の広がりである。

試聴曲Claudio Monteverdi「Si dolce ‘l torment」では、空間全体に霧が立ち込めるかのような音場が形成され、その中からMarco Beasleyの真摯なボーカルが静かに浮かび上がる。

 

リュートやヴィオラ・ダ・ガンバといった古楽器の響きは、決して誇張されることなく、むしろやや小ぶりなスタジオ(あるいはホール)の空気感をそのまま伝えるように、空間の隅々までじんわりと拡散していく。その様子は、まるで音が空間に“染み込んでいく”過程を視覚的に捉えているかのようであった。

 

さらに驚かされたのがアタックの速さである。

Bach French Suites No.4をギター、リュート、そしてチェンバロで聴き比べた際、弦が弾かれた瞬間の立ち上がりの鋭さは際立っていた。これはB&W 800 D3に搭載されているダイヤモンドツイーターの恩恵が大きいと感じる。2層目に設置されている805D3に同じダイヤモンドツイーターが装備されており、高域のアタックの鋭さ(決してうるさくならないのは秀逸)と伸びやかさについては、我が家のシステムやAuro-3D邸も到底及ばない領域であり、明確な優位性を感じた。

 

mc2邸のAuro-3Dは、「空間を拡張する」というより、「もともとそこにあった空気を解き放つ」ような方向性であり、2ch音源に新たな生命を与える手法として極めて完成度が高い。

 

これだけの高解像度のシステムの音を聴いていると、もう少し気を抜いたアコースティックな響きを重視した音を聴きたいと思うのだが、mc2邸には写真の反対面にVerity AudioのLohengrinを中心とした別なAuro-3Dシステムが存在する。なんという贅沢!

 

■ Auro-3D邸:ネイティブ音源が描く“奥行きの極致”(画像はTommy氏の投稿より拝借)

対するAuro-3D邸の魅力は、何と言ってもその圧倒的な奥行き表現にある。

Auro-3Dネイティブ音源を再生した際の空間は、単なる前後の広がりを超え、「後方空間が消失したかのような無限の深さ」を感じさせる。

 

特に印象深かったのは、ハープシコードによる幻想即興曲の再生である。

右チャンネルスピーカーのさらに後方、約2mの位置にハープシコードが実体として“出現”し、弦を弾いた後の響きが、そのさらに奥の空間、そして情報的な広がりの中へと美しく溶け込んでいく。この体験は、単なる音像定位を超え、「空間の層構造」を聴いている感覚に近い。

 

この曲には興味深いエピソードもある。

約2年前、Telegärtnerの強化電源付きネットワークハブを導入する前は、「録音が悪くBGM的に流す程度」と評価されていた。しかし導入後、その評価は一変し、「これほど録音が良かったのか」とリファレンス音源へ昇格するに至った。

結果としてそのハブは無事導入されたとのことだが、この変化は再生環境が音楽体験そのものをどれほど変えうるかを象徴するエピソードと言えるだろう。Auro3D氏はこれ以降周辺機器をグレードアップしていくのだが、詳しくは氏のブログを参照されたい。

普段は聴かないような2chソースもかけてもらったのだが、これはさすがに私の私の好みには合わなかった。グランドスラムとソナスファベールの違いは大きく、特に低域の再生能力には格段の差があるので致し方ない。

 

■ 両者の比較:臨場感 vs 実在感

mc2邸とAuro-3D邸を単純に優劣で語ることは難しい。

なぜなら、両者は再生している“音楽の前提”が異なるからである。

mc2邸:2ch音源をAuro-3D化(約90%)

Auro3D邸:ネイティブAuro-3D音源中心(約90%)

この違いは、そのまま音の感じ方の違いへと直結する。

mc2邸は、音楽が“その場に広がる臨場感”に優れる。

対してAuro3D邸は、音像が“そこに存在する実在感”において際立つ。

前者は空間の中で音楽が息づき、後者は空間そのものが音楽を内包する。言い換えれば、「聴いている」か「そこに居る」かの違いとも言えるだろう。

 

■ 総括

最終的な評価はどうしても感覚的な領域に踏み込まざるを得ない。

しかし突き詰めていくと、両者の違いはやはり「臨場感」と「実在感」という二つのキーワードに集約される。

どちらが優れているかではなく、どちらの体験を求めるか。

その問いこそが、この比較試聴の本質だったように思う。

そして何より印象的だったのは、両システムともにAuro-3Dというフォーマットの可能性を、それぞれ異なる角度から極限まで引き出していたことである。

同じ技術でありながら、ここまで異なる音楽世界が成立する——その事実自体が、今回の試聴で得られた最大の収穫であった。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. グランドスラムさん

