付録USBケーブルの有効利用

日記・雑記
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■雑誌の付録
 丁度1年くらい前、某AV誌が、短いお試し用USBケーブルの付録付きで発売されました。この時私はさしたる利用目的もないままに「これはお得だっ!」とばかりに何となく購入してしまいました。しかし今まで一度も使っていないまま手元に残ってしまい、「無駄遣いをしてしまった…」と後悔し続けておりました。]

■気がつくのが遅すぎましたが…
先日ふとAIT-LABO DACの内部写真を眺めていて、オプションで組み込んだUSB接続のためのUDA基板をよく見るとDACのUSB入力端子とUDA基板を繋いでいるのは汎用のUSBケーブルです。これならもちろん簡単に外せますし、オーディオグレードのものとの交換も簡単です。そう言えばおあつらえ向きに短いUSBケーブルが…。思いついたら即実行!(実際にはしまっておいたはずのケーブルが見つからず、悶々とすること約1ヶ月…)

 早速オリジナルのUSBケーブルを外してみますと、こんな細いケーブルを見たのは初めてです。今時の汎用PCパーツでも網線シールド構造が普通です。また、延長も長くUDA基板の廻りでとぐろを巻いております。外して並べてみるとこんな感じ。[:image3:]

■2週間くらいで駆け足比較
紆余曲折がありましたが、4種類のUSBケーブルを試してみると
○ SUPRA…今回のシリーズの中で一番太くて短い(=単価が高い?)ことが災いして、接続不能。

○ ZONOTONE…中低位機の押出が少し強くなり、その分解像度がにぶった感じ。一週間程度聞き続けてみましたが、どうも馴染めませんでした。残念ながらこれはお蔵入り。[:image5:]

ここで援軍登場。追加購入してしまった、エイム電子とWIREWORLDです。

○ エイム電子…中低域のふくらみは収まり、解像度やS/Nも高く感じます。AIT-LABO DACのイメージにはぴったりのような気がします。[:image7:]

○ WIREWORLD…エイムより少し色付けされたきれいな響きが音色に乗るイメージ。そのまま3日間くらい聴きましたが、一番気持ちの良い音。夕べは音楽を聴きながら、どきどきする心地よさで、朝になってしまいました(笑)

■結果
という訳で、当面WIREWORLDのUSBケーブルで行くことにしました。また気が変わったらエイム電子に交換して、すっきりした音を楽しむのもありでしょう。

■今回のメイン試聴ディスク「A WALK IN THE BLACK FOREST」[:image9:]
BSのCD通販で紹介されていてたどりついた、Holst Yankovskyの懐かしい曲。このディスク、Am○zonのレビューでは「録音が悪い」と書かれていました。確かにステレオ初期に良くある、左右が妙に分離した録音もありますが、ポピュラーからクラッシックまで、耳になじみのある曲を元気にピアノアレンジして、楽しいイージーリスニングに仕上がっていると思います。音色も決して悪くないと思うのですが…。

■おまけ
Am○zonで見つけて衝動買いしてしまいました。8Wロウソク球はLEDに換装済み。[:image10:]

===補足===
■SUPRAの逆襲とWIREWORLDの帰還
SUPRA社のUSBケーブルのみコネクター部が長くて硬いため、物理的に接続出来ませんでしたので、1本バラしてみることにしました。カッターナイフ、ニッパー、マイナスドライバーを駆使して、アップストリーム側の樹脂モールドを剥がしてしまうだけです。それにしても硬い…[:image1:]

この状態なら無理なく曲げられます。コネクターのシールド部銅箔は少し傷つけてしまいましたが、この程度であれば問題ないでしょう。
しかしこのままでは見映えも良くありませんし、ショートする可能性もゼロではありません。何よりもおもしろくありませんので、phileweb諸兄直伝のCMCシート+アルミテープ巻き、その後絶縁と見映えを兼ねて熱収縮チューブで仕上げてみました。もともとねじれ構造のSUPRAですから、この仕上がり具合なら十分です。[:image2:][:image4:]

出てくる音は、心なしか低域が細くなり、その分中低域の解像度が上がるイメージで悪くありませんが、やはりWIRE WORLDの方が好みの音色です。

ここまで来たら、WIRE WORLDにもCMCシート+アルミテープでシールドを試してみる事にしました。[:image6:]
きらきらした音楽や女声ヴォーカルだと表現力が上がるような気がしますが、渾然一体となったクラッシック系は、あまり変わったイメージは分かりませんでした。しかしこのままもう少し継続して様子を見ていくことにしました。[:image8:]

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