アナログプレーヤー修繕&MC-Q20導入

日記・雑記
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 暑かった8月も来週には9月になりますね。今年3月16日に発生した福島県沖地震の家財被害を7月末に保険会社に請求したところ、先日シレッと保険金が振り込まれていました。金額は予想していた額より少し多かったのですが、8月26日リリースのテクニクスSL-1200Gのブラックモデルを買えるほどではなく、地震で損傷したアナログプレーヤーKENWOOD KP-9010(1988年¥99,800)を自力で修繕することにしました。[:image10:] この往年の名機は5年ほど前に5万で中古入手し少し割高でしたがダストカバーが黄ばんでなく外装の光沢もしっかりと残って磨くとツヤが出ます。アナログプレーヤーのもう一方の勇であるヤマハGT-2000に至っては定価と同じ13万とか、その上のプレミア価格の中古も流通し手も出せませんが、KENWOODのKPシリーズは玉数も多くて程度が良いものでも定価の半額ほどで入手が可能です。[:image1:] 3月の地震ではサンスイのアンプの上に載せていたのが大きな揺れでアンプから落ちました。スピーカーが110kg、アンプが33kg、KP-9010も14.5kgで普段は片手で押したくらいで微動だにしませんが、そこが墓石まで破壊する地震のコワさで敢え無くアンプから落下しました。
 幸か不幸か、アンプと繋がっていたピンケーブルが命綱となって床への直撃は免れましたが、JBL4770Aの15インチウーファーをインシュレーターが直撃したほか、後日、保険請求のためアンプの背面を撮影したところ、アンプ側のピンジャックが上方にひん曲がりプレーヤー側のピンプラグもホット側が曲がってました。[:image3:] プレーヤー本体もアームのカウンターウェイトとターンテーブルが外れて乗せていた八神純子さんの3枚目のアルバム「Mr.メトロポリス」も投げ出されてました。[:image4:][:image5:][:image6:][:image7:] そして、なぜかしら、電源スイッチとターンテーブルのスタート/ストップボタンも剥がれてまして重症と思い、つないで確認をすれば更に残念な気持ちになることから、半年近く放置していましたが、自分で自分を奮い立たせるため。保険金のチカラで自分を奮い立たせました。ジャーン!
今井美樹 Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics(LP2枚組)[:image8:]オルトフォン MC-Q20[:image9:] 8月26日(金)NODAYA仙台店でステレオサウンド社の45回転2枚組のアナログレコードと安っぽい見た目の割に結構、値の張るオルトフォンMC-Q20と同社の純正ヘッドシェルを購入しました。

 当初は手持ちのカートリッジVM740MLに純正の無垢シバタ針VMN50SH(¥38,500)を装着しグレードアップしようと在庫のありそうなヨドバシに寄ったらオーディオコーナーには店員が不在で、しばしの間、待たせられ、商品棚を眺めていたら税込¥81,400(ポイント10%)のMC-Q20を見つけて「そう言えば以前、NODAYAでMC-Q20を試聴させてもらったし今回の地震被害の見積りも作ってもらったしな‥」と気づいて店員を待っている間、スマホでお店に確認をしたら「在庫があるのでヨドバシよりも勉強します」と言うことで10分ほどしてやっと来てくれたヨドバシの店員氏には丁寧にお引き取りを願い出てバイクで専門店にワープした次第です・・(もはや、地方都市のヨドバシって待たせた客が他店に電話するくらい待たせても平気な殿様商売なの?!)

 専門店で丁寧な対応を受けて気持ち良く9万円弱を散財。以前から欲しかったカートリッジと今井美樹さんの重量盤を目の前に修繕モチベーションをマックス状態にしてKP-9010を組みあげて何とかアンプに繋いでみたところ正常にレコード再生が可能でホッとしました。

 当たり前ですが新品同士の組み合わせは最高でエージングなしでガサガサした音質かと危惧しましたが、とても上品な音質で少し拍子抜けするくらい・・5年間使ったVM740MLと酷似する音質で若干MC-Q20のほうが低域がフクヨカで重心の低い落ち着いた音質でしたのでVM740MLもかなり頑張っていて¥31,300のシバタ針を装着すればかなり効果がありそうな予感もします。たぶん、近日中に入手するかもしれません・・(汗)

【地震で思い出しますね。】
今井美樹 -「PRIDE」Music Video

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