かねてよりの、拡散パネルのNBRシート貼り付けが完了しました。
NBRシートを貼り付ける切っ掛けになったのが、拡散パネルがプラ樹脂故に、叩くとポコポコ、ペコペコ音がしていたからです。
まあ、間違いなく、スピーカーからの音圧によって樹脂の共振音が乗っている筈だと考えての事です。
某社のルームチューニングアクセサリーであるパネルですが、これも叩くとポコポコ、ペコペコ音が鳴り、特に高域の帯域に共振音が乗っていました↓
発売当時、オーディオ雑誌の特集で紹介されていましたが、「壁に平行に使ってはダメ」と言われていましたね。
これがその後にモデルチェンジしましたが、背面とサイドの剛性を上げ、音圧で共振しないように改良されていました。
その分、値段も高くなりましたが・・・・・
今回の拡散パネルも、無対策では相当な共振音が乗る事になります。
巷の意見では、「裏の窪みに油粘土を入れると良い」というのがありましたが、私は裏面にコーキングを充填しました↓
ところが、コーキングを入れたところは良いのですが、コーキングを入れていないところはタダの2㎜厚のプラなので、そこが共振しているのが判明しました↓
これの対策として、壁に密着させるべく、26㎜長の虫ピンを壁ごと打ち込む事をやりましたが・・・・・
これで、叩いて共振音は、ほぼしなくなりましたが、如何せん見栄えが悪く、腕を近づけるとピンの頭が衣服に引っ掛かるという・・・・・
そこで考えたのが、裏面にNBRシートを接着して、ゴムでダンプする方法です。
本当は、ソルボセイン・シートを使いたかったのですが、NBRシートの3~4倍の値段がするので断念。
NBRシートを接着し、壁に取り付けたところ、殴っても壁と同化しているような「ドスッ!」と重い音に変化し、樹脂の感覚はほとんど無くなりました↓
これで試聴しましたが、虫ピンの打ち込みで共振音は無くなったと思っていましたが、NBR接着と比べると、虫ピン打ち込み仕様はまだまだ共振音が乗っていたという事が分かりました。
ソルボセイン・シートならもっと良さそうですが、如何せんお値段が・・・・・
今考えているのが、防音工事用のゴム製遮音シートを接着したらどうなるのか?興味があります↓
遮音シートは比重が高めなので、良い結果を生むかもしれません。
先日の日記で意見が出たポリエステル繊維吸音ボードも購入してみましたが、何処に使うか検討中です。
ポリエステル繊維の吸音材は、モノによって密度?硬さが違うようですが、私が以前購入した、「吸音しない吸音ボード」どう違うか興味がありますね。
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へっぽこハム太郎さん、おはようございます。
プラ樹脂拡散パネルのお試し仲間にtonkatsuさんも増えて楽しくなって来ましたね。
製作編だけでなく、試聴編もよろしくお願いします。
自分は今のところ、これを活用すべきか否か迷い中です。
ヒジヤンさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
ヒジヤンさんの日記で思い出したのですが、私もコントラバスが膨らんで色々対策をやってました(日記の方にレス入れれば良かったですね)。
周波数的には60~110Hz辺りで、コントラバスだけではなく、男声の声楽系でも不快なアコースティックになってました。
当時はAGSモドキも同時にやっていたので、色々な対策を同時にやってしまったため、何が切っ掛けで膨らみが解決したかは正直覚えていないのですが、今はもう全て解決しています。
参考にならなくてすみません。
チェックした楽曲ですが、以下のリンクの14曲目、「アヴェ・ムンディ」です↓
冒頭でコントラバスが入ってきますが、最低部分で「モワー・・・・」っと膨らんで不快でした。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B00005J4N3
このタイトルはSACD1層という、今では珍しいモノです。当然ですが、CDプレーヤーでは掛かりません。
昨夜、スピーカー後ろの壁コーナー付近に、NBR接着拡散パネルを片側2枚、計4枚を貼り付けましたが、これが良い方向に激変しました。
文才が無いので音の表現が難しいですが、「キレがあるのに煩くない」という感じです。
楽器和音の分離がキッチリになってスッキリにもなりました。
楽しくて時間を忘れて、気が付いたら朝の5時になっていて正直睡眠不足ですw