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コンサート中止の間は無観客上演が楽しみに

日記・雑記
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新型コロナウイルス対策で世界中のコンサートが中止になってしまい残念な思いでいます。

経済活動の方は何とかしてコロナウイルスと折り合いを付けながら再開の路を探り始めていますが、不特定多数が密閉空間に長時間集まり続けるライブやコンサートについては、観客と演奏者の間を遮断するとか、座席大幅に減らして間隔を開けるとか、換気をガンガン効かせて空気を入れ換えるとか、演奏者自体も密集しないよう間隔を開けるとか、凡そクラシックの生演奏を聴く環境には程遠い対策が求められています。

この状況は世界中の人々に新型コロナウイルスの抗体が出来るまで、つまり有効なワクチンが開発され行き渡るまで続くと言われてますが、いつまた未知の感染症が出現するかも?と言われている訳ですから、おそらく世の中の行動様式もアフターコロナの生活様式に様変わりしていくのでしよう。

アーティストの側も暗中模索の状況なんでしようが、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールでは、アフターコロナ時代のストリーミング配信事業に、今までのコンサートそのままをアーカイブして配信するだけでなく、今まで蓄積したアーカイブをテーマ毎に切り出し編集して、あたかも一つのテーマに基づくコンサートを開いたかのようなコンテンツを提供し始めています。
しかも、日本向けには毎週日曜夜8時からのライブ配信というから、コンテンツユーザーの新規開拓も兼ねているようですが、今までのライブは当たり前ですがドイツ時間に合わせてなので、今回の日本向けライブ配信はとてもありがたいです。

さて、 今夜もあと2時間で公演開始です

この取り組みなら、単に昔の本を取り出して読むのではなく、新しい今の時代に合ったテーマに生まれ変わることが可能になりそうです。

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