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ただ声が聞きたくて秋の晩:ソプラノ&メゾソプラノ・ナイト

日記・雑記
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                     2021年11月06日

ようやく朝晩は、かなりひんやりしてきて
さすがにもう11月だものな~と思いつつ
でも今日の昼間、散歩がてら出かけると
汗だくになっている私でしたが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

今年の秋は、なんとなく人恋しい感じで
女性の声楽ものを好んで聞いてしまいます。。。
個人的には、コロナ禍からあっけなく解放されたのに
これまでのうっ憤をはらすっていう爆発的なモードにはなれずに
会いたい人がいても、なんとなくセーブしている自分がいて
その代償的な行為として音楽に向かい合っているせいかもしれません
なんて言ったりして。。。
ともあれ今晩はソプラノ&メゾソプラノの声楽曲をフィーチャーしつつ
新譜を織り交ぜてのご紹介です。

「女性声楽ものモード」に陥るきっかけとなったのは
この曲からでした。
「Aria ‘Solo e pensoso’, Hob. XXIVb:20」
https://www.youtube.com/watch?v=bin1ts3fkTo

先日ご紹介した「Haydn 2032」のVol. 3: Solo e pensosoからで
ソプラノはフランチェスカ・アスプロモンテです。

パフォーマンスの様子はこちら
「AMORE SICILIANO (14) LA CANZONE DI CECILIA, completa (bis)」
https://www.youtube.com/watch?v=UB-sdHQNxYI

(私的にはちょっと懐かしい)Cappella Mediterraneaと共演しています。
そしてリュートはトーマス・ダンフォードです。
今晩は、あまりコメントは書かずにどんどん紹介します。

ダンフォードといえば、
彼の肝いりで(デビュー?)アルバム『アマゾーヌ』をリリースした
メゾソプラノのレア・デザンドレも、かなりのお気に入りです。

「Lea Desandre, Ensemble Jupiter | « Lettres Amoureuses »」
https://www.youtube.com/watch?v=A0P297zdCTM

細身ですが、声量もまずまずだし、
メゾソプラノではありますが、中高音域がよく伸びるし、表現力もあって。。。
あっ、あんまりコメントしないんでしたよね。。。

彼女がハイドンを歌ったものも良かったのでお聞きください。
「Haydn: Scena di Berenice – Aria | Lea Desandre, Opera Fuoco, David Stern」
https://www.youtube.com/watch?v=twMnd0OtC7w

こちらはメゾソプラノっぽい音域での歌唱です。

続いては、シャニ・ディルュカの新作です!
「The Proust Album by Shani Diluka – music by Reynaldo Hahn, Debussy, Fauré & more」
https://www.youtube.com/watch?v=GBIbuQUVRLw

今年は、プルースト生誕150年で、来年は没後100年なんだそうで
あの「ヴァントゥイユ・ソナタ」の出てくる作品にふれないで
ご紹介するのもどうかと思い立って、
でも時間もかかるし。。。ということで選んだ
最新版の抄訳では、バッサリそのあたりの件が切られていて
う~ん、ざんねん。。。
でも雰囲気だけは味わえたかな~というところで
感覚をまるごと追体験させるかのような比喩が多く息の長い文体は
あの時代特有のものなのか、
それとも著者のオリジナリティーなのかさえ
よくわかっていない私でも
このアルバムは愉しめた。。。とは申し上げておきましょう。

たとえば冒頭のレイナルド・アーンのピアノ協奏曲
私は初めて聞きましたが、
スペイン風の味わいがラヴェルっぽくもあるけれど
彼のリリカルな歌曲のような味わいも感じられて
良い曲だな~と思いましたし
この曲をはじめとして、アルバム全体を通しての
ディリュカの選曲のセンスが素晴らしいというのが
第一印象でした。
解説を読むと、そのあたりを
「私たちの魂を開花させる庭師」のようだと評していて
なるほどな~と、私はひとり納得しているのでした。。。

また彼女のピアノも
相変わらず芯の強さを感じさせながらも
音の余韻も愉しめる演奏で、
ファンとしては、安心して身を任せられる音の仕上がりに
なっています。

歌曲ではナタリー・デセイが2曲、フォーレのものを
しっとり歌い上げていて
アルバムのよいアクセントとなっています。

またずいぶんコメントしてしまいました。。。

最後は、マチュー・ヘルツォーク 指揮による
(アンサンブル)アパッショナートの新作アルバム
『Métamorphoses Nocturnes (live)』です。

「Métamorphoses nocturnes – M. Herzog & Appassionato – EPK (english subtitles)」
https://www.youtube.com/watch?v=qycpr_88EKs

今年の9月11日、パリ西郊外のセーヌ川に浮かぶセガン島にある
ラ・セーヌ・ミュジカルでのライヴ収録。

一貫して室内楽の演奏家のみで構成された
アパッショナートの可能性の追求に、
熱血漢ヘルツォークが挑んでいます!
前作のモーツァルトの後期交響曲3部作の
ハイスピードな演奏ぶりとはうってかわって
今作はじっくり聞かせてくれます。

9・11ということもあっての選曲でしょうが
重厚なプログラムではあると思います。
リヒャルト・シュトラウス
『メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作』と
シェーンベルク『浄められた夜』の、いずれも弦楽合奏版。
それらに挟まれる形で
レスピーギの『メゾソプラノと弦楽四重奏(または弦楽合奏)のための
連作歌曲《黄昏(Il Tramonto)》』が収録されています。

『黄昏』の歌唱は、メゾソプラノのアデル・シャルヴェが担当
艶やかな歌声に、私はすっかり魅了されてしまいました。。。

ご紹介した歌手たちのうち
フランチェスカ・アスプロモンテが91年生まれ
レア・デザンドレとアデル・シャルヴェが93年生まれ
と、いずれも、これからが愉しみな若手ではありますが
今夜改めて聞き直してみると
彼女たち、もうすでにそれなりの風格を漂わせている感じもしていることを
再確認した
そんなソプラノ&メゾソプラノ・ナイトでございました。。。

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