Vento SQUAREでルームチューニングデビュー

前回の投稿から1週間になりますが、
その後すこしばかり朝晩には涼しい風を感じるようになりました。
今年も暑かった夏を越え、オーディオ心をさそわれる季節に。。。
などと以前にも書いたような気がするのですが
そのたびにひとつずつ年齢を重ねていくのですね。。。

さてオーディオにおいて食わず嫌いで
私が過ごしてきたもののひとつに
ルームチューニングがありました。
でも今年の初め、自室の壁を塗り替えたあたりから
やはり部屋は大切という思いを強くするようになり
そのデビューの機会をうかがっておりました。
そんな折、運よく最近、casiopeaさんの投稿を拝見して
Amazonのセールを知り、Vento SQUARE 6枚組を購入しました！

貧乏性のせいか、なんとなく吸音と聞くと、
せっかくSPから出てきた音がもったいない。。。などと
くだらないことを思ってしまう私なのですが
拡散中心のアイテムということなので
それじゃ～思いきっていってみよう！ぐらいの気持ちでしたが
思った以上の効果がありました。。。汗

この手のものとしては比較的小さなサイズのものでありますし
ポン置きでいろいろ位置を変えて試してみることができるので
さっそくいろいろやってみました。
まず自室（和室8畳）の場合ですが
現在のところ、こんな様子で設置しています。

SP間とそのサイド左右の3枚つかいということなんですが
リスニングするときの耳の高さに近い高さが
効果がはっきり出て、お気に入りなのであります。
響きが整理されると言いますか
クリアに音場が形成されてくる印象があります。
このあたり拡散した音がうまく焦点を結ぶように束ねられたのか
はたまた雑味が吸音されたのか
私にはそのメカニズムがよくわからないのですが
ハイファイ方向によい効果が出ているのは
はっきりわかります。
ついついヴォリュームを上げたくなってしまいます。。。

確たる根拠はないのですが、和室の響きの改善には
かなり効果が期待できそうに思えます。
あとはどちらかというと狭い部屋で
物もけっこう置かれているような部屋
つまりはよくある日本的なリビング・オーディオ向きかな～と。。。

蛇足になりますが
別室（リビング）では床に寝っころがりながら
聞いていることも多いので
TV台の前、床に直に置いてみました。
これがなかなかにすばらしい効果で
TVの音も聞き取りやすくなりました。。。

初めてのルームチューニング後
ライブものをよく聞いています。
実に愉しいです！

Dizzy Gillespie – To Diz, With Love (Live At The Blue Note)1992
http://okmusic.jp/#!/i/collections/897143

Stefano Bollani – Live From Mars (2016)

どちらのアルバムも肩肘張らないハッピーな感じが
伸びやかに響くようになった部屋にぴったりなのです。

さきほどコミュの検索をかけましたら
天井にまで使っておられる方もいらして
さすがファイル・ウェブには猛者がおられるな～と
感服した次第ですが、そういう誘惑に駆られる魅力が
このVento SQUAREという製品にはあるな～と
使ってみて率直にそう思いました。