3ヶ月前から企画されていたヒジヤンさんとバズケロさんとの年末年始3宅相互オフ会の初日はgenmi宅で行われ、終始緊張の中なんとか乗り切りました(笑)
その翌日はヒジヤン邸で、genmiはこちらの訪問記を書きたいと思います。
当日の朝、アテンド役のgenmiは方向音痴と噂のバズケロさんを隣駅のホテルのロビーまでお迎えに上がり2人でヒジヤン邸に向かいました。
あとは大船に乗ってくださいと言わんばかりに券売機のJR料金マップから目的地までの切符の金額をお伝えし、バズケロさんが切符を購入して電車に乗り込んだまではよかったのですが、途中駅でJRから小田急線に乗り換えることをすっかり失念。
最終的には何とかセーフでしたが、普段から乗換案内とSuicaに頼り切っていたgenmiのアテンド失格でバズケロさんには大変ご迷惑をおかけしました m(__)m
さてさて、ヒジヤン邸はgenmiは初訪問となります。
ご自身は低域フェチと仰っていて、マーラー5番をいかに気持ちよく聴けるかを目標にお部屋と格闘されて来られたようです。お世辞にも広くはない普通のお部屋で大型スピーカーの802Dがどう鳴っているのかに大注目していました。
また、ヒジヤンさんと言えばルームチューニングの達人ですので、その辺のノウハウも学びたいという気持ちを抱きオフ会がスタート。
様々なジャンルの曲をバズケロさんと交互に一曲づつ聴かせて頂きます。
トップバッターはgenmi。出てきた最初の一音でノックアウトです。これはgenmiが未体験の只者ではない音であることが瞬時に分かりました。
ヒジヤンサウンドに対するgenmiの第一印象は、、
スゲェ〜音に包まれている!
床から足裏に伝わる振動が心地イイ〜!
『なるほど〜!!』
今までヒジヤンさんが言われていた部屋全体に音を回すということは何となく言葉では理解していましたが、あーこのことを言われていたのか!とまさに百聞は一聴にしかずです。
ライブ音源では、目を閉じればそこは響きの豊かなコンサートホールそのもの。芳醇で、かつ中低域の充実している音に包まれる快感度と幸福度は相当なもので衝撃体験でした。
これに大きく貢献しているのがお部屋の壁や床なのですが、元々は正方形8畳で壁も床も柔という悪条件が揃った普通の寝室だったと言います。これを802Dの重さとパワーに耐えられるレベルまでご自身でDIYされたというのですから驚きです。
そしてgenmi的に何がすごいかと言えば、ただ部屋を強固にしたという単純な話ではなく、いい塩梅な硬さにして積極的に壁や床の振動をヒジヤンサウンドに活用しているということ。見事にマイナスをプラスに変えているのです。
床から伝わる振動は体感型ボディーソニックそのものですが、決してそれが再生音を濁らしたり邪魔したりすることはありません。『感動成分』だけを『音楽』に付加してくれるのです。低域の振動を常に体で感じながら音楽を聴く喜びを知ったと同時に、ヒジヤンさんの絶妙な音響コントロールの凄みを感じました。
これはgenmiのような凡人では到底マネできないことですし、拙宅のようなカチカチの硬い床では絶対出せない音なので、悪環境からこの唯一無二のヒジヤンサウンドに仕立て上げられたヒジヤンさんには本当に最大級のリスペクトを贈りたいと思います!
部屋のあちこちにある調音グッズや壁や天井のあちこち貼られた木片の意味や目的も詳しく教えて頂き大変勉強になりました。帰宅途中に100均に寄って材料を調達したので正月休みの工作とさせて頂きます(笑)
総括として、ヒジヤン邸では大編成のジャズやボーカルものも本当に気持ちよく鳴りましたが、ヒジヤンさんの土俵であるクラシックの再現力は圧巻で、やはり他とは格が違うなと思いました。
ヒジヤン邸のラストを飾る曲はもちろんヒジヤンさん渾身のマーラー5番。今回聴かせて頂いたクラッシックの中でも一際際立っていて、第一楽章に時折現れるあの印象的なモチーフがgenmiにはヒジヤンさんの魂の叫びに聴こえました(笑)
『ど〜だ♪ ど〜だ♪ ど〜だ♪』
後半で、どっちがお好みですか〜?
とか、天井の小さい木片一本の有無で音が違って聴こえますか〜?
などのイリュージョンもあってまるで体験型アトラクション遊園地にバズケロさんと遊びに行ったようなイベント盛り沢山でお腹いっぱいの一日でした。
ヒジヤンさん、バズケロさん、ありがとうございました。また年明け早々にお会いしましょう!(笑)
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genmiさん
おっ!こちらも早い日記でびっくりしました。
ホッとして二人ともリラックスしているなあ〜〜〜!
