お返しします!「すずめの戸締まり」★★★★☆

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 11月11日の公開日を知らないままテレビで話題になるようになってから12月9日(金)に夜勤明けで見に行って来ました。「お返しします!」は主人公が災いが出てくる扉を締める際に発するセリフで作品の評価を貶める意図は全くありません・・(汗)

 夜勤明けも含めて12月12日(月)まで実質4連休になったので当初は都内の長女宅に奥様と新幹線で行く予定でしたが、長女のほうに咳が出るようで念のため奥様が単独で先行することになり当方は翌日出発することにしてポッカリと時間が空き、床屋に寄ってから地元のシネコンで観賞しました。(60歳過ぎだと1200円ですね。

 シネコンで最も客席の多いシアターでの上映で平日でも半数近くが埋まっていました。さすがに歳の数が自分の半分以下の年齢層が多かったのですが、平日だけあって同年代のご夫婦も多く新海作品は幅広い年齢層に支持されているようです。

 率直なレビューとしては過去作品を寄せ集めてグチャグチャにしキレイな水で割ったような作品と言う印象で既視感タップリでしたが、それはそれで新海監督の作品パターンとして悪いものでなくクライマックスではちょいと泣いてしまいました。

 以前(2020年10月)、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を見ましたが子供や女性ならともかく、立派な大人向けの作品とは言い難く・・(以下、省略)

 ★1個の減点は声優さん達で主人公の相手役(ジャニーズ系アイドル)でもう少し落ち着いた演技が良かったかと・・主人公役の原菜乃華(19)さんも歴代の主人公役だった上白石萌音さんや森七菜さんと較べてしまうと・・それでも、脇役の描写が素晴らしく圧倒的な映像力とロードムービー色の強さ、そして「ルージュの伝言」など魔女の宅急便」をオマージュさせたり、なぜか移動中の車で流れる「けんかをやめて」「SWEET MEMORIES」「卒業」「バレンタイン・キッス」など’80年代ヒット曲などもオッサンにも感情移入しやすい作品でした。(<=これ大事!)

 本日(12/12・月)19:30からのNHKクローズアップ現代でも特集されますが、東日本大震災の描写からも逃げずに描かれているかもしれません。自分的には能年玲奈さん主演の連続テレビ小説「あまちゃん」でのアニメやジオラマで工夫された描かれ方が印象的でしたが、昨年の「おかえりモネ」での震災のシツコイ描かれ方(被災者はいつまでもトラウマを抱えていないと・・は、とても嫌でした。

 映画の中で特に印象的だったのは映画の本編とエンディングの2曲目に流れる「すずめ feat.十明(とあか) 」でシアターのセンターに澄んだヴォーカル、サラウンド側に印象的な演奏が配置され、これを自宅で再現したいことからBDがリリースされたら入手してみたいです。

 今月16日(金)には、いよいよ「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の公開で、この作品も要チェックで、IMAXシアターで観るかディスクがリリースされてから自宅シアターで3Dで見るか・・映画館では3Dグラスの使い回しが嫌なのですが、おそらく両方とも見てしまうと思います。(笑)

 都内では1日目はカワイイお孫ちゃんに会ってから息子と夕食を一緒にし、都内2日目の12/11(日)に中野駅近くのフジヤカメラ動画館で業務用ビデオ、秋葉原ではダイナミックオーディオの2店舗で高級オーディオ機器を見てきました。業務用ビデオカメラはピンからキリまでありますが、JVCの4KモデルGY-HM185が現品限りで17万弱で売ってました。12倍ズームでかなり廉価モデルですが、もう少し奮発するとパナソニックのHC-X1500は24倍ズームで広角側25mm相当から望遠600mm相当まで1本のレンズでカバーでき、実戦では武器になって付属品を揃えても同社某ハイエンド4Kレコより安く済むんで、ちょっと欲しくなりました。 秋葉原では、いつかメイドカフェにも入ってみたいんですが・・雑念を払い除けてトレードセンターと5555を覗いてきました。5555店舗4階のFRANCO SERBLINトップエンドモデル「Ktema」で室内楽が静かに流されていましたが、駄耳な当方でも一聴して素晴らしいと思えるサウンドで、お値段もかなり素晴らしく、自分的にはトヨタのクラウンとかを買うほうを選択するでしょう。(汗)

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