2021年オーディオ事始め

日記・雑記
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コミュの皆さんこんばんは。
年明けから取り組んでいるユニコーンの配置換えとセッティングの旅について、備忘録として日記にしました。

2020年初めから世界的に新型コロナウイルス感染が広まって以来、それまで足繁く通っていたコンサートなど大人数が集まるイベントの催しが中止になり生演奏を楽しむ機会が奪われてしまいました。

その状況が年を越して2021年に再び感染拡大が強まるにつれステイホームが習慣の中で、今ではオーディオで音楽を聴くしか音楽を楽しむ機会が無くなってしまいました。

そのような状況下、2018年初めにユニコーンを今の壁際横置き配置にしてからの3年間という長い間は、微調整はしたものの基本配置を変えることは行ってこなかったのです。

勿論その間に何も改善をしてこなかったか?というと、HDDプレーヤーのHAP-Z1ESにWISS INT204というDSD対応のDDコンバーターとHiFace-Two ProといハイレゾPCM対応のDDコンバーターを導入して、その前に行っていたFMチューナーのデジタル化を併せて、全ての音源送り出しをデジタル化してSD05の能力を活かすようにしたりしていました。

ユニコーン導入当初の頃は、部屋の中ほどに縦置き配置したりして音場のホログラム再生を目指したりもしていましたが、当時は思うような低音域再生には至らなかったことや、娘に生まれた二人の男の子が歩き出してヤンチャな孫台風として襲来するようになったことがきっかになり、壁際へユニコーンを押しやる今までの配置に変えていました。

それから3年が経って上の孫は小1になり、昨年年末には尾道へ引越ししていきました。
下の孫も保育園の年中さんになり分別も解るようになったようです。

もう。孫台風への備えを緩めても良い時期かな?

そう思っていた矢先の2021年松のうちの頃、ブログ「GRFのある部屋」を読んでいたら一連のコメントが飛び込んで来たのです。

それはGRFさんが毎日の1ミリ単位の調整を続けていることについて、「ミクロの変化を人の能力は感知するので、良いか悪いかではなく自然か不自然かの継ぎ目が見えてくるから、その1ミリを時間は掛かるけれど出費は掛からないので諦めないで探求して欲しい」というメッセージがあり、それに即応するように浜松で同じユニコーンを使われているプー博士から、「ほんの僅か離したり寄せたりするごとにバランスが良くなったり逆に悪くなったりする。音場という概念を持たないとこの調整は難しいが、折角高価な装置で音質だけを味わっているのは勿体ないと思うようになった」という熱を帯びたコメントだったのです。

これには正直なところ衝撃を受けました。

プー博士は小生同様にオーディオよりも音楽を楽しむことに重きを置いておられ、スピーカーの配置を日夜調整に勤しむ時間よりも音楽を聴いている時間をつくる方だと、勝手に思っていたからです。

いつも弛まぬ努力を継続されているGRFさんの日記だけでは動かなかった小生の重い腰は、プー博士の熱を帯びた一連のコメントによって蹴飛ばされてしまいました。

さあ、それからが大変です。

横向きを縦向きに回転させるだけなら簡単なんですが、当然ながらそれだけでは思い描くようにはなりません。

GRFさんの助けを借りて基本となるユニコーンの左右間隔や背面の壁からの距離を教えていただき、拙宅の部屋の広さや形状に合った「良く鳴る位置」を探す旅が始まったのです。

小生はこのような位置調整では、ユニコーンを数センチも動かしてしまうと微調整を重ねて概ね満足できるようになるまで、根気よく続けても2時間は掛かってしまいますが、これまで何度動かしたのかもう忘れるほど動かしました。

ユニコーンに付属している取扱い説明書には、縦置き配置が一般的な広さの部屋でメーカー推奨であり、横置き配置は日本の顧客から狭い部屋では有効な配置だと推奨があるとの記述があります。
この横置き配置がGRFさんの和室にあるユニコーンだとしたら、拙宅では縦置きで目指す音場を再現したいと思います。

覚え書で1月22日現在のユニコーンの位置関係を記しておきます
1)右側SPの右横壁からDDDユニット中心まで1,000ミリ
2)左右SPのDDDユニット中心間隔2,320ミリ
3)SP後方壁からDDDユニット中心まで690ミリ
4)SPキャビネットは縦型で後方が開いた逆ハの字型で、キャビネット後端角と後方壁まで、外側角220ミリ、内側角170ミリ

上記位置を基本とし、音場再現に向けてミリ単位の微調整をしているので、当然僅かずつズレています。

音場再現性は通い慣れ聴き慣れているPAC大ホールでのフルオケを、PAC小ホールかぶりつきで聴く室内楽やピアノを、自然なホールを感じる音場としてイメージできるようになってきました。

いちばんハッとしたのはFM放送で聴くアナウンサーの声が活き活きとした肉声になったことです。

今までを思い起こせば、あれはボーカロイドの声のようでしたが、違いが判るようになるまで気が付きませんでした。

さて、今はユニコーンの位置調整をする際課題となっている下に敷いている板がズレたり外れたりする不具合を、本花梨のオーダーメイド一枚板を制作することにしましたので、出来上がるまでの数週間は一旦お休みして、様々な音楽を聴くのを楽しむ毎日です。
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この日記はブログでも。

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