    先日は、「営業活動」(笑)の帰りに、拙宅にお寄りいただき、興味深い比較記事をありがとうございました。

    拙宅にお見えになって、ハープシコードのAuro-3Dを聴いていただいた時に、「MC2さんなら、<これはハープシコードの音ではない>と言うと思う」とおっしゃったのがとても象徴的な感想だ、と思いました(ちなみに、これは別名、チェンバロともいいますが、グランドスラムさんにご紹介いただいたテレガードナーのハブの試聴に使ったのは、ハープシコード(チェンバロ)ではなく「ハープ」のAuro-3Dソースでした=笑)。

    その時、ハープシコードの、「弦をひっかく音」のリアリティに関し、MC2邸の800D3と巨大アナログアンプの組み合わせの方が、ひっかいた瞬間の、強い、Pulsiveな音がより「リアル」に再現されている、という趣旨のお話をされました。Stormと800シリーズで揃えたばかりの頃にMC2邸で聴かせていただいた経験(今は、TAIKOなどが入ってさらにパワーアップしているとか!)からも、「確かにその通り」だと。

    私はその時、MC2邸のB&Wのシステムで聴くハープシコードの「リアルな音」と、私が聴くハープシコードのそれとは、<同じ「リアル」でも異なる>んだな、と深く納得したのです。

    ご自宅にハープシコードがあり、ご家族が演奏されるのを横で聴ける環境にあるMC2さんにとって、「ハープシコードのリアルな音」というのは、耳のすぐ近くでスティールの弦を爪で引っ掻く、直接音中心の「エッジの立った音」なんでしょう。一方、私にとっては、ハープシコードとは小さなコンサートホールで客席から聴くものであり、入交さんが響きがよいと言ってAuro-3Dの録音によく使う、東京のハクジュホールで昨年も聴いたのですが、私にとっての「ハープシコードのリアルな音」とは、あの時、客席で聴いた、反射音中心の「柔らかい音」であり、それは拙宅でのAuro-3Dでの再生音に近いのです。

    要は、私は「ホール音」が好きなのです。私が一連のネットワークオーディオを調整した際にReferenceにしたハープのAuro-3Dソースも、まるで昔の『ベンハー』のような、ローマ帝国時代を舞台にした映画のワンシーンに出てくる、噴水のある大理石のお部屋で、髪の長い美しい(笑)女性が演奏しているかのような、恐らくOnマイクを使わずに録音された、部屋の響きの多いソースです(かつ、ハープは手の指の柔らかい腹でつま弾くので、ハープシコードのような「硬い音」は出ません)。どうやらピアノやバイオリン、チェロ、ティンパニーなどの音でも、すべからくこうしたホール音(間接音)が付帯し、Onマイクの音量を絞ったものが、私の好きな「リアル」のようです(笑)。

    そしてこれがグランドスラムさんの記事と関連するのですが、この「ホール音が付帯した」、つまり「広く、奥行きのあるホールでの楽器の演奏を客席で聴いている感じ」をより<らしく>再現するのが、Auro-3Dというフォーマットの特徴の一つだと思いますし、私が伊豆の部屋で目指している音作りの方向性なのだということを、この試聴記から再確認することができた気がします。6月にお邪魔するときは、この「ハープ」のソースをお持ちしますので、グランドスラム邸で是非聴かせてください!

    • Auro3D様

      返信ありがとうございます。

      >要は、私は「ホール音」が好きなのです。私が一連のネットワーク オーディオを調整した際にReferenceにしたハープのAuro-3Dソースも、まるで昔の『ベンハー』のような、ローマ帝国時代を舞台にした映画のワンシーンに出てくる、噴水のある大理石のお部屋で、髪の長い美しい(笑)女性が演奏しているかのような、恐らくOnマイクを使わずに録音された、部屋の響きの多いソースです

      この表現には全く同意します。あの曲を聴いたときには、私も大理石の噴水の情景を思い浮かべましたから。髪の長い女性までは想像できませんでしたが(笑)

      この辺りの音の好みは、mc2さんとAuro3Dさんとでは全く正反対のようですね。確かに、mc2邸では自宅にチェンバロが2台もあり、常にその音を聴くことができるのですから、すぐそばで聴く本物の楽器の音を知っているわけです。そうであれば、B&W800D3から繰り出されるダイヤモンドの輝きのようなチェンバロの響きを好まれるのも納得です。私もチェンバロなどという高尚な楽器を実際に聴いたのは、mc2邸に招かれたSKIP SEMPE氏の演奏会だけですから、その音が再生するときのリファレンスになっています。それが、Auro3D邸で聴かせていただいたチェンバロの音に違和感を感じる原因だったのですね。