連日大変お世話になりました。
方向音痴を自負するバズケロはgenmiさんのアテンドのお陰でこんなにスムースに移動できるなど望外の極み!!!切符のあれこれなんてバズケロにとっては微風に吹かれる落ち葉みたいなものです(笑)
ヒジヤンサウンドのファーストインプレッションをとても楽しみにしていました。
バズケロがヒジヤンサウンドをリスペクトしているのは、お書きになられたように逆境を乗り越えて音楽の味方につけるレベルまで努力されるそのお姿なんですよね。
めちゃくちゃ熱い音楽&オーディオ愛!!!
バズ&ヒジの交流会もこれからも続くと思いますが、毎回何らかの仕掛けを用意してくるヒジヤンさんのサービス精神が楽しみの一つになっています。
今回のどっちがお好き?!も面白かったな〜
バズケロがのめり込んだ昭和歌謡!
語る感想がエロ話ばかりだったのはバズエロの本性なので…(笑)
今回バズケロが感じたヒジヤンサウンドのイメージは、円熟!
なんでもこなせる芳醇で馥郁なサウンドに舵を切ったと思います。
ヒジヤン邸でこんなにジャズが演奏されるとは予想外でした。
そうですね…まるで深海の様な密度の濃い空間がオンリーワンだなあ!っていう感じ。
それだけ音響的にもセッティング的にも全方位で穴が無くなってきた?!ということではないでしょうか。
お互いオヤジだけどお互い大人になったな〜〜〜です。
まだまだ楽しみは続きます!
本当にオーディオと音楽が生み出す人と人の繋がりは楽しいものです。
ヒジヤンサウンドに大喜びするgenmiさんを見ることができてバズケロもとても幸せになれましたよ!
では、では
バズケロさん、こんばんは。
レスありがとうございます。
昨日駅で別れたばかりですが、また明後日お会いできるので3宅相互オフ会は本当に贅沢ですね(笑)
今回はgenmiがトップバッターを飾り、終わっちゃえば後はシメシメ!
ジックリと聴かせて頂きますね!(笑)
いや〜、あの域までだとは想像していなかったのでヒジヤンサウンドには驚きました。
本当にめちゃくちゃ熱い音楽&オーディオ愛ですよね!
ただ一つ残念だったのは、今回が初訪問で以前の音を知らなかったこと。バズケロさんがヒジヤンさんに「大人になりましたねー」とか音の変化についてコメントを言われていた横でgenmiは取り残された気分でした(笑)
今回めっちゃ勉強させて頂いてgenmiは少し成長できたような気がしています!
>本当にオーディオと音楽が生み出す人と人の繋がりは楽しいものです。
本当にそうですね!
では、今のバズケロサウンドをすごーく楽しみにしています!!!
genmiさん
明けましておめでとうございます。
昨年のオフ会ですが、バズケロさんのアテンドをお疲れ様でした。そして、拙宅の音を楽しんでいただけたようでよかったです。
「まるで体験型アトラクション遊園地」と表現してもらい、それが普通となっている自分からは、初めての人はそう感じるのかと「新鮮な感覚」を受けました。
自分のサウンドがウィーンの楽友協会ホールでの体験に大きく影響を受けているのは当日にお話した通りです。床下から基礎に設置した25本の束ですが、最初はこれでもかと言うほどに締め上げていました。
ところが、楽友協会ホールで感じた「ホールが鳴っている」と言う感覚から、帰国した当日に再度床下に潜り束の締め上げを緩めたのです。楽友協会ホールの床はビリビリと振動を感じ、わき上がる様な低音を味わったからです。調べてみると、このホールの構造は浮かし床の浮かし天井だったのです。
この体験から、「部屋を鳴らす」「音を回す」と言う発想で音作りをしています。とくに「部屋を鳴らす」と言う手法を推奨しているわけではないのですが、自分のオーディオ感は、「音楽での感動体験が大事で、そのイメージでサウンド作りを実施することを推奨する」というのがあります。
加えて、自分はホールの前方席で聴くのが好きなので、そのイメージでサウンドを仕上げています。だから、「音量は大きく」「感じるような音を」「明瞭に聴く」のが好きです。その面からも、長年やってきたマラ5再生を評価してくれて嬉しかったです。
話が固たくなってしまいましたが、genmiさんの日記からは「漫才のようなバズケロさんとのやり取り」の様子が出てくると予想していたのですが外れてしまいました。それよりも、方向音痴さんの印象が大きかったのですね。
何にせよ、若武者genmiからは諸々の刺激を受けています。オーディオ離れしそうになっていた自分を、また引き戻してくれたのはgenmiさんのおかげです。今回の3者相互オフ会は面白いですね。各人のオーディオ再生の内面までも感じられるオフ会イベントになりました。
さて、次はバズケロ邸ですね。新年らしく、気楽になった二人がたっぷりと弄る「新春お楽しみ会」と致しましょう!今年もよろしくお願い致します。
ヒジヤンさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
そして明けましておめでとうございます。
ヒジヤンサウンドを聴かせて頂いたおかげでgenmiの引き出しが増えて「部屋を鳴らす」「音を回す」ということが完璧に理解できました。
ヒジヤンさんの涙ぐましい努力は間違いなくサウンドに反映されていて、genmiに言葉以上のモノを伝えてくれました。
そして、ただ部屋を強靭にすればよいとか、常に振動を悪者にするとか、ナンセンスであることを気づかせてくれました。
802Dのような大型スピーカーの分厚いサウンドは逆立ちしても真似できませんが、小型スピーカーならではのメリットを最大限に引き出しつつ、中域の量感アップと音場のスケールアップを図りたいと思っています。本当に刺激になりました。
笑のネタは山ほどありますが、それ以上にヒジヤンさんの音について語りたかったので割愛させて頂きました(笑)
いよいよ明日は大トリのバズケロサウンドですね!楽しい楽しい今回の3者相互オフ会のラストを『気軽に』楽しませて頂きたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
バズケロさん
明けましておめでとうございます。
genmiさんの日記を読んで、「またやらかしていたのか」と当日知らされていなかった事実を知らされました。
拙宅では、「ヒラリーハーンとムターのどっちがお好き」から始まり「昭和歌謡曲のエロ聴きタイム」までエロモード全開でしたね。改めて、バズケロさんの内面を知ることが出来た気分です。柔らかいバズとお堅いヒジ、このバランスがいいんでしょうね。「みな誰しも自分が正三角形」話題も楽しかったです。
>お互いオヤジだけどお互い大人になったな〜〜〜です。
「お互い・・・」の部分に引っ掛かりがあるのですが、、、
さて、明日はバズケロ邸での大将戦ですね。
JBL部屋の円熟度はどこまで到達したのか!新生ハーベスのサウンドは如何に!
楽しみで、楽しみで、今夜は眠れそうにありません。
今年もよろしくお願い致します。
ヒジヤンさん
genmiさんの日記を借りて明けましておめでとうございます。
>「またやらかしていたのか」と…
バズケロのお約束ですから(笑)
>柔らかいバズとお堅いヒジ、このバランスがいいんでしょうね。
お笑いコンビに良く見るバランス???どっちがボケ役ツッコミ役なのかは考えない方が幸せですね。
>お互いオヤジだけどお互い大人になったな〜〜〜です。
>「お互い・・・」の部分に引っ掛かりがあるのですが、、、
おっ!抜け駆けはダメよ〜
この場ではバズケロが引きますので、名誉ある「円熟オヤジの地位」をお譲りしましょう!!!
その円熟ぶりを明日のオフ会でも発揮してメッチャ優しい大人してくださいね(笑)
では、では
バズケロさん、こんにちは。
明けましておめでとうございます。
今回、バズケロさんとヒジヤンさんのとっても仲の良い、そしてだからこそ言い合える関係を羨ましく見てました。ただ褒め合うとかお世辞を言うとかではない、でも互いをリスペクトしたオヤジ職人同士の会話は奥が深くて非常に面白く興味深かったです(笑)
明日はお世話になりますがよろしくお願いいたします。
そして今年もよろしくお願いいたします。
genmiさん、あけましておめでとうございます!
今朝の初日の出は素晴らしく美しくて2023年も頑張る力をもらった様な気がします。
ヒジヤンさんのシステムは音が回り込むのですねー。
臨場感と没頭感が優れて気持ちよさそうですね!
リアルに音楽活動をされている方の耳と経験は一味も二味も違うのでしょう。
良い経験をされましたね。
出力側の装置関係が行き着くところまで行ってるので、受け側の部屋も同じレヴェルで行く着くとこまで進むしかないですなー笑
2023年は部屋調音の修羅道を歩んでください!
CENYAさん、明けましておめでとうございます。
レスありがとうございます。
それと心癒される初日の出の写真もありがとうございます!
昨日は仕事現場から終電でご家族の元へ帰られて、年越しは電車の中とお聞きしていたので、まさか日の出を拝みに行かれるとは想像していませんでした。
おかげさまでこちらも頑張る力をお裾分けしてもらいました!
ヒジヤンさんの音はハンパないですよ〜
色々と書きましたが、とにかく自然なので全身で音楽に没頭してしまうような感覚です。
はい、オーディオ的だけでなく、音楽的にも耳のレベルの高い方のサウンドは間違いなく一味も二味も違うと思います。
今回はヒジヤンサウンドに刺激を受けてヒジヤンさんの経験と知識をお裾分けして頂きました。
今、部屋の調音がめっちゃ楽しいです!
本当にコロコロ変わります。
いい塩梅なところを探っているので、完全したらまた定点観測をお願いしますね。
今年も引き続きよろしくお願いします!