昨日は、Auro3Dさんが拙宅にいらっしゃいました。
数時間にわたり、マルチチャンネルオーディオ音源の比較試聴を行いました。同じ音源をAuro-3Dに至適なSP配置の状態でAuro-3DとAtmosフォーマットでどう変わるか比較したり、Atmos用SP配置でAuro-3DやAtmosフォーマットの音がどう聴こえるかなど、様々な比較を行いました。その詳細はたぶんAuro3Dさんが紹介なさるでしょう。
この日記では1点だけ。
donguri、先週天板に穴をあけセンターSP(805D3)を半分潜らせる配置というセッティングをしました(下の写真)。今回は「音」優先という事で、穴をふさぎ、左右SPより10数センチ低めのセンターSPの状態でほとんどの試聴を行いました。
色々聴いている内にAuro3Dさんは、donguriのセッティングでは、リスニングポイントからのセンターSP、センターハイトSPへの距離がほぼ同じであることが気になってきたようでした。この状態だと音像がハイト側に持ち上がったように聴こえるが(映像作品ではむしろ目指すところ)、Auro-3Dの本来のSP設定としては、センターハイトSPへの距離が長くやや遅れて音が聴取者に到達する様にするのが理想であるとのこと。そこで、センターSPを左右と全く同じ高さ(同じSPスタンド上に設置)かつラックの直前に配置というセッティングも試しました。以下の写真です。
結果は明らかでした。低いセンターSPの時と比較すると、センターSPが左右SPと同じ高さかつ同一線上設置の方が、中央部の音は自然で上下、奥行方向の音場が広がった感があり、良いのです。
ちなみに、上の写真では、今回開けた穴の様子も良くわかります。黒い円盤はKaNaDe02で、スピーカーの下敷きとして使ってます。
Aruo3Dさんはご自分の運転でいらっしゃいました。拙宅を後にした後は伊豆へ向かうとのことで午後3時半頃に試聴会・取材?はお開きとさせていただきました。お疲れさまでした。
コメント ※編集/削除は管理者のみ
donguriさん
ちょうど、お礼のメールを入れたところで、こちらを覗いてみましたところ、びっくりしてしまいました(笑)。
いや、いくらなんでも、大河ドラマ主役の松潤が浜松に来た!というのとは違うのですから(汗)、このタイトル、勘弁してください・・・
今日はちょっとこれから芝刈りをしますので、すぐには無理ですが、訪問期はブログの方で書かせていただきますね。
と、ここで出し惜しみせずに一言だけ書けば、前回お邪魔した時(805D3がLRのみ)に比して、6本で囲まれた今回の音は、「全く、全く別物」。3Stepsぐらい駆け上がった印象を持ちました。Dirac Liveのようなハイテク補正なしに、「Credo」のマルチがうるさくなく聴けるのは、間違いなく、苦労してSPを同一にされた成果だと思います。
八ヶ岳を後にする時、東京の書斎に帰ったらもう「Credo」は聴くのはやめようと心に誓ったのでした(笑)
Auro3Dさん
コメントありがとうございます。
タイトル、強すぎと感じられましたこと、
お詫び申し上げます。
でも、なんとかAuro-3Dを盛り上げたいという気持ちがありまして、
つい、過激な表現に、、、
donguriさん
先ほど、「実践編」を脱稿しまして草稿をお送りしましたので、ご査収ください。
>なんとかAuro-3Dを盛り上げたい
その志、大変、感謝です!!!「友の会」のみんながそう思っていただけると嬉しいのですが(汗)。ただ、盛り上がるのは、「Auro-3D」の方だけで十分で、「Auro3D」は黒子でいいんですが(笑)。
今後ともよろしくお願いします!!!
donguriさん、おはようございます。
貴重な実験結果のレポートをありがとうございます。
やはり、フロントLCRのスピーカーは同一高さにした方が自然さや音場感覚で勝った様子ですね。勉強になりました。
自分はこれまで、同一条件での比較はしたことがなかったのですが、数々のオフ会経験の中で同様に感じていました。
5chサラウンドの場合
LCRの高さを揃えると
・綺麗に水平方向に音場が広がり、音像配置も適切に並ぶ
Cのみ低い位置に設置すると
・音場の広がり方がいびつとなり、音像配置もバラバラになる
比較条件が多岐に渡ってしまいますが、
LRをB&W801D CのみB&W802D では、
・高さは約60㎜違いでしたが、LCR共にノーチラス801の時の方が素直に繋がっていた
◇上記から、LCRの高さは揃えた方が良いのだろうと思いました。
理屈として捉えると、スピーカーから出た音は1)直接音、2)初期反射音、3)響きを総合として聴いているので、角度を付けて直接音だけを耳位置合わせをしても、2)初期反射音、3)響き がバラバラになってしまうためと捉えています。
ただ、LCRの高さを揃えた場合、デッドな部屋ですと音像も音場も水平方向のみに広がるように感じることに引っ掛かりも持っていました。これを解決するのが、2chでは部屋中に音を回すことです。
ですが、Auro-3Dのように2層目もある場合は高さ方向の広がりも持たせられるので、部屋を使わなくともより自然な再生が可能でしょうね。それでも、2)初期反射音、3)響き までも調整するなら、部屋にも配慮が必要と言うことになりますね。
研究熱心なdonguri邸のサウンドがどこまで進化するのか楽しみにしています。
ヒジヤンさん
コメントありがとうございます。
結局のところ一番いいのは、同一SPでそろえ、高さもそろえたほうがい良いというのは当たり前の結果です。あとはそれから外れた時、どれくらい許容できるかは、たぶんリスナーによって異なるので、実際に試してみてねという事しかないかな。
マルチチャンネルでは、2chより部屋の影響への配慮は少なくても良いのかもしれませんが、おっしゃるとおり、「2)初期反射音」、「3)響き」など調整をする意味は有ると思っております。
部屋の影響については、スピーカーが増えると、2chより複雑なことが起こっているのでしょうが、2chにおける基本をもとに考えていくしかないのかな。Audysseyじゃ不十分、Dirac Liveの導入が良いとお聞きしていますが、現行アンプSR8015では不可能なので、部屋の音響対策をDIYでもう少しやっていこうかと思っております。
donguriさん こんにちは
センターSP半分沈めナイスですね〜♪
それだけでなくて、
皿ネジ風にスポッと嵌る上蓋を作製されるところに痺れました!!
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nightwish_daisukiさん
コメントありがとうございます。
切り取った天板を見てると、
どうしても、
「おまるのふたに似ている」
という思いが消せません。