      >そしてこれがグランドスラムさんの記事と関連するのですが、この「ホール音が付帯した」、つまり「広く、奥行きのあるホールでの楽器の演奏を客席で聴いている感じ」をより<らしく>再現するのが、Auro-3Dというフォーマットの特徴の一つだと思います

      この辺りは、Auro-3Dというフォーマットの成り立ちを考えると納得です。クラッシックの演奏をそのホールの響きも含めて全て録音に閉じ込めようとした結果がこのフォーマットにたどり着いたと単純に理解しておきます。ただ、このフォーマットが今後広まっていくにはかなり難しいのかなというのが私的な感想です。この続きは貴殿のブログで(笑)

  2. グラウンドスラム様、お久しぶりです。

     前回の「ARTは電気羊の夢を見るか?」以来、概ね2年ぶりとなる「濃い」記事を楽しく拝見させてもらいました。

     両者とも、ただただ「凄い」としか言いようのない内容で、まさに別世界ですが、他者のハイエンド環境をそれなりに理解することは自分の立ち位置も自覚できますし、当方の激安軍団でも自らの大胆な創意工夫で少しでも「別世界」に接近し「少し悔しがらせ」ようと思っています・・(爆)

     私のほうは膝の怪我が完治するまで大人しくしていようと思ってましたが、都内在住のお孫ちゃん達がお墓参りで帰省した際に「ベイマックス見せて~」とせがまれましたので、これからは3Dコンテンツも上映できるよう和室に「80インチ簡易アトモスシアター」を設けました。

     近日中に公開して大いに後悔?する予定ですが、3月中にバックロードホーンスピーカーや現用のAVアンプと同じパイオニアSC-LX901の中古を激安でゲットできたので手持ちのプロジェクターや遊んでいたスピーカー軍団と組み合わせた総額20万弱(とは言っても私の月給と同じ(汗)のお気楽シアターを組みました。

     発展途上の5.1.2「簡易アトモスシアター」ですが、やはりSC-LX901のアンプ4ch分を遊ばせて置くのも勿体ないので、本日(4/5)は4本分のミニスピーカーと長いスピーカーケーブルをどうしようと画策中で、やはり少しまともなスピーカーも欲しくなってはきたけれど、機材に必要以上にお金を掛けるのは私のポリシーにも抵触するので、使っていないミニコンポ用のスピーカーや以前、エッジがダメになって交換したソアラの純正マークレビンソンユニットを無理やり直し使おうかなと画策しています・・(笑)

  3. 【追伸】以前、グラウンドスラム様邸にお邪魔した際に再生していただいたハンス・ジマーの「Live in Prague」のBDを昨晩、「お気楽(&手抜き)シアター」で再生してみましたが、グラウンドスラム様邸はもとより、当宅のメインシアターと比べてもかなりの格差が・・やはりハイトスピーカーを手持ちのAUDIO TECHNICA/AT-SP38(10数年前にペアで1000円くらいで入手)を用いた悪影響が・・こんなスピーカーでメインルームでダミーでぶら下げていた奴です。
    https://dalea.almoste.rest/item-3to4gpnalu.html

     この格安品は単体で聴いてもイマサンなことから音質的な期待もしていませんでしたが、やはりLX901でも補正しきれなかったようです・・

     BS4Kで放送した紅白歌合戦の5.1ch音声を擬似拡張した程度だとホールの残響音が感じられて悪くなかったのですが、アトモス収録の「Live in Prague」だとハイトスピーカーの役割も重要でハイトでも底上げが必要だと思っています・・(汗)

    • たかけん様

      返信ありがとうございました。

      >近日中に公開して大いに後悔?する予定ですが、3月中にバックロードホーンスピーカーや現用のAVアンプと同じパイオニアSC-LX901の中古を激安でゲットできたので手持ちのプロジェクターや遊んでいたスピーカー軍団と組み合わせた総額20万弱(とは言っても私の月給と同じ(汗)のお気楽シアターを組みました。

      パイオニアSC-LX901は完動で現存する個体も少ないでしょうから、それを激安で入手できたこと羨ましい限りです。たかけん邸には遊んでいる立派な機材があると思われますので、きっとお気楽シアターどころか高品位シアターが組めるのかと思っています(笑)

