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花は咲く(その1)2年ぶりにベルウッドさんを訪ねて

日記・雑記
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(この日記の写真はベルウッドさんのをお借りしました)

今年真っ先に桜の開花宣言が出た東京。

この土曜日に2年ぶりのベルウッドさんのお宅を訪問してきました。

羽田空港からは京急と相互乗り入れしている都営浅草線と三田線を乗り継いで約一時間の行程です。

ベルウッドさんと言えばディープなJR赤羽駅前の居酒屋宴会での酒豪ぶりが有名?ですが、ご自宅からの最寄駅はこの地下鉄駅の方が便利だとのことです。

改札を出てベルウッドさんと無事に合流。
住宅街の路を歩いていくと、五輪マークが付いた立派な施設が見えます。

これはJOC – 味の素ナショナルトレーニングセンターという、トップアスリートの為のトレーニング施設だということ。
2020年の東京オリンピックに向けて益々脚光を浴びる施設になるでしょうね。

施設の周囲は桜並木もありますが、開花宣言が出たとはいえ未だ蕾が大きく膨らんだ程度で、来週には花の見頃になっているでしょうね。

散策を楽しみながらご自宅に到着しました。

オーディオシステムの基本構成は2年前と変わらっておらず、今回はこれに加えてFPGA(Field-Programmable Gate Array)を使ったFMチューナーのC-FT50とデジタルレコーダーDN-700Rが加わっています。

このFMチューナーC-FT50は、FM放送のRF信号をダイレクトにデジタル信号に変換し、後段のFM調、ステレオ復調まで全てが、FPGA基盤の上でデジタル処理されるのが特徴です。

従来のアナログFMチューナと比べるとほぼ理論値通りの諸特性が得られるので、受信時の電波状態さえ良ければノイズもほとんど聞こえない優れた特性を持っています。

小生はこのC-FT50の音声デジタル出力を活かして、HDD内蔵のCD-R/RWレコーダーを使った44.1kHz16btのCD規格でエアチェックを楽しんでいるのですが、Bellwoodさんは新たに業務用のデジタルレコーダーを導入されてSDメモリーカードに記録する48kHz24btのハイレゾ規格でエアチェックをされています。

今回の訪問は、お互いのエアチェック音源を聴き比べしてフォーマットの違いが音質にどう影響するのか確認する目的もありました。

2年前とオーディオの基本構成は変わってないと書きましたが、セッティングの点ではこの2年間のうちに格段の進化を遂げられています。
αGELによるフローティングメソッド主体からウエルフロートボードの導入によるメカニカルアースメソッドを組み合わせたものですが、其々の機器の特性にあわせて試行錯誤の上現在に至っていますので、決してこれが最終形ではないとのことです。

小生もメカニカルアースメソッドをいずれ小生も取り入れていく際には参考にさせていただきます。

お聞かせいただいたのは、ベルウッドさんの探究心の表れからJAZZ、クラシック以外にも様々なジャンルの音楽なんですが、小型スピーカーからとは想像も出来ないほど朗々とした鳴りっぷりで、しかもハイエンドシステムのデモにありがちな、優れた音響特性を強調するような音を聞かせるタイプではなく、ソースに含まれている音楽情報を高い音楽性で再現するタイプに進化しているように感じました。

又、センターに置かれたリスニングチェア以外のどのポジションで聞いても音楽が楽しめる、正しく部屋全体がホールと化している様も楽しませていただきました。
勿論、一般形式のバスレフポートを持つ2Wayブックシェルフスピーカーを壁に近接してセッティングされていますから、拙宅のユニコーンから聞こえる360度の放射音とは違う音場形成になるのは感じ取れるのですが、高レベルであることには間違いありませんね。

リビングダイニングに場所を移し、ご用意いただいた美味しいお寿司と日本酒をいただきながら音楽を楽しませていただきました。

さて、肝心のFMエアチェック音源の比較視聴ですが、ベルウッドさん宅と拙宅との条件差が前提に有ります。
(1)送り出し放送局が東京(東京スカイツリー540m)と大阪(飯盛山315m)という、送り出し放送局の差と受信信号強度の差があること。
(2)専用FMアンテナから同軸ケーブルで受信と、CATV局からCATV回線に再送信されたの分波機経由で受信の差があること。
(3)48kHz24btと44.1kHz16btというフォーマット差があること。

このうち(1)についてはどうしようもないことですが、(2)、(3)については新たな設備投資?によって改善は可能な点ですので、聞き比べの結果が大いに気になっていたものです。

音源は、2月17日にオンエアされたベストオブクラシック「パリ管弦楽団と紀尾井シンフォニエッタの名手たち」からマーラー交響曲第4番(室内楽版)で、拙宅からはUSBメモリーに入れたものを、HAP−Z1ESのUSBポートに差しての再生。
Bellwoodさんのは、DN-700Rで録音された音源をHAP-Z1ESの内蔵HDDに取り込んだものを再生、いずれもDSD5.6にアップコンバートして再生しました。

収録は補助マイクも使用されてはいますがステージ上方のマイクによるもので、再生される音場も2階席から見下ろすような聞こえ方です。

ベルウッドさんの録音の方がきめ細かな音質でその分だけ空間表現が豊かに感じます。
これは(1)(2)の影響は分からないが、(3)のなかでもサンプリング周波数が48kHzなのか44.1kHzなのかではなく、16btと24btという録音密度の情報量の差が出ているのではないかと考えられますね。

楽しい時間を過ごさせていただいた後は、GRFさんのお車に同乗してご自宅へ向かいます。
ベルウッドさんは夕方から赤羽での飲み会に参加のため残念ながらGRF邸には行かれませんのでここでお別れです。

今回も沢山の刺激を受けた訪問でした。

ベルウッドさんありがとうございました。

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