前回のQRD Diffusorですが、1800ではなく、1/3サイズの600ミニ・バージョンを作成する事にしました。
過去には高さ600サイズがあったようですが、アイキャッチと下画像は、私が1200画像を元にフォトショの合成画像で作ったモノで現存しません(現在は販売中止)↓
600にした理由ですが、
① 1800という長尺だと、寸法公差の面で不安材料がある事
② 1800を1枚作っても置き場所が無い事
③ 現行のルームアコースティックを拡散方向にシフトしたい事
④ リスナー正面の壁に置くので、AGSモドキはプロジェクタースクリーンとのクリアランスの関係で置けない事
などが理由です。
あと、値段も理由ですね。
見積を取ったら、天然木無垢材で作っても3万円を切る価格なので、製品の約半額程度です。
製品版と違って、中身が詰まっているブロックタイプなので、600サイズと言えど、重量は製品の1200サイズより重くなります。
置き場所ですが、現行、リスナー正面にはAbffusorが3枚設置してありますが、高さが1200なので、その上に乗せる形で使います。
スピーカー全高が1200mm以上あるので、ツィーターをカバーしきれていない面もあります。
Abffusorと自作Diffusor-600で高さ1800を稼ぐ形になりますね。
QRD(現地はRPG)の推奨は、中高域がDiffusor。中低域はAbffusorなので、設置としても問題ないのではないかと思われます。
最近のマイブームのAGSモドキも考えたのですが、プロジェクタースクリーンの壁からのオフセットが13㎝しかないので断念しました。
例によって、AGSモドキは壁に密着はNGっぽいので、全然奥行きが足りません。
スクリーンを前に取り付け直すことも不可能ではないですが、以前、友人に取り付けヘルプを頼んだら、設置後に脚立から転落して怪我を負ったため、また頼むのは些か難しい面もあります。
600サイズに当たってCAD図面も変更しました。
といっても、ただ縦を短くしただけなので、何ら難しい事はありません。
QRD製品版と違って、作り付けではなく鬼目ナットで組み立てる仕様にするので、後々にサイズ変更や仕様変更で組み替えることが出来ます。
重量級オーディオラックを鬼目ナットで組み立てるケースもあるので、剛性的にも問題ないでしょう。
パッと見て製品版と違いが分かるように希少銘木で作ろうとも考えましたが、ブラックウォールナットやチェリー無垢で作ると85,000円を超えるので却下しました。
さすがにそんな値段でポンポン作れる財力はないので。
ただ、銘木は良い響きがします。
現在は、パワーアンプ下にブラックウォールナット無垢1枚板50㎜厚を敷いて使っています↓
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へっぽこハム太郎さん
やはりQRDも自作に踏み切られましたか。
作るのって楽しいですからね。
ですが、自分で作るとなると凝りたくなってしまうんですよね。
使う材料は何がいいか・・・なんて。
特に木材は沢山ありますから、面白いですが迷ってしまいますね。
・私は、あれこれ考えた末に・・・どうせ大して変わらないだろうから安いものにしておこう派です。
・自分の以前のオーディオ仲間には、凝りに凝ってバーズアイメープルの〇〇産のなどと言って、産地にまで凝っていた人もいました。
・ハム太郎さんはかなりの凝る派だなーなんて拝見しました。
精度の話についてもしかりです。
小型のQRD Diffusorはいろいろ場所を変えたりしながら楽しめそうですね。
興味が湧いて来たので、リスニングルームの全景が知りたくなってきました。
ヒジヤンさん、コメントありがとうございます。
> 自分の以前のオーディオ仲間には、凝りに凝ってバーズアイメープルの〇〇産のなどと言って、産地にまで凝っていた人もいました
現行のオーディオラックが正にハードメープル無垢で作りましたが、バーズアイにすると、全棚揃わないと作れないので、加工業者に難しいと言われてしまいました。
木目が3面使用でなく、4面使用に拘りましたが、これも板が揃うのに期間を要するのが恒例です。
> 小型のQRD Diffusorはいろいろ場所を変えたりしながら楽しめそうですね
小型にしたのは、仰る通り、場所を変えて楽しむ面もあります。
効果ありなら増殖するかも?ですが(笑)
> 興味が湧いて来たので、リスニングルームの全景が知りたくなってきました
もう少し真面に見れるようになってから全景は出そうかと思います。
ただ、先日にアコスの住人さんに「檻みたい」と言われてしまいましたが(汗)