ハイレゾという幻想

日記・雑記
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私が敬愛するアーティスト、尾崎豊。楽曲は素晴らしいのですが、CDの音質といえば、とても好録音とは呼べないものでした。その尾崎豊のベストアルバム「All Time Best」が2014年8月にハイレゾ化されました。CD音源を所有しているため、ハイレゾ版の存在は知りながらも購入していなかったのですが…どうしても良い音で聞きたいという欲求には抗えず、購入してみました。
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結論:ダメでした…クソ、いや悪録音はハイレゾにしたところで悪録音です。このハイレゾ版には特設サイトが開設されていて、いかに高音質になったかということが喧伝されているのですが….ソニーさん、正気ですか? 購入前に嫌な予感がしたのですが、それはハイレゾのマスタリングを担当されたのが尾崎豊の当初のレコーディングにも参加していたという方。CDの音に満足していたエンジニアが、本当に音質をよくできるのか?という疑問。嫌な予感はくつがえりませんでした….

ハイレゾ、かなり懐疑的になりました。ハイレゾかCD音質かというよりも録音なりマスタリングの質が重要なのではないかと。

もう1つ。柴咲コウさんの「最愛」という曲が好きで、CDとiTunesの音源を持っています。CDは44.1/16のAIFFでiTunesは128kbpsのAACです。当然、CD(AIFF)の方が音質が良いはずなのですが、私の好みは128kbps AACなのです。ボーカルがはっきり聞こえます。iTunesでは配信用にマスタリングを変えている曲もあるとのことなので、この曲も、CDとiTunesでマスタリングが異なるのかもしれません。

好録音の場合は、ハイレゾ化によってよりよい音質になるのは間違いないと思います。ただし、CD音質、ハイレゾの違いよりもマスタリング(もしくは他の要因)の方が大きいなとの思いを強くしました。

松田聖子さんもCDの音質は良いとはいえないと思いますが、SACDの音質は評判がよいので試してみたいですが…実際のところどうでしょう?

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