今まで交差法でセッティングしていた拙宅のSPを平行法で鳴らす。
クラシックではコンサートホールの響きを再現したい。
そのために平行法へのチャレンジを決意したのは10月の終わり。
その後、東京の単身赴任宅で擬似的な平行法を試してみたのが11月初めのこと。
12月初めての週末土曜日に大阪のSPのセッティングを見直して、平行法へチャレンジしてみた。
先ずは、ベースに敷いていた厚くて重い御影石を撤去し、ブビンガのボード+黒檀シートだけにした。
こうすると、フローリングの上で一人でもかろうじてSPを移動させることができるようになった。
平行法のセッティングでは、リビングオーディオでは色々と不都合が出るので、普段は交差法のセッテイングに置いておき、平行法にする時に、ズリズリと前にSPを引っ張り出そうという魂胆だ。
とりあえず、前に引き出して並行に並べる。
しかし、これでいいのだろうか?
交差法に比べて、今の擬似平行法というか似非平行法ではなんとも貧弱な音響効果しか得られない。
やはり、実体験しかないのか・・・・
翌日曜日にマイミクのdaisukeさんとkotaroさんが拙宅に来られたので、擬似平行法をお聞かせしたのだが反応ははかばかしくない。
そりゃそうだ・・・・小生自身が納得行くものでないのだから(苦笑)
その後、daisukeさんのお宅へ移動して、ウエルフロートボードを導入された後の音楽を聴かせてもらう。
聞けばkotaroさんもATCのSPにウエルフロートボードを導入されたそうで、関西のオーディオファイルにも続々と導入されているのだろう。
さて、聞かせていただいたところ、床や壁からの振動伝播が遮断されたSPからの再生音が、極めて再生帯域がフラットで驚く。
部屋固有の振動モードが音へ影響するのを遮断すると、ここまでクリーンでニュートラルな音楽表現が可能になるのかと感じ入った次第。
小生もSP転倒のリスクが排除できるのなら、また平行法セッティングにあわせてフローリング上をSPを載せたまま移動させることができるなら、即刻導入したいと思わせる素晴しいボードだと感じた。
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