オーディオ心にさそわれて:電源ケーブル自作篇

日記・雑記
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温暖化のせいか近年、紅葉の色づきがもうひとつです。
とはいえこのところは、
少しずつ街路樹も色づきを増して、
ようやく秋も深まってきたかなという今日この頃、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
前回の投稿から1ヶ月余り。10月ももう終わろうかとしています。
その間、オーディオ心をさそわれて
しこしことセッティングの見直しにいそしんでおりました。。。

まず取り組んだのが、電源ケーブルを短くするという作業でした。
自室の美観を損ねていたケーブル類の整理整頓をするにあたって
いちばん取り組みやすかろうと考えての取り組みでしたが
けっこう愉しめました。。。
自室の場合、コンセントまでの距離があまりないため
1m以下の電源ケーブルがかなり必要でした。
そこでまず練習もかねて、
ごくごくありきたりな3ピンプラグのケーブルを
ちょん切ってプラグをつけかえるところから始めました。

プラグはオスがMARINCO 5266とWATTGATE 5266iや
明工社のME2573といったところ
メスがSCHURTER 4782やWATTGATE 320i
それからAmazonで見つけたドイツのメーカー、ヴィボーの
「オーディオIECインレットプラグ 純銅」
という全体として接点が無メッキ系のもので
2000円台までのものをセレクトして入手しました。
他に用意したのは
テフロン(ふっ素樹脂樹脂)テープ、銅箔テープ、アルミ箔テープ
一般的なケーブル被覆用ポリエステル編組スリーブ
(通常内径が約5.5φ ~)と
錫メッキが施されたケーブル被覆用ノイズシールド編組スリーブ
(通常径:約6φ ~)
シリコンガラスチューブ 4φ
といったところです。

アース線はつながずに少しカットして
シールドするためシリコンガラスチューブをかぶせて
テフロンテープでとめました。
残りの結線するものは被覆をはいで
最初のうちははんだづけで線のまとまりを良くしましたが
慣れてくると線がばらけないように
結線する穴の部分に挿し込めるようになってきました。
そこで特にプラグが透明のものは
挿し込みの様子が外からよく見えることもあって
はんだづけはしなくなりました。
またプラグの片側だけを取り替えることも多かったため
テスターで導通テストをして結線したのですが
うっかりミスがけっこうあって何回かつなぎ直しをしました。。。

ケーブル被覆用ノイズシールド編組スリーブは
ポリエステル編組スリーブにくらべるとかなり重量があり
なんだかよくシールドしてくれそうな感じはあるのですが
作業していると錫メッキがはがれて手にくっつきます。。。
さらに上からポリエステル編組スリーブをかぶせる
という手もあったのですが
いぶし銀っぽい見た目が好みなので、そのままにしました。

ケーブル端末にはアルミテープ、その上から銅テープも巻き付け、
最後にテフロンテープで仕上げをしました。
このあたりは「オーディオみじんこ」さんのページを参考にしました。
みじんこさんによれば
「これは端末を太くすることでプラグへの固定を安定化するため。
プラグ内の配線へのシールド効果も発揮する」
とあります。
たしかにプラグへの固定を安定化する効果はありましたが
私の場合、編組スリーブが緩まないように
しっかりとめる効果のほうが大きかったですね。
銅箔の色がテフロンテープごしに半分透けて見えるのも
自作っぽい感じで気に入ったので、
関係ないところまで伸ばして、わざと見えるようにしてあります。。。

現在、これらの練習用の電源ケーブルは
SPECのデジアン、Dynaudioのサブウーファー
PS AUDIO GCHA(ヘッドホンアンプ)
TRIGON Vanguard II(フォノイコライザー)
Pro-Ject [Essential II](レコードプレーヤー)用のトロイダル電源
に使用しています。

まあ音質的な効果は気休め程度のものでしょうが
ケーブル類の整理整頓という意味では
かなりすっきりしました。
でもまだみなさんにその様子をご披露できるほどでは
ないのですけれど。。。って、
どんだけごちゃごちゃだったんだって話ですが。。。

ともあれ、そんなフレッシュな環境で聞く
こんなアルバムは気分がいいです!
イザベル・ファウスト『モーツァルト ヴァイオリン協奏曲全集』
(DLで先行発売中)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1OLZ20

さて、練習用ケーブル作りから
次回はいわゆるオーディオ用電源ケーブルを使用した
ケーブル作り(改造)のお話となります。
このうちの1本はなかなかの苦難でございました。。。
(続)

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