      >【追伸】以前、グラウンドスラム様邸にお邪魔した際に再生していただいたハンス・ジマーの「Live in Prague」のBDを昨晩、「お気楽(&手抜き)シアター」で再生してみましたが、グラウンドスラム様邸はもとより、当宅のメインシアターと比べてもかなりの格差が・・やはりハイトスピーカーを手持ちのAUDIO TECHNICA/AT-SP38(10数年前にペアで1000円くらいで入手)を用いた悪影響が・・こんなスピーカーでメインルームでダミーでぶら下げていた奴です。

      「Live in Prague」のBDを本気で再生しようと思うと、かなりの覚悟がいります。あれは我が家でのキラーソフトですから(笑)ハイトSPもある程度のグレードのSPを使わないと、いくら901のMCACCⅡの調整が優れていても第1層目との音色の調和が取れませんよね。Auro3D氏のように「SPの極性まで合わせたものを使うべし」とは言いませんが(笑)、第1層目、特にフロントSPと音色が近いものを選ぶことは全体のクオリティーに大きく影響するとは思います。

      我が家のシアター環境もケーブル類の変更でかなり「底上げ」されましたので、またぜひソアラに乗って遊びに来てください!

  4. mc2邸 vs Auro3D邸 比較試聴レポート、拝読しました。
    mc2邸にはTaiko Audio Extreme Serverがありますね!

    今年2月か3月に刊行された、Gert Keunenによる著書 “Stereo – Was a Nice Try” を読み進めて、イマーシブ・オーディオの歴史・技術・音楽制作における芸術的可能性を包括的に理解していくうちに——本書から得られる結論ではありませんが——mc2さんの楽しみ方に強く共感しました。

    少し理由を説明させてください。

    ロスレス2ch音源の圧倒的なソース資産。
    クラシックに限っても、マイキング・ホール選定・エンジニアリング・演奏の完成度において極めて高い水準の録音が無数に存在します。配信AtmosのDD+ JOCはロッシーであり、空間情報は付与されていても、ソースの情報鮮度という出発点が異なります。特にクラシックにおいては、Atmos的な空間演出よりも、ロスレス2chを起点にAuro-Maticでアップミックスする方が、質感・テクスチャ・微小ダイナミクスの鮮度を保ちながら空間を拡張できる分、総合的な満足度が高いと感じています。

    Auro-Maticの”自然さ”という強み。
    Auro-Maticは2ch信号を派手なエフェクトへ変換するのではなく、元信号に含まれるアンビエンス・残響・位相情報を手がかりに、自然な形で高さ方向と包囲感を補います。これに慣れると——ここが重要なのですが——よほど完成度の高いステレオ再生でない限り、側面・後方がスカスカに感じるようになります。上方については、スカスカとまでは感じないものの、音場が上へ抜けていく感覚(空間に蓋がなくなる感覚)、残響が上からも降り注ぐことによる「空間全体が鳴っている」充足感は、一度体験すると手放しがたいものがあります。

    録音に内在する空間情報の解放。
    優れたステレオ録音——特にホール収録のクラシック——では、マイクが直接音だけでなく残響・反射・アンビエンスも豊富に捉えています。つまり2ch信号の中には、すでに直接音成分と間接音成分が混在しています。問題は、それが前方二点から再生されることで知覚上の分離が生まれにくい点にあります。
    Auro-Maticはこの2ch信号から相関性の低い成分を抽出します。

    左右で相関性が高い成分 → 直接音・センター定位の音楽信号
    左右で相関性が低い・位相が拡散した成分 → 残響・アンビエンス・間接音

    そしてこの間接音成分をハイトレイヤーや周囲チャンネルへ分配します。実際のコンサートホールでは残響・反射音は天井や壁面など様々な方向から届くわけですから、これは「録音に含まれていた間接音を、本来あるべき方向へ戻す」処理に近い。
    もちろん、アップミックスである以上、この分離は統計的な推定に基づくものであり、録音段階から各チャンネルへ意図的に振り分けられたネイティブ音源とは原理的に異なります。それでも自然に感じられるのは、人間の聴覚が完全な分離よりも「方向的な手がかりの妥当性」に反応するからだと思います。間接音が前方ではなく上方・周囲から届くというだけで、知覚は「ホールらしい」と判断しやすくなる。

    レポートで「2ch音源に新たな生命を与える」と表現されていた点、まさにその通りだと思います。mc2邸の「もともとそこにあった空気を解き放つ」という方向性は、ロスレス2ch資産の価値を最大限に引き出す、現時点でもっとも説得力のあるアプローチの一つだと考えています。

    Auro3D邸で2LなどのネイティブAuro-3D音源を聴いたら、やはりネイティブの凄みに圧倒されるに違いないのですが——ソース数がいかんせん……というのが正直なところです。

    それにしても、mc2邸 と Auro3D邸 いつか私も聴きに伺いたいです!

    • きょや様

      返信ありがとうございました。

      >mc2邸にはTaiko Audio Extreme Serverがありますね!

      はい、詳しい機材を書いてしまうのは少々気が引けてしまって(笑)まあ、Taikoの恩恵はかなりあります。Taikoが入る前と入った後とで聴かせてもらいましたが、音が全く違いました。音場空間が3次元的に広がり、ある曲では声のリバーブが右斜め後ろに消えていく様子までもがしっかりと聞き取れるようになっていました。あそこまでの変化をもたらすのはTaiko以外ありえないと思うのですが、値段を考えると良くて当たり前になってしまうんですよね。上位機種を持っているきょやさんには釈迦に説法ですが(笑)

      その他にも、第一層の5ch全てのXLRケーブルとSPケーブルをCardas GoldenReferenceで統一できたこともかなりの効果を生んでいるのではないかと思います。mc2さんは、あまりケーブルに関心がなかったのですが、「あれだけのシステムを持っているのにケーブルがメーター200円ではつり合いが取れませんよね」と言って、半ば強引に統一してもらいました。最初は、「ケーブル交換でそんなに変わらんと思いますよ」と言っていたmc2さんでしたが、交換した音を聴いた瞬間に、「こんなに違うもんなんですね」と喜んでいただいて胸をなでおろした記憶があります(笑)

      >レポートで「2ch音源に新たな生命を与える」と表現されていた点、まさにその通りだと思います。mc2邸の「もともとそこにあった空気を解き放つ」という方向性は、ロスレス2ch資産の価値を最大限に引き出す、現時点でもっとも説得力のあるアプローチの一つだと考えています。

      賛同いただきありがとうございます。mc2さんも喜んでいるかと思います。mc2邸で2chをAuromaticでAuro-3Dにアップコンバートして聴くと、これがあれば他に何もいらないのではないかという気にさせられます。ましてや、聴く曲がバロック時代の曲がほとんどであるmc2さんにとっては、空間情報がふんだんに含まれる録音が多いコレクションを鳴らすのにAuro-3Dほど適した再生方法はないようです。

      >Auro3D邸で2LなどのネイティブAuro-3D音源を聴いたら、やはりネイティブの凄みに圧倒されるに違いないのですが——ソース数がいかんせん……というのが正直なところです。

      やはり、ネイティブの持つ底力にはかないません。きょやさんも取り組まれているのでお分かりかと思いますが、マニュアル通りにセッティングされた環境でのAuro-3D再生は、機器のグレードの差をかなり縮めてくれます。この辺りは従来の2chとは少し違うようですが、まだまだ実体験例が少ないので個人的な感想です(笑)私ももう少しAuro-3Dのソースが増えてくれることを望んでいますが、今のところ道は険しそうです。

      「Auro-3D友の会」で入交さんを巻き込んで13.1chのフルスペックのAuro-3D録音を企画したいのですが、mc2さんのチェンバロをSKIP SEMPE氏に弾いてもらうとか河井遊人氏にストラディバリウスを弾いてもらうとかどうでしょうね?

  5. グランドスラム様

    ご無沙汰しております。

    mc2邸のもう一つのAuro-3Dが大変気になるところですが、大変興味深く拝見させて頂きました。また、801D3を嫁に出した身としてはアンビバレンスというか、複雑な気分です。

    先日の日曜日にのだや仙台店で801D4をPILIUMで鳴らす機会があったのですが、B&W恐るべしでした。(PILIUMが鳴らしきったとも言えますが)

    私はというと、未だにYGとの付き合い方に四苦八苦しております。
    何を変えても、必ず音の変化として伝えてくるこのスピーカーはもう手放せません。Auro-3Dを充実させるために購入したPersona7fの稼働時間が延びず、エージングも済んでおりません。これが会長に知れたら破門かも知れません…。

    会長と時を同じくして、実は私もネットワークオーディオを充実させるために、光絶縁やリニア電源、バッテリー駆動、HUB、マスタークロックジェネレーターの導入など進めておりました。

    やっと2chも納得いく音になったので、そろそろAuro-3D第2faseへ本腰を入れたいと思います